• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。皆さん、こんにちは。タイトルは、あるドラマの初っぱなのシーンから。ドラマの見すぎですな。

連休中は良いお天気のようですね。だけど今朝は、寒っ! 最低気温が5度? 冬じゃん。あ~、まだ暖房が必要だよ。ファンヒーター用の灯油、買った方がいいのかな。でも、夏越しの灯油は良くない、とも聞くし。タンクから回収できる分はいいけど、本体底にあるタンクの分は、使い切らないと。いつだったか、25度越えの日、使い切りのために暖房をつける羽目に。家の中じゃ無理なんで、物置の方で。外気温が高いから、ファンヒーターの運転、最小レベル。何時間もかかって、やっと使い切った。汗流して暖房なんて、アホですな。

明日も朝は寒そう。さてどうしたものか。実は、休職中にメインのFFファンヒーターが壊れた。30年ぐらい使ったんで、当たり前と言えば当たり前。最小運転中のエラーが頻発してたんで、買い替えは必要だったんだけど。で、突然、点火が出来なくなった。灯油の気化は出来るみたいだけど、火が点かない。部屋中が灯油臭くなって。仕方なく、普通のファンヒーターとエアコンでしのぐことに。だって、モリ介、ほぼ寝たきりだよ。部屋の片づけも掃除も出来ない。工事の業者さんを部屋に入れるのはちょっとね。ま、今年の冬までには、工事はしないとな、と。どのタイミングで買うのが、お安いんですかね。

くだらない報告はこの辺にして、今朝の卸売場から。さすが3連休前。荷物も多い。それにお客様の引き取り待ちの荷物も、あちこちに並んでる。何かネタは?と見ていると、背後から声がかかった。「変な貝が入荷してます。」 何~ぃ!変な貝?営業幹部氏に連れられて行ってみると、確かに、ホタテでもなく、アカザラなんかとも違う感じ。件の幹部氏も「見たことないかも」とのこと。では写真を。

ババノテ、とあるよ。肝心の中身の写真はこちら。

ホタテよりも全然安い、と、何箱もお買い上げになったお客様が、「おばあさんの手の甲みたいだから、こんな名前なんじゃないの。」とおっしゃる。果たして調べてみると、大正解! 「婆の手」と書くようです。標準和名は、エゾギンチャクといって、食べ方はホタテと同じ。味は濃厚で旨いそうです。貝柱が太い、とも。あ、そうだ、貝の隙間から、中を撮ったんだ。お見せしますね。ちなみに、産地は、北海道の野付。根室と知床半島の中間ぐらいの所です。

なんか、びっしりと詰まった感じですね。お買い上げになったお店のお客様、美味しい貝がもうすぐ食べられますよ。お楽しみに。

そして、もう一ネタは、と。年中入荷があるような気がするんですが、モリ介がまだ取り上げたことの無い、この魚を。

山形県産の、マゾイです。箱にはそう書かれてる。4.7キロの9尾入り。そういえば別の売場に、釣り物のソイがあったな~。こちらは、本マグロで超有名な青森県は大間産。

どっちもソイなんだろうけど、色も形もちょっと違うような。担当者に根掘り葉掘り聞きたかったけど、連休前で皆忙しい。調べてみるしかないか。え?標準和名で、マゾイって無いの? 結果、一応、モリ介の結論としては、上がタヌキメバルで、下がキツネメバル、ではないかと。でも、どちらもマゾイと呼ばれるらしいですよ。クロソイなんかも含めて、似たような魚ではあるみたい。クロソイはそのままの名前で入荷するので、モリ介も迷うことは無い。なので、決着としては、とりあえずこんな感じで。それにしても、タヌキとキツネって、どうなんですかね。シュッとした姿から言うと、逆なんじゃね?

忙しい日って、それなりに珍しそうな魚も色々あるんで、ご紹介はしたいんですけど、何せモリ介は知識不足。調べるだけで時間がかかる。そうだ、写真だけズラズラと並べて終わり、の回も作るか。産地と重量の情報だけでいいやつ。撮影済の写真もたくさんあるんで、検討します。時間が押したときに、ね。「あ~、時間が無かったんだな~」と、思いやって下さいまし。

それでは、今日の記事はここまで。連休中、お元気でお過ごしください。また、6日の月曜日にお目にかかります。モリ介でした。