こんにちは。モリ介です。早いな~、もう金曜日。早速お送りしていきますね。
助かる~、助かります。今朝の涼しさ。朝から26℃とかだと、出勤するだけでアンダーシャツが汗まみれだもの。今朝は16℃予想なんですよね。家の窓を開けてると、風が入ってきてなんか肌寒い。あと2℃ぐらい高くてもいいかな。窓閉めりゃいいんですけどね。
今はパソコンでネットの記事を読もうとか、ちょっとした無料ゲームをしようにも、必ず広告が付いて回りますね。それについてのイライラは、またの機会に吐き出させてもらう予定なんですが、折りしも参院選の真っ只中。選挙関係の動画広告も多いですね。中でもモリ介のパソコンに何度となく登場するのが、元タレントさんが代表を務める某政党。広告塔も兼務する彼がとにかく出まくりで。実際に立候補してる方々がどういう人なのかは全然わからない。選挙区では大都市圏でしか立候補者を出していないので、ウェブ広告もそうなるんでしょうかね。このブログは政治的な目的は一切ないし、揶揄するものでもないので、特定の政党や候補者についての言及は控えたいと思ってますが、あまりにも頻繁に画面に登場するものだから、マクラの話で取り上げちゃいました。
でもこの代表さん、素人あがりのタレント時代には、結構バカな格好をして、アホなフレーズを叫んでいましたよね。モリ介はドはまりで、その番組を見るのが楽しみだったんですよ。たまに彼が登場しないまま番組が終了するとがっかりしたりして。だって、オイルを塗った海パン一丁の格好に水泳帽、ステッキを振り回して「キュー!」って、アホそのもの。彼にとっては黒歴史だろうな~、と思っていたら、そうではないみたい。政治活動を始めて代表となってからも、街頭演説の最中に、ガウン姿に水泳帽をかぶって、胸のあたりで手をパタパタさせる、ちょっと気持ちの悪い踊りをやってましたね。さすがに海パン一丁にはなってませんでしたが。黒歴史ではなく、政治活動にも利用してたんだ。こうしてみると、賢い人間のパフォーマンスにも見えてきちゃうところがまた不思議。でもガウンに水泳帽で街頭演説するかね?普通。先日、たまたま政見放送を見る機会があったけど、しっかりスーツ姿でした。よどみない話し方で自らの政党の主張をとうとうと述べる。やっぱり非凡なんですかね。繰り返しますが、この記事は特定の政党や主張を応援するものではありませんので、誤解なきよう。モリ介も嫁も、自らの考えに則って、期日前投票をすでに済ませてます。
さてと卸売場の話題へ。今日の入荷は少な目。気温が馬鹿みたいに高かったですからね。魚も暑がって海の底の方に潜ってしまうらしいですし、局所的に豪雨もあったりで、漁業者さんも大変なはず。今日のネタは厳しいかも、なんて思いながら歩くと、サンマの文字が目に入った。え? 1匹5万円のサンマが盛岡にも?とかあるわけない。あったのは昨年漁獲の塩サンマ(冷凍)でした。だって釧路での水揚げは180キロとかなんでしょ? 2キロ箱で100箱にもならないじゃん。それに水揚げ全部が市販できるくらい大きい魚体ばかりとも限らないしね。サンマのシーズンには何度も記事にしてますが、獲れたサンマの浜での価格が1キロ当たり千円だとして、100グラムサイズのサンマの原価が100円になるか、というと、そんな訳無いんです。当然海のものですから、小さいサイズも混じってくるので、大きさの割合が判らないと、原価は計算できない。水揚げしたサンマが全部100グラムだったら、原価は100円でいいんですけどね。工業製品じゃあるまいし、そうはいかない。昔は、確かに漁の解禁当初は高値続きで入荷もほとんどなかったりしますが、7月下旬には、サンマのパレットがズラっと売場に並んだもんです。トロール休漁? サンマが売れるんで影響なし、みたいな感じでしたかね。
気を取り直してネタ探し。あ、北海道のツブを思わせる箱に「ホヤ」の文字。そういえば北海道でもホヤ養殖が盛んになってきたんですよね。盛岡だと、入荷は宮城県産が中心で、少ないけど県内産とかもある。調べてみると、養殖ホヤの生産量トップはいつの間にか北海道になってるらしい。え、そうなの? 宮城が断トツのトップだと思ってました。とりあえず中身を見てみるか。すると…。
見慣れたホヤとは違う、つるんとした肌。え~と、何だっけコレ。思い出せない。担当者に助けを求めてやっと思い出した。これはアカボヤ。モリ介の感覚だとアカホヤって発音するのが楽だけど、正確にはアカボヤ、らしい。確か去年もブログに載せてるけど、アカホヤになってたかも。だけど、日本語の原則として、カ行の無声音の後の発音は濁らないんじゃなかったっけ? 有声音の後は原則濁るけど。なので、原則に則ると「アカ」の発音の後に続く「ホヤ」は「ボヤ」にはならないはず。「マ(真)」のあとに続く「ほや」は、「マ」が有声音なので「マボヤ」になるわけ。ほら、「青」の後に続く「空」は、「アオソラ」とはならないで「アオゾラ」になるでしょ。朝からめんどくさくてすみません。このアカボヤは根室産の5キロ9玉入りでした。マボヤは中身が薄めのオレンジ色だけど、アカボヤは濃いオレンジ色で赤に近いんだそう。泥を噛んでいることも多いので、しっかりと水洗いが必要、とのこと。色の割にはあっさりとした味で、少々苦みを感じたりするマボヤよりも、初心者向き、ともいえるんだとか。三陸の人にはちょっと物足りないかも。お値段も聞いてみたけど、やっぱりお高め。マボヤの3倍強でしょうか。でも、めったにお目にかかれない代物なんで、マボヤと、なんだかんだ言いながら、食べ比べしてみるのもいいかも。
そしてお次のネタは、というと、昨日の取材分から、アジを紹介したかったんだけど、写真はあるのに魚のデータを書いたメモが無い。何も書かないで写真だけ撮った? 確か40センチぐらいあった、巨大アジだったんですよ。産地はどこだっけ? 宮古? 山田? 普代? 仕方ないのであきらめて、別のネタにすっか。というわけで、この写真をどうぞ。
モリ介のつたない脳内のライプラリーからだと、サケの白子、しか思い浮かばないですかね。でも今の時期、そんな訳無い。これはゴマフグの白子、いわゆる精巣ですね。水揚地は青森だけど、加工した業者さんは山形。1箱には3キロ入ってました。担当者によれば、お客さんからはもう少し大きい物があれば、と言われたんだそう。お店によっては色々とこだわりもあるでしょうから、仕方ないですかね。高値確定のトラフグとは違うけど、それなりにお高いお品のよう。モリ介の取材ノートによれば先週の金曜日にも入荷があって、確か身欠きのゴマフグもあったはずなんだけど、なぜか写真は見当たらない。その日は県内産のトラフグもあって、そちらばかり画像を押さえたみたい。トラフグについてはまた入荷があるでしょうから、その時にまた。ちなみにこのゴマフグ、刺身だとやや旨味にかけるそうで、汁ものがベスト、とのこと。もちろん白子は塩焼きでしょうかね。モリ介はあまりフグに関心が無いけど、白子は好きですね。一度でいいから飽きるまで食べてみたいです。なんか足の指が痛んできそう。
お時間も迫ってまいりました。今日のブログもこのあたりでお終い。薄曇りで気温も上がらないし、雨の心配もない。もしかして、お出かけや野外作業に最適な貴重な日かも。日曜日からはまた30℃越えみたいだから、今日明日は大事にしましょうね。本当の贅沢は、こういう滅多にない日に、エアコンなしで木々を通り抜けた風が縁側から入り込む中、涼しい座敷で昼寝、なんてことかも。モリ介のアパートには木々も無いし縁側も座敷も無い。窓を開ければアスファルトの駐車場で、車の屋根で熱せられた熱風が吹き込んできます。いいんですよ、別に。36℃の日に、エアコンフル稼働の中昼寝するんで。今日色々と作業を進めないと、あとあと厳しいモリ介がお届けしました。また明日、土曜日にお目にかかります。