こんにちは。お相手はモリ介です。よろしくお願いします。
昨日は涼しくて助かりました。だけどちょっとでも動くと汗だく。朝のウォーキングは新興住宅地方面へ少々長めで歩きましたよ。途中の公園で2回休憩しましたが、あのくらいの気温で、しかも半袖。フーフー言いながら汗を拭いてるのは当然モリ介だけ。ウォーキングしてる他の人は長袖の方も多かったですね。黙って過ごすなら18℃ぐらい。作業やウォーキングをするなら15℃ぐらいが、モリ介はちょうどいいかも。もちろん半袖で、ですよ。
この間の東京都心での洪水、衝撃的でしたね。特に地下のお店では、鉄砲水のように店内に水が流入したんだそう。逃げ遅れでもしたら命に関わる話にもなっちゃう。昨日は、水が流れ込む地下駐車場から必死に逃れる様子を記録したドライブレコーダーの映像が、ニュースで流れてましたね。この話で思い出したのが、新幹線の上野駅のこと。東北新幹線が東京駅に乗り入れてから、あまり上野では乗り降りしなくなりましたが、昔は上野駅が終点の時期もありましたよね。上野駅のホームって、ものすごい地下にあって、エスカレーターが長くて高くてとにかく怖かった。特に下りがね。奈落のそこに降りるみたいで。モリ介は東京駅まで行く列車の車内にいても、電車が地下に潜って上野駅に停車すると緊張するんですよね。早く発車してくれよ、みたいな感じでソワソワする。それは、こんな話を聞いてからなんですが。
場所によってなんでしょうが、地下を掘ると水が出るのは皆さんご存じだと思います。地下水の存在がそれ。地中深く掘られた上野駅の新幹線ホーム。周りはコンクリートの壁に覆われてますが、その外側には大量の地下水が存在してるんだそう。調べてみると、今から数十年前の設計当初では、地下水の水位は駅の基礎部分から8メートルほど下だったそうですが、それがどんどん上昇し、20年ほど前には基礎より20メートルほど上になってしまったんだとか。つまり地下水の中に駅が浮いている状態になってる、ということ。とはいっても浮き上がってしまうと構造物が壊れてしまうので、ホーム下には数万トンの鉄の塊が積まれてるんだそうですよ。大きなポリバケツにレンガを入れて浮き上がらないようにしながら浴槽に沈める、みたいなことでしょ? 少しでもバケツにひびが入ったら、バケツは瞬く間に水没。大きな地震でも起きて上野駅ホームの壁が崩れたら、ビルの倒壊以上の大惨事になるんではないかと。構造物が崩れた上に水も流れ込みますからね。いずれ起きるかもしれない首都直下地震。東京を訪れる時には、ちょっとでも思い起こすことが必要ではないでしょうかね。
さてと卸売場へといきましょうかね。全体的にはやや少ないけど、サンマについてはしっかりと入荷。市場の営業担当にとっては、連休明けの休市前、という、仕入れる側にとって難しい取り回しが要求される日ですかね。そして、サンマ漁の現況について、担当者に話を聞くことが出来ましたよ。ここ数年ほぼ影響が無いほどの漁獲しかなかった、漁獲枠についてですが、産地では、あとひと月ぐらいで獲りきってしまうのではないか、という話も出ているんだそう。ニュースで報道されていた出漁の制限ですが、ここにきてさらに厳しくなったんだとか。そうなれば水揚げゼロの日も出てきそうだし、三陸への水揚げについても不透明感が増してるようですよ。サンマの魚体についても、細いものの比率が少しずつ増えている、とのことで、大型サイズが少なくなる、となれば、価格も下がるどころか高騰する可能性もありそう。今週後半の入荷次第でしょうが、豊漁が一転して不漁、ともなれば、またもや手の出ない価格が出現してしまうかも。今日明日で、一旦食べておくことをお勧めします。毎度毎度煽り記事ばかりで、気が引けますがね。
さてと、今朝拾ったネタ一発目は、あれほどあったトロール漁での入荷が、先週ぐらいからあまり見かけなくなって、入れ替わるように入荷してた魚がこれ。
宮古の定置網にかかったヤリイカです。ちょっと前までは小さいサイズのスルメイカが潤沢入荷だったんですが、もう見えなくなっちゃいましたね。このヤリイカ、サイズはまだ小さくて、胴体の部分で12~3センチぐらいでしょうか。いわゆる小ヤリというものかと。秋が深まって冬になるとスルメイカに代わって成イカが売場に並ぶようになると思われます。釣り物だったら、スルメイカとヤリイカの区別はつくけど、トロールとか定置ものだったら、よくわからないかも。これにケンサキイカとか入ってきたらお手上げ。このブログでは100パーセント産地表示を信頼してお届けします。モリ介的には、どれも旨いので大した問題じゃない。ほら、回転ずしなんかでもスルメイカとヤリイカが別々にラインナップされてるじゃないですか。イカはどれも好きだけど、寿司として食べ比べてみても、全然わからない。解凍ものがメインでしょうから、そうなのかな? 多分生でもわからないだろうな、モリ介は。
そしてお次のネタもイカにしましょうか。ネタとして載せるのは約3ヶ月ぶり。前回は四国産のでっかいヤツだったけど、今朝のは秋田産の小っさいヤツ。ヤリイカよりもちょっと大きいようには見えましたが。
秋田県産のアオリイカです。18尾入りの3.2キロ。胴体で15センチぐらいでしょうか。右上の個体はひっくり返してみたものです。基本的には温帯域から熱帯域までが生息地らしいけど、今ではオホーツク海でも水揚げがあったりするんだとか。これも秋田県産でしたからね。調べてみると、アオリイカの中でも種類があって、あまり大きくならないタイプや赤っぽい見かけのものもあるらしい。モリ介はコウイカとの区別もこれまた怪しいのに、他にも種類があるなんてお手上げですかね。せいぜい情報として入れられそうなのは、コウイカは墨の量が多くて、アオリイカは旨味が強くて価格も高い、そんなものかと。この秋田産も、結構なお値段ではございましたよ。寿司店でアオリイカを注文して、スルメイカを出されても絶対に判らないでしょうな、モリ介は。
さてとそろそろお時間ですかね。ブログもこの辺で。今日の最高気温は昨日よりグンと上がって30℃予想。でも、その後は30℃超えはなさそう。もしかして、今日が夏の最後? 子供の頃だったら寂しさも感じてたかも、だけど、この歳になったらやれやれ、ですかね。今週末の最低気温予想では12℃の数値も見える。え? ウォーキングでの半袖はさすがにヤバいかも。おそらく我慢は出来るでしょうが、風邪をひいたらアホですがな。だからイヤなんだよ、盛岡の秋。もう少しの間、15℃前後でいいっての。どうして冬をチラつかせるんでしょうかね。長袖を着て歩いたら、絶対に汗だくになりそうなモリ介がお送りしました。連休が明けたばかりなのに、また明日はお休み。去年まではあり得ない休市パターンですが、このご時世止むを言えないかと。どうぞご理解を賜りたく。また木曜日にお目にかかります。