• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

週末の土曜日、お送りしてまいります、このブログ。お相手はモリ介です。こんにちは。

雨予報なんか全然出てなかったのに、出勤時は車のフロントガラスに雨がパラパラ。デスクで雨雲レーダーをみると、小っちゃいヤツが西から流れてきたり、突然湧いて出ては消えたり。ゲリラ豪雨もおんなじことが言えるんでしょうかね。ホントに傘が手放せない。それにしても、こう毎日首都圏や関東圏の土砂降りが報道されてるのに、ずぶぬれで走る人って必ずテレビに映ってますよね。折りたたみ傘の1本も持ってない、って、どうなんでしょう。油断しすぎじゃね? ま、世の中の常として、こんなことを書くヤツが同じ目に合うんですけどね。気をつけます。

どうもね、歳をとると、体にガタが来る。当たり前だけどね。日常的に気になってるのは、首から左肩にかかるライン。凝ってる、というか、何か上から押されてる感じ。腰の調子がいい時は、腰の方は少しにして、整体の施術で処置をしてもらったり、電気をかけたりしてる。で、しばらく前から気が付いていたことがあって。実は、ニンニクを食べた翌朝は、肩の症状が軽いんですよ。でも、前にも書いたかもしれませんが、モリ介嫁はニンニク嫌い。ニンニク入りの料理は、まず作らない。食べたいときは、自分の分だけ作るか、ニンニク抜きで作って、モリ介だけ、ニンニクを追加。もちろん、モリ介の横では嫁がしかめっ面。外食の時は、二人でちょっと揉めることも。たまにありますよね、予想外のニンニク入り料理。ほら、鶏の唐揚げ、とか。モリ介嫁は、唐揚げも、麻婆豆腐(あまり辛くないやつ)も、油淋鶏も大好きなんだけど、ニンニク臭がすると、「オェー」。モリ介に放り投げてよこす。周りの目があるので、「オェー」はやめろっつーの。肩の症状軽減のためにニンニクは食べたいけど、嫁は嫌がるし、ちょっと量が多いと腹が緩んだりしますよね。

そこで、モリ介が目を付けたのが、黒ニンニク。以前に買って食べた事があるけど、そんなに臭いもしないし、美味しいし、腹にも響かない。でもね、お値段が結構するんですよ。ニンニクのかけら数個で、数百円しますよね。そういえば、ある方から聞いたことがあった。自分で作れるって。その方の話だと、生ニンニクと電気炊飯器で作れるらしい。「中古屋で買えばいいんだよ。」しかも、モリ介ん家の炊飯器は、新婚当時からの物。転用して、新品を買うのもあり、っちゃあり。どうしようかな~、と思っていたら、ネットで、黒ニンニク製造機なるものが、処分価格になってた。専用の機械なら、時間とか詳しい情報も載ってるかな?とか、考えて、ポチっちゃった。価格は5千円ぐらいでしたかね。届いたその製造機は、見た目炊飯器。フタを開けると、ニンニクを2段重ねで作れるよう、金属のケースが2個。早速、ネットに十何個か入った、中国産生ニンニクを買って、黒ニンニク製造、スタート。あ、この続きはまた今度ね。

さてと、卸売場の話にまいりましょう。おっと、今朝は荷物も多め。カツオにサンマ、スルメイカにアジ、色々とありました。そういえば、昨日、卸売場でテレビの取材があった。後で聞いたけど、サンマの件だったよう。昨日はサンマの入荷が少なかったので、今日の方がいい絵が撮れたんでしょうけどね。タイミングが少し悪うございました。サンマについては、ネット記事でも、豊漁とか安いとか大型、といった文字が踊ってるけど、一時のひどい状況と比べたら、という意味では間違っていません。でも、モリ介は、というか、業界の人たちは、豊漁とも安いとも大きいとも思っていませんよ。少なくとも4キロ23~25尾サイズが小売価格で100代前半で売れないと。98円だとなお、いいですけど。前にも書きましたが、卸売場に入りきらないパレットが、20とか30あったんですから、昔の今頃は。それでもまあ、消費者の皆さんの目が、サンマや色々な魚に向くのは良い事なんで、買って頂けるならいいかな、ということにしておきますか。

愚痴はこのぐらいにして、まず見つけたのが、久しぶりに見たような気がするこの食材。

溢れんばかりの卵を抱いた、千葉県産ボタンエビです。箱書きには、大2キロ、とありました。あ~旨そう。でも、寒い時期に秋田とか山形から入荷するボタンエビとは、ちょっと違うような。あっちのほうがもう少し赤みが強い、というか。と、モリ介のそばで、当社の偉いさんが一言。「種類が違いますよ。」 え?何でモリ介の疑問がわかった? 早速調べてみましたよ。すると、その通り、通称ボタンエビでも、二つは違うエビ。写真のエビは標準和名もボタンエビ。じゃ、秋田のボタンエビは?というと、標準和名トヤマエビ、というんだそうな。トヤマエビは日本海から北海道以北の太平洋にかけて生息しているのに対し、ボタンエビは日本海には、いないんだそう。他にも、少し小さ目のエビで、アカエビという、もっと赤みの強いエビもありますしね。入荷が始まりましたら、また、お伝えすることにします。そして、お次は…。

また、スルメイカネタなんですが。何で取り上げたか、というと、宮古産の釣り物だったから。大きさは30尾サイズ。モリ介が気が付かないところで、入荷はあったかもしれませんが、少なくとも、モリ介にとっては、今シーズン初見。もちろん、青森産の釣り物は、結構入荷も多くて、今朝は20尾サイズも少ないながらありましたよ。20尾の写真は、ブログだと全然変わり映えしないのでパスします。もっともっと、近場からたくさん入荷して欲しいですね、スルメイカ。ま、お値段はまだ高うございましたが。前にも書いたかもしれないですけど、モリ介が若手の頃は、宿直の仕事もあって、休市日前の夜は、誰かが会社に泊まり込むんですよ。仕事が無ければ寝てていいけど、スルメイカの最盛期は、夜中に到着するイカ積みのトラックの対応で、寝てられない。千ケースとか平気で来るんだから。50ケース積みのパレットが、20とか30とか並ぶんですよ、卸売場に。眠い目をこすりながら、「こんなに売れんのかよ」とか、愚痴を言ってましたね。実際は、飛ぶように売れるんですがね。

さ~て、今日のブログもこのへんでお終い。来週は水曜休みがあるけど、その後は連休が2回。連休もいいけど、水曜休みのほうがありがたいですかね、歳を取ると、2日とか3日とかの勤務で、休みが回ってくるほうが楽。ま、これも仕方がないですけどね。それでは、また月曜日にお目にかかります。モリ介でした。