モリ介です。こんにちは。寒い寒いばかり言ってられないので、頑張ってお伝えしていきますよ。でも、寒い。
ボーナス商戦がスタートして最初の週末、おそらくそうかな~、と思っていたけど、やっぱりそうだった。モリ介が出勤してくる早朝時間帯、車なんてほどんど走ってない。20分ほどのドライブで、すれ違う車が5~6台なんて、珍しくもない。市場の近くに来るまで、ゼロ、なんてこともあるよ。でも今朝は違う。繁華街方面に戻る空車のタクシーも多いし、モリ介の車の前後、6台ぐらいで結構な距離、連なって走ってきましたよ。いいな~。こんな時間まで飲み歩いて。
とは言うものの、本気でこんな事を思えたのは、40半ばぐらいまでですかね。その後は、とにかく夜遅くなると眠くなっちゃって。うゎ~、帰るタイミングが掴めね~、なんて事もしばしば。体調がよくて、乗っちゃった時は別なんですがね。カラオケが止まらなくなったりして。今はもうそんな機会も気力もないんで、基本、夜のお誘いはパスですかね。昼だったらいいですけど。まぁ、飲める場所も限られますけどね。お刺身や焼き魚が楽しめる居酒屋さんは、まず昼呑みはできないでしょ? ファミレスか寿司かカラオケボックスしか思いつかない。でもカラオケは、おつまみがちょっと貧弱だし。ファミレスも、子連れとかでにぎわう中、ビールジョッキを何個も立てて、って、周りドン引きですかね。やっぱりお寿司屋さんしかないか。モリ介は、朝だろうが昼だろうが、ビール瓶とかジョッキがテーブルに並ぶこと、全然平気になりました。年に何回かは、朝の5時頃から呑むこともあったりしますよ。朝の渋滞の中、嫁の運転で家まで帰る。それから、朝日が窓から差し込む中、11時ぐらいまで昼寝したりして。その日は、もちろん車でのお出かけは無し。これって、周りからうらやましがられるシチュエーションだったりしますかね。いいな~、朝から呑めて、みたいな。あ、しょっちゅうこんな事、やってるわけじゃありませんよ。
さてと、今週最後の卸売場。前注文もかなりあったみたいだし、お客さんの出足も早い。そこそこの物量がすでに搬出されていたようで、モリ介が来た時間には、売場の荷物もそこまで多くありませんでしたね。そこで見つけちゃったのが、え?今の時期に売場に並ぶの?のこのお魚。
北海道は羅臼産のサクラマス、3尾入り、5キロでありました。なんで今の時期にサクラマスなのかよくわかりません。お客さんも「半年ズレてない?」とおっしゃってましたよ。担当者に話を聞くと、この時期に、オホーツク海の刺し網にかかることがたまにあるんだとか。なので、そこまで珍しい事でもないみたい。でも、素人のモリ介にとっては混乱の材料でしかないですね。羅臼は、知床半島の右側の真ん中あたり。対岸は国後島。領土問題については、ここでとやかく言うことではないし、色々な、国同士の懸念材料もあるのは承知してるけど、観光資源としてはもったいないですね、国後島。例えば、こんなのどうですか? トライアスロンとか鉄人レースみたいなのを、国後島でやるとか。羅臼から自転車で野付半島まで来て、そのあとスイムで国後島へ渡る。最後はランで島一周、みたいな。なんならオリンピックもここでやろうか。夏も涼しいんだし。もしかして、冬の大会もやれたりして。朝から勝手な妄想を致しました、すみません。話を戻して、このサクラマス、脂ののりとかどうなんですかね。魚体の感じからすると、本当に旨そうに見えるんですが。
そして、ネタ二発目は、まあまあ当たり前に売場に並んでるこのお魚。珍しさでいえばゼロ、ですかね。でも、この小さいサイズは、今週、久しぶりに見たような気がしますので、まずはこの写真。
宮城県は気仙沼産の小アジです。2キロ入りでした。体長は小さいもので12センチ内外。大きいものだと15センチはありましたね。モリ介には、半身で、大ぶりな寿司ネタにできそうに見えましたが、実際に作ったことはありませんので、どうでしょうかね。で、これ以外のアジはどうなのか、売場を探してみると、ありましたよ、いろいろな産地のアジが。まあ、あまり見栄えはしませんが、とりあえず写真を撮ってみました。
上は、山形県産の4.3キロ13尾で、体長35センチ。下は、石巻産の大サイズ表示もの。5キロ、約25尾で25センチほど。背中の色に注目すると、山形産よりも石巻産のほうが黒め。黒いものは、沖合を回遊するタイプで、黒くないものは、沿岸のえさ場に住み着いてしまうタイプなんだそう。どちらも標準和名はマアジなんですがね。そして、調子に乗って、もう少しご紹介。
上は山口県産の5キロ、約18尾入り。体長35センチ。下は、福岡県産の、「地アジ」表記の5キロ、約23尾。体長30センチ、でありました。う~ん、福岡の地アジのほうが色が黒いか~。はっきり申し上げますと、石巻産はもう少し黒くていいし、福岡産は、もう少し色が薄くていいですかね。まあ、産地ではそれぞれ独自の基準でネーミングしてるわけだし、地アジと回遊ものだって、海に仕切りがあるわけでもない。ただ、今朝の時点での、事実としては、こんな塩梅でありましたよ。地アジ(キアジとも言うらしい)は脂肪分が多く、その代わり寄生虫のリスクもあるそう。対して、回遊もの(クロアジとか呼ぶらしい)には、寄生虫のリスクは少ないんだとか。お値段も、地アジの方がややお高めでしょうかね。もうちょっとはっきりわかる魚体を見つけましたら、またご紹介したいと思います。
少しばかり張り切りすぎて、時間がオーバー気味になっちゃった。今週のブログはここまでとしますね。明日の天気は雪か~。実家の枯草の後始末、頼まれてるんだった。雪の中やりたくないから、今日中にやろうかな。あ!来週火曜と水曜、最低気温がマイナス5℃とか7℃になってる! この時期にマイナス7℃? 本当かよ。ま、それなりに備えをするしかないですかね。予報が外れたら外れたでいいんで。準備は早いに越したことはないし。それではまた来週月曜日にお目にかかります。お相手はモリ介でした。