皆さん、こんにちは。今週もお届けしていく、このブログ。よろしくお願いします。
皆さん、ご覧になりました? インバウンドに人気のある、盛岡の魅力を紹介した番組。岩手山の景色や、赤レンガ館、わんこそばに岩手公園。あ、モリ介は、盛岡城跡公園とは呼びません。何十年間も「岩手公園」だったので、頑なに、そう呼ぶことにしてます。意外だったのは、ジャズ喫茶さんもそうだったけど、報恩寺さんの五百羅漢。モリ介は、ジャズを聴かないので、頭の中には元々なかったけど、五百羅漢は渋い。なかなかの選択。モリ介は、十六羅漢にはたまに立ち寄るけど、五百羅漢には行ったことが無い。報恩寺さんには、ご葬儀で何回かは行った事がありますが。盛岡にいらっしゃる観光客の皆さんも、色々と勉強されてるんだ、と感心しました。選外ににはなったけど、手作り村や材木町よ市なんかも、魅力的だと思いますよ。
で、十六羅漢なんだけど、公園に石像がありますよね。羅漢さんの像。でも、数えてみると、21体あるって知ってました? モリ介は、てっきり16体しなかい、と、思ってましたよ。公園の説明書きを見ると、羅漢さんは16体だけど、他に如来さんが5体あるんだそうです。どれがどれかは、全然判りませんが。今回、有名になった、神子田朝市からも、そう遠くない。ゆっくり歩いても10分ぐらいです。朝市でお買い上げになった食材、朝のさわやかな空気とともに、公園のベンチで食べてみるのも、いいかもしれませんよ。ゴミは持ち帰って下さいね。
さてと、今朝の卸売場に出てみましょう。思ったほど荷物は多くない印象。いくつか、候補を撮影しつつ歩いていると、あんまり見た事のない箱が。横に、父島、とある。神津島あたりからのキンメダイなんかは、良く入荷してるけど、それとは違う、カツオやブリのやや大型が入る、細長いやつ。箱書きを見ても、字が判別できない。担当者に尋ねると、「オナガダイです」とのこと。ん? 聞いたことがあるような、無いような。これは撮るっきゃないと、氷をかき分け…。
小笠原諸島は父島産のオナガダイ、3.7キロです。標準和名は、ハマダイ、というんだそう。尾びれの先までだと、1メートル弱ぐらいですかね。って、どの写真も尾びれがしっかり写ってない。なんだよ、もう。でも、きれいなお姿。皮目を活かしたお造りや、色薄めの煮汁を使った煮付けなんかがおすすめ、とのこと。沖縄あたりでも珍重される、高級食材らしいですよ。料亭さんとか割烹さんなんかに、引き取られていくんでしょうか。
そして、もう一つのご紹介は、大方の人が、見ただけで判るであろう、この商材。
はい、そうです、サザエです。少々珍しい木箱入り。秋田県産です。6.3キロで、数えたら26玉入ってました。他にも、秋田の他の出荷者さんとか、新潟からも入荷がありました。でも、一番大きかったので、こちらを採用。貝類は、大方、春先が旬なんだけど、やっぱり好きな方にすれば、バーベキュー食材ですよね。もうすぐ、野外メニューのハイシーズンを迎えます。モリ介にすれば、量販店さんにも、ぜひ品揃えしていただきたい商材なんですがね。去年のブログにも書いたんだけど、知り合いで、うるさいのが居るのよ。バーベキューをやる度に、サザエを遠くまで買い出しに行かなきゃならない、って。「お前、市場勤務なんだから、何とかしろ」とまで言う。専門店さんに行けば? と言うと、肉もタレも買わなきゃないからめんどくさい、と、ぬかす。今年も文句を言われるのかと思うと、ちょっと憂鬱。え~、量販店のバイヤー様、品ぞろえのご検討、宜しくお願い申し上げます。意外とお求めになるお客様、多いんじゃないかと思われますので。ホタテ貝ばかりが、バーベキュー向けの貝、ではございません。
さて、この辺で、と思ったけど、今日は時間がある。もう一品紹介すっか。というわけで、こちらの写真。
商品名書いてますね。「千成ひょうたん、しば漬」とある。どうやら、赤と白があるようです。白いしば漬、というのも、なんかピンと来なかったけど、ひょうたんって食べられる事にまた、びっくり。白い方をアップにしてみました。
接写しすぎてピンボケですな。でもしっかり、ひょうたん、ざんしょ? 原料は、食用のひょうたんで、ベトナム産なんだそう。あ、ひょうたんだけど、観賞用の物は食べられませんよ。必ず食用かどうかを確認して食べてくださいね。食中毒になりますよ。ちなみにこのしば漬、担当者によれば、カリカリ梅のちょっと柔らかめの食感、なんだそう。うむ、的確な表現、見事。販売仕向け先としては、やっぱりホテルさんとか旅館さんが多いらしい。お膳の小鉢に付けたりして。で、市販用は、お土産コーナーに置くんだとか。部屋に備え付けのお菓子って、なぜか美味しくて、買って帰ったりするもんな~。でも、縁起のいい千成ひょうたんなので、正月のおせち商材としても、いいんじゃないでしょうか。年末商戦での品ぞろえにぜひ、お願いします。というわけで、お時間となりました。本日はここまで。また、明日お目にかかります。モリ介でした。