• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。週末の土曜日、お届けしてまいります。実は、水曜日の草取りの翌日から、太ももの裏が痛い。筋肉痛ですかね。今朝になってようやく収まったんですが。あ、決して、今朝から痛くなったわけではありませんよ。完全に翌朝からです。

どうして、雑草って、伸びるのが早いんでしょう。本当は、4月ぐらいから、手をつけなきゃならなかったんですが。30センチぐらい伸びたやつもあって、種だか胞子だかわからないけど、袖がつぶつぶだらけに。出入り口のあたりは、草取りの後、除草剤をまいたけど、効果はどうなんだか。キャッチコピー通りだと、年内はもう生えないはず。問題は、実家の庭。葉っぱから吸収して枯らすタイプの除草剤だと、植えた草木によっぽど近くなければ、問題ないはずなんですが、モリ介母が頑として嫌がる。庭が全滅するかも、と、思ってるらしい。土に落ちた成分は、すぐ分解されて、影響はない、と言っても、最後は「おら、やんた。」 こうなると、どうしようもない。どれが雑草かも区別が付かなくなって、いずれ、うっそうとした感じに。また、カモシカが迷い込むんじゃないの? エリア区切って試してみよう、という提案も脚下。全然前に進まない。まあ、歳で頑固さが増してるから仕方がない。でも、歳がいってなくても、最後はこんな感じになる人、いますよね。そんなタイプの上司に振り回されてるアナタ、お疲れ様です。モリ介も、詳しくは書かないけど、同様の経験で、散々な目に遭ったことがあります。イライラしないで、冷静に、提案をし続けましょう。

それでは、土曜日の卸売場。カツオにブリ類、イワシにアジ、ナメタガレイも入ってるし、養殖のサーモンもある。魚はあるんで、ネタの切り口だよな~、と思いながらフラフラと。あ、あった。「ビリめ」 なんだこりゃ。

カタカナの「ビリ」と、ひらがなの「め」。なんのこと? 中身はこれ。

メダイです。東京は、神津島産。伊豆半島沖にある島ですけど、東京都。伊豆諸島に属しているようです。東京から、船で10時間もかかるんだとか。売場でよく見かける神津島産の魚は、キンメダイですかね。そんなわけで、「め」はメダイのことなんだけど、「ビリ」とは、何? 担当者やベテラン社員、お客さんまで含めて、何人かに尋ねたり、聞いてもらったりしたんだけど、結局わからずじまい。だた、このメダイ、サイズがあまり大きくない。なので、小さ目サイズを「ビリ」と呼ぶんじゃないかと。これは、ベテラン社員の考えですけどね。調べてみると、電気ショックを使ったビリ漁なるものや、高知産極上鮮度のカツオをビリと呼ぶ、みたいなのもあった。「我々の必死の呼びかけにもかかわらず、UFOは飛来してくれなかった」みたいなエンディングですみません。

お次は、昨日の取材から。前に、天ぷらネタで有名な、メゴチ(ネズッポのほう)をご紹介しましたが、別のメゴチが入荷してましたので、ご紹介。

これが正真正銘のメゴチ。宮城県産で、5キロ11尾入りです。しっかりと活き締めしてありますね。でも、後で紹介するマゴチと比べると、身が水っぽい、と、調べたらありました。おすすめメニューも、煮付け、塩焼き、唐揚げ、と、加熱ものばかり。お刺身はイマイチ、なんでしょうかね。

そして、同日に入荷があった、新潟県産のマゴチです。箱にはコチとだけありましたよ。

16尾入りの、4.3キロです。そういえば、こちらは腹が上になってるけど、メゴチは背の方が上。どんな理由で、区別がなされてるんですかね。エラが見やすいので、腹が上、とか? 産地によって、色々と考え方があるんだと思います。見て頂くとわかりますが、どちらの写真も、一尾だけ、裏返した状態で撮影をしております。でも、何となくフォルムで、同じ仲間だということがはっきりしますね。マゴチは、今が旬のようで、お刺身やお造りもいけるようですよ。

明日は、父の日。皆さんは、どんなプレゼントを用意しますか? モリ介は、昔は日本酒を贈ってましたが、高齢になったので、熱中症予防に、スポーツドリンクをケースで持って行きました。モリ介父は、そこそこの気温でも、背中が寒い事があるんだとか。ところが、寒さで衣類を羽織っていながら、熱中症になるケースもある、と看護師さんに教わりました。本人は、カルピスソーダが良かった、とほざきましたが、それじゃ、熱中症対策にはならねーんだよ。水と交互に飲みなさい、と指導してまいりました。

お天気も良さそう。お健やかに、週末をお過ごしください。また月曜日にお目にかかります。モリ介でした。