皆さん、こんにちは。モリ介です。選挙明けの月曜日、お送りしてまいります。
やっと終わりましたね、選挙。モリ介は、早朝勤務なので、選挙特番とかを見ることはできません。なので、朝起きて録画された番組を見てから、会社に出社してきました。もちろん、支度をしながらなんですが。正直言うと、岩手の選挙区、もうちょっと競る場面も予想してたんだけど、モリ介が見た番組では、8時ちょうどに、参院補選を含めた県内すべての選挙区で、当確が出てましたね。現実には1票も開いてない時点で、当確を出せるんですから、報道各社のリサーチ力、凄いもんですね。ま、ごくまれに、間違うこともあるようですが。
与党側の過半数割れ、どうやら現実のものになったよう。間違いなく、これからひと悶着あるわけで。現総理は、今のところ退陣は考えてないらしいですが、党内で”ハイ、そうですか”とはなりませんよね。はたして、どうなることやら。野党側も、黙って見ているわけにもいかないでしょ? 虚々実々の駆け引きが始まるわけですな。
大昔のある週刊誌に連載されていたマンガで、政権与党の若手二世議員の秘書を主人公にしたものがあった。党から支給される、表に出せない金をあちこちに振り分けたり、党の大物議員に取り入ってある私的な会合に出ると、普段はバチバチにやりあってる野党の党首が上座に座っていたりとか、政治の裏の様子が描かれていて、結構エグい内容でしたね。裏金は、銀行の名前が入らない帯封を使って束ね、目立たないようにデパートの紙袋を二重にして運ぶ、とか、ワイシャツやスーツは、安いものを何十枚も買い置きして、農村地帯を回る時は、そのまま田んぼに入って泥まみれになってお手伝いをする、とか、色々なテクニックが書かれてました。何となく、何となくですよ。フィクションとはいいながら、実在する政治家に重なる部分も見え隠れしたりして。やっぱり各方面から圧力がかかったんでしょうか。主人公が急逝した若手議員の地盤を引き継いで、国会議員に当選し、政治の舞台でのし上がっていこうとする、ちょうどそのあたりで、突然連載が打ち切りになりました。ということは、漫画の内容、ほぼ本当だったりして。
商売的には、選挙が終わって一安心。だけどもう月末が近い。このまま静かなまま、月内終了の公算も高いですかね。月明けはいきなり3連休がありますので、月明けの売場は少々バタバタかと。保存可能な商材は、前もって在庫を確保していただけるとありがたいんですが、経済状況も厳しい折、お客様側の在庫判断もシビアにならざるを得ませんよね。月初2日間は、忙しいのは覚悟ですかね。
そして、今朝の卸売場。宮城県産のカツオ、少々脂が回復してきたようにも見えましたよ。サンマもブリ類も順調入荷。そんな中、まずお届けするのは、言わずと知れたこの赤い高級魚。
北海道は斜里産のキンキ、です。3尾入りで1.9キロ。ブランドのタグもついてますね。標準和名はキチジ。岩手ではキンキン、と呼ぶのが通りがいいですかね。関東ではキチジとは呼ばずに、キンキが普通なんだとか。たまに北海道ものでは「メンメ」と書かれた箱も入荷します。割と年中入荷があるイメージなんですが、この写真はやや大きめかな、と思い、ネタにしました。体長は30センチ程ありましたよ。キンキって、キンメダイみたいに50センチとか60センチとか、大きくなるんでしょうか。モリ介は、そのぐらいのサイズになると、見たことがないかも。20センチ程であれば、珍しさは無いですかね。お値段は…、当たり前にお高いです。前にも書いたけど、全国的にもてはやされる、アカムツ(ノドグロ)よりも、モリ介は美味しいと思います。もっと皆さんに食べてほしい気持ちは当然あるんですが、これ以上値段が高くなってもね~。人生を終える前に1回食べられるかどうか、みたいになるのもイヤ、っちゃイヤかも。
お次も赤い魚。このブログでは初登場かも。2週間程前にも入荷してたんだけど、魚体も小さかったんで、後回しになってました。
宮古産のユメカサゴ、4キロに40尾程入ってました。体長は大きなものでも20センチ程でしたかね。調べてみると、標準和名も同じユメカサゴ。場所によっては、ただのカサゴ、とかノドグロ、と呼ぶ地域もあるんだとか。なんでも、喉が黒いから、らしいです。でも、アカムツとは違いますよね。モリ介は食べた事は無いけど、抜群に旨い、とのこと。まあ、キンキンにはかなわないんでしょうが。お値段は確認してなかったけど、このあたりだと、モリ介でも手が出せたりするんではないかと。あ~、茶色い煮汁がしみ込んだ、赤いお魚、何でもいいから食べてぇ~。しばらく住民税が高いので、落ち着くまで我慢か~。とりあえず、冷凍の赤魚にしとくか。でも、赤魚も価格が上昇中らしいし、厳しい生活、しばらく続くかな。政治家の皆さん、何とかしてくださいよ。
最後は泣き言になったところで、今日はこの辺で。皆様とは、また明日、お目にかかります。モリ介でした。