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来ちゃいましたね、12月。お体、お変わりありませんか?モリ介です。

モリ介がブログを担当させてもらうようになって、丸4ヶ月が過ぎたんですけど、最近何かとトラブルが続いて、毎日イライラ。少し前からだけど、ブログ投稿の設定画面に、タグやらカテゴリを入力する項目が、たまに出てこない。”たまに”って何だ? お次は、今週の火曜日、アイキャッチ画像設定の項目が、何をやっても出てこない。だから、仕方なく、「NO IMAGE」のまま。やっと昨日、設定が出来た、というわけ。

きっと、大元の何かの設定が出来てないんだろうけど、モリ介、さっぱりわからない。だいたい、このソフト、英語表示が多すぎませんかね。難しい言葉も多いし。何だよ、タイポグラフィって。ネットで調べたけど、何のことやら、イメージすらつかめない。そういえば、大昔だけど、「責任者、出てこーい!」と、叫ぶ、夫婦漫才ってなかったっけ? モリ介から言わせれば、まさにそれ。あと、「地下鉄をどこから入れるのか、考えたら、夜も眠れない」なんて漫才もあった。まあ、入れるところは、ちゃんとあるんだけど。こんな記事を書いても、年寄り以外はポカンですな。あれ?ポカンも死語か?さっさと本題へ。

月間売上が、年間でトップ、の12月。当たり前ですけど。その初日かつ週末、ということもあって、営業担当はバタバタ。の~んびり、ネタ探しでふらふらしてるのは、モリ介ぐらい。まあ無理しなくてもいいか、と思いかけたところに、仲卸さんが一言。「白子だらけだね~。」そう言われてみれば、白子のパレットの列。

右上の、見切れてるけど、紫色の発泡スチロールの奥にも、白子があります。ちなみに、紫発泡は、キンメダイでした。それでは、真白子の中身を拝見。北海道産の真白子、5キロ入り、です。真白子の親は真ダラですよ。

まあ、何回も記事で取り上げてますからね。珍しくもないんですけどね。でも、美味しそうでしょ? なかなか漁模様が好転せずに、お高い場面も多かったみたいだけど、今日の入荷分は漁獲が多かったらしく、お値段もリーズナブルらしい。なんたって天然ものですからね。漁獲が多けりゃお安くなるし、少なけりゃ高い。今日みたいなタイミングで、お買い物をされると、お財布にも優しいんですけどね。

もう一つは、助白子。お店からの注文で、売約済み。搬出される前に、写真を撮ったものです。ちなみに、こちらの親はスケソウダラ。

ちょっとピンクがかった部分は、少々若い、ということ。モスグリーンの部分は、魚の内臓に触れてたところで、傷みではありません。白子が傷んでくると、臭みが凄いのですぐわかりますよ。市場の卸売場に、傷んだ食材が並ぶことは、一切ないんですけどね。

そして、真白子のパレット奥は、加工品の売場。仕分けを待つ商品の山が、いくつも。あ、珍味のセットものもあるし、昆布巻の山もある。今日は、営業担当がお客さん対応で超多忙なため、前回入荷時の昆布巻をアップ。ちょっと前にご紹介したメーカーさんとは、別のメーカーさんのものですよ。

中身のアップです。タラコ巻。

だいたい昆布巻は、ニシンとタラコとサケの3種類、が一般的ですかね。まあ、一番売れるのはニシンのはずですけど。でも、モリ介はタラコ巻が大好き。前にも、マダラコが好き、って言ってるんで、そういう選択にはなりますね。昆布巻って、年中取り扱いはあるにはあるけど、このような山になるのは、年末だけ。市場の師走の一風景なのは、間違いないと思います。

またまた思い出したけど、モリ介が小学生ぐらいの頃、モリ介祖母が、毎年、大鍋でサケ巻を作っていたよ。サケがどんなふうに入っていたのかは覚えてないけど、直径10センチぐらいで、ゴボウ出汁の、骨ごと食べられるやつだったような。でも、子供としては、やっぱりゴボウ出汁は苦手で、あんまり手を出さなかった記憶がある。甘辛いサケ巻だったら、食べてたかもしれないけど。とは言っても、この年齢になると、強烈に食べてみたい気がしますね~。モリ介母も高齢だし、もう二度と食べられないんだろうな~、としみじみ。よーし、今年の正月は、昆布巻三種類食べ比べだ、と決意したモリ介でありました。

ちょうど時間となりましたので、今日の記事はここまで。また明日、お目にかかりますね。モリ介でした。