• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。今週もお付き合い、よろしくお願いします。

皆さんは、お正月飾りとか、すでに外されてると思いますが、外した後、どうされてます? 神社のお焚き上げとかに出されます? モリ介ん家では、大きな神社さんまでそう遠くないこともあって、そちらの方にお願いしてます。ところで、火を焚くスペースがない神社さんでは、どうしてるんですかね。とりあえず預かるだけ預かって、どこかで焼いちゃうとか。もしかしたら、お札は販売するけど、処理は他所で、って所もあるんですかね。まあ、だいたいは預かってもらえる、と思うんですが。

昨日、一昨日と連休だったじゃないですか。モリ介実家近くの幹線道路、ものすごい渋滞だったんですよ。理由はお焚き上げ(というか、こちらではどんど焼き、とか、どんど祭というのが普通です)に向かう車がどっと押し寄せたせいなんです。ま、多少の荷物はあるわけで、やっぱり車、ってなりますよね。だけど、昔から、とんでもない渋滞になるのは知ってたので、モリ介家はどうしてるか、というと、早朝に車で行くんですよ。今年は5時ごろでしたかね、訪れたのは。本殿に近いところに車を止めることもできますし、参拝をするにしても、全然並ぶこともない。例年はもっと早くて、3時半ぐらいだったかと。それでも、人っ子一人居ないか、というと、そうでもない。近場の駐車スペースは、半分ぐらい埋まってるんです。早起きが苦手でない方にはお勧めですかね、この早朝参拝。あ、それから一つ注意点が。日が昇る前の時間なので、当然暗いわけですよ。例年だったら雪も積もってる時期なので、小っちゃいライトを持参された方がいいと思います。ちょっとした暗がりに、段差とか、ツルツルポイントがあったりしますんで。今年は、以前よりも照明が増えてましたので、安全面には配慮されてるな、と思いました。昔は、集積スペースがどこにあるかわからないくらい、真っ暗でしたから。ちなみに、モリ介妹一家も、日曜日に出かけたようですが、渋滞に巻き込まれて、モリ介実家でUターンしていきました。

さ~て、卸売場の話題へとまいりましょうか。先週は少なかった日本海側からの入荷も、元に戻りつつありますね。あ、秋田の荷主さんからのメジマグロがある!と思ったら、秋田市場経由の韓国産でした。そうか、ネタとしてはちょっと弱いか。でも、今朝はそこそこ撮れ高もあって、どれを採用しようか迷っていたところ、普段よく見かけるナメタガレイの箱に隠れて、こんな商材が入荷してました。お~、久しぶりィ。

いや、最初は、箱が同じなんでナメタかと思ってたんですけど、箱の中身を見ると何か感じが違う。イナダか?違う。セイゴ? 箱の真ん前まで来て、あら、サクラマス! というわけ。北海道は根室産の5キロ、7尾入りでありました。箱には「本鱒」の表記が。トロール漁で獲れたもののようです。担当者によれば、しばらくは水揚げも不安定に推移するかもしれないが、徐々に本格化していくでしょう、とのこと。少々気が早めですが、鮭鱒漁、シーズンイン、ってことでいいでしょうかね。カラフトマスが出てくる夏場まで、よろしくお願いしますね、サクラマス様。おっとその前に時サケがあるんだった。今年は生鮮で、そのお姿を拝見することはできるんでしょうか。

そして、今日の二ネタ目は、というと、産地は違えど、赤黒そろい踏み、のこのお魚たち。

下は、超高級魚でおなじみ、アカムツです。又の名をノドグロといいます。秋田県は男鹿産の9尾入り、2.9キロでありました。写真はこちら。

そして、黒い方はクロムツ。徳島県は紀伊水道産。地図で見ると淡路島の南側のようです。こちらも9尾入りで2.9キロ。写真はこちら。

体長はどちらも、30センチちょい。こうして並べてみると、色は全く違いますが、形はそっくりかと。ノドグロは、注文が入って売約済みだったんですが、トラックの出発までまだ時間があったんで、クロムツの売場まで持ってきての撮影。営業担当にとっては、はた迷惑なんですが、赤黒がそろうのはめったにない、と思いまして、なんとかお願いしての写真なんです。ね、市場ならではの写真でげしょ?ま、そう思ってるのはモリ介だけかもしれませんが。

いや、先週、今週と、ご紹介しきれてない写真もちらほらありまして…。前にも言いましたが、シケ早い時期なので、入荷が少ないことも想定しないといけません。そのうちご紹介するタイミングもあろうかと思われますので、蔵出しスペシャルになった際は、ご理解いただけるとありがたいです。時間も迫ってまいりましたので、今日のブログも終了、と致しましょう。今週は、雪マーク、多いですね。いよいよ根雪も覚悟しないと。ここまで雪がない事も珍しいんですが、反動も怖い。何事もそこそこが肝心、とは言いますが、人の力では何ともならないので致し方ないしね。それではまた明日、お目にかかります。モリ介でした。