いや~やって来ました、冬が。今日もお元気でしょうか、モリ介です。
出勤で車を道路に出すと、途端に、雪がちらちら。車外の温度計は2度。会社に着いたら0度でしたよ。それまで雨が降っていたのか、道路は真っ黒。こんな状態で、気温が氷点下になると、車の運転は気を遣いますよね。寒冷地にお住まいでない方は、おわかりになりずらいでしょうけど、道路が黒いままだと、どこが凍っているのか判断できない。ブラックバーンとかいうやつ? まだ、雪道の方がマシな感じ。
盛岡で車を運転される方は、100人いれば、100個の答えがあると思うけど、通いなれた道でも、この地点がヤバい、というのが必ずあるんじゃないですかね。ここで止まったら坂道登れない、とか、ここでスピードが出てたらカーブで曲がり切れない、とか。カーブの大きさじゃないんですよ。日陰になる時間が長いので一旦融けてもまた道路が凍りやすい、みたいな理由が大きな要素なので、場所場所で違うんですよね。
関東以西の積雪の報道で、スリップして走れない車を見て、寒冷地の人間は呆れてる、と言いますけど、本当です。雪が積もったら、ノーマルタイヤでは走行不能ですよ。一度止まったら、発進はできないし、交差点では曲がることすら無理でしょうね。プロドライバーですら、認識が出来ていないことに呆れている、ということなんです。東北にお住まいの方にすれば、何を今更こんなこと、みたいな内容ですけど。
さて、今朝の卸売場ですが、シーズンも最終盤を迎えた秋サケです。
そして、一番上の3入り、9.3キロの中身です。ちなみに秋田県産。
以前お送りした、銀色に輝く魚体は、もうこんな感じに。銀毛に対してブナ毛、と呼びますが、やはり脂ののりは薄いものになっちゃいますね。でも、メスの卵は最高にいいはずですよ。
何かに書いてあったけど、身を食べる魚と卵を採る魚はちがう、といわれるらしい。秋サケで言えば、身が美味しい時期は卵が未熟で、卵が成熟すれば身に脂がない、ということなんですかね。そういえば、輸入物を含めて、これだけ販売されている銀サケだけど、養殖の銀サケ卵が無いのは、どういうことなのか、営業担当に聞いたことがあるよ。答えは簡単。未熟すぎて、あまり好まれないから。養殖会社で、商品化を目指したところもあったみたいだけど、かなり生臭くて、諦めたらしいです。でも、実は、このブログを始める前に、入荷した商品を見たことがあった。細っそいスジコみたいなやつ。沿岸筋のお客さんにご購入いただいたらしいけど。毎年春ぐらいに、北海道から、スジコが入荷するんだけど、その行先もだいたい沿岸筋。モリ介も、大昔に、宮古のお店で、結構お高い価格で販売されていたのを、見たことがあるよ。盛岡では、まず見ないけど。先の養殖銀サケ卵、沿岸の方は、味わってみてどうだったんでしょうかね。
お次は、サンマ箱に入った、宮古産のこれ。
ね、サンマ箱でしょ。でも「平政」って書いてある。中身はこんな感じ。
宮古の定置網にかかったヒラマサ、4キロ、6尾入り、です。
確かヒラマサって、暖かいところの魚じゃなかったっけ? 調べてみると、やっぱりその通りで、旬も春から夏、とある。でもそれは、西の地域の話かもしれないですよね。宮古の定置網に、この時期にかかる、ということであれば、宮古での旬は初冬、で良くないスか? ま、モリ介が決める事じゃないけど。しかしこれも、温暖化の影響なんでしょうかね。
えーと、正直に言いますと、モリ介、ブリとの区別がよくわからない。目の下の黄色味が、若干濃い気がするにはしますが。あとで調べておこう。
ブリほどの脂は無いようですが、大型のものより、小型の方が旨味が強い、と、ネットでは書いてある。それだったら、ちょうどよいサイズ感じゃないですかね。握り寿司だったら、最高に旨いはず。ぜひこの週末、味わってほしいですね。
それでは、今週はここまで。来週またお目にかかります。モリ介でした。