モリ介です。こんにちは。週末土曜日もやってますよ、市場。ブログの方もよろしくお付き合いください。
あら、意外と寒い。今日は暖かいんじゃなかったっけ。日中の気温が上がるだけかも。年内の予報を見ても、荒れる予想はないみたい。雨マークもいくつかあるから、ドカ雪で大混乱、てなことにはならなそうですね。助かります。
皆さんは飛蚊症って知ってますか。目の前を蚊が飛び交うように見える病気です。実はモリ介も結構重度な飛蚊症なんです。ま、重度かどうかは比較したことがないので本当はよくわかりませんが。特に医者にもかかってないしね。そして衝撃の事実をもう一つ。モリ介の飛蚊症は小学生の時から。正確な記憶はないけど、小学5年あたりだったと思う。最初はね、左右の目、1個ずつでした。う~ん、なんといえばいいですかね。ミミズを干して薄くスライスしたような物体が見えるんです。向こうが透けて見える横縞のネットみたいな感じ。で、ここからが問題。このミミズ、動くんですよ。目を左に動かせば左方向に、右に動かせば右方向に。きっちりと動きがリンクすればいいんですが、これがね、遅れるんですよワンテンポ。目玉が右に動けば、ほんのちょっと遅れてミミズが動く。そして思い切り動かすと、このミミズ、行き過ぎてそのあとゆらゆらと戻ってくる。ね、気になるでしょ?この動き。部屋とか建物の中だと、色々なものが見えるので、それに重なる感じであまり気にはならないんですが、パソコン画面の、テキストの白い背景とか、運転時の、前方に広がる青空なんかだと、やっぱり気になるんですよね。こちらを小バカにするように、視線からちょっと遅れた動きで視界をさえぎるんです。物が見えないということにはならないんですが。
そして最初に飛蚊症に気が付いた日からウン十年。40代のある日、朝起きて目を開くと、ミミズが3倍になってました。加齢のせいなんでしょうかね。最近また増えたような気もしますが、治らない病気らしいので、気にしないようにしています。昔から、年寄りの病気のように言われてましたので、若いころは誰にも話をしたことはありませんでしたが、最近、10代でも発症する、と聞いて、他にも若くして飛蚊症になる人もいるんだ、と妙に安心した気分になりましたね。今のこのテキストを打ち込んでる最中も、右に左に動き回ってます。そういえば若いころはミミズの様子がはっきりと認識できましたが、今のこの歳だと、ぼんやりとしか見えなくなりました。ピントが合っていない感じですかね。ミミズスライスに見えたのも、若いころだけだったかも。飛蚊症はまだ見えるからいいけど、この間みたいに、視界に突然グレーの幕がせりあがってくるのは勘弁。あれは何だったんでしょう。運転中はホントにやめて。医者にも相談したけど、原因不明だったんですよね。
それでは週末土曜日の卸売場へ。荷物も結構ありますね。真冬だけど、三陸ではアジがあがってるんだ~。おなじみ九州産もありました。ナメタガレイは相変わらず多いけど、他のカレイは、というと、少ないながら種類もありましたね。お客さんにお願いして写真を撮らせてもらったんですが、すみません、そのネタはまた来週に。どうしてかというと、こんな商材を見つけたから。

山形県産の活毛ガニです。コンプレッサーからブクブクと空気が出ていたんですが、泡のせいで姿が見えないので、ちょこっと外させてもらいました。すみません、ちょっとの間苦しいです。0.7キロで、甲羅の横幅は10センチほど。いや立派。出して見せろって? 一万円札でお釣りも出ないような商材、脚でも折れたら大惨事。年末年始がカップラーメンとレトルトカレーになっちゃう。勘弁して。年が明けると、三陸産の毛ガニも姿を見せると思います。その時はまたお伝えしますね。ついでと言っては何だけど、生の毛ガニもあったんですよ。こちらは甲羅の裏側が見えてました。

活ガニかどうかは不明。氷詰めで仮死状態のこともありますので、動かなくても死んでるとは限らない。甲羅の表側が見たい? 写真には写ってないけど、箱には売約済の番号が書かれてる。ひっくり返して脚でも折ったらどうすんのさ。こちらは新潟県産の3尾入り、2.1キロでした。という事は上の活ガニとほぼ同サイズってことですかね。この大きさだと食べ応えがあるでしょうね。剥くのは面倒ではあるけど、食べて味がいいのはやっぱり毛ガニ。贅沢ではあるけど、年末年始のご馳走にいかがでしょうかね。今夜多分、誰かが食べるんだろうな。いいないいな。
そして、せっかく毛ガニが登場してくれたので、もうひとネタもカニにしましょうかね。そういえば先日、でっかいワタリガニも入荷してたんですよね。ま、こちらはまた入荷があるでしょうから、また今度。それでは別の赤いカニを…。

北海道は広尾産のオオズワイガニ。この赤さはボイル済みですね。地元ブランドのタグも付いてます。甲羅にはフジツボみたいなものがくっついているのも見えますね。という事は身が詰まってる? 脱皮直後のスカスカのカニではないようです。でも、脱皮して何で身がスカスカになるんですかね。調べてみると、古い殻を脱ぎ捨てて新しい殻になった時、水を大量に取り込んで、柔らかい殻を膨張させるんだとか。そうなれば殻は大きくなるけど、身はそこまで成長していないので、スカスカのカニになる、という事のよう。黒いブツブツであるカニビルも、身の詰まった証拠、と言われてますよね。
モリ介家は、すでに年末年始のカニはもう大量に摂取済み。ちょっとお値段は張ったんですが、食べ放題に行ってきたんですよ。いわゆるズワイガニポーション、という、関節の部分の殻を少し残して、後はむき身、と言う食材があるんです。片手でポイポイ食べられるカニの食べ放題。え~、二人で130本食べて来ました。他にも肉とかカレーとかうどんとかも食べたんですがね。時間ギリギリまでハイボールとアイスを喰って、その日はお腹がユルユル。これで一人千円引きのシニア料金って、ほとんど犯罪行為ですな。
あ、もう時間だ。今週のブログもここまでにしましょう。本当にこの後暖かくなるの? 明日も暖かそうだけど雨だから、色々行動するのは今日中がいいですかね。今週はまだ一回しか、モリ介父の施設には行っていないんですよ。水曜日は近所のご葬儀があって、そちらに顔を出したもので。今日のリクエストはエビ天丼。そんなにエビが好きだっけ?というくらい残さず食べる。高齢だから食欲があるだけいいですけどね。追加のエビも頼もうかな。その前に仕事、仕事。そのうちまた、ウナギとか言い出さないか心配してるモリ介がお送りしました。皆様とはまた月曜日にお目にかかります。それまでお元気で。