こんにちは、皆さん。
今日もモリ介がお送りします。
明日は月末ということで、今朝の卸売場は、荷物少なめかな~、と思いきや、さにあらず。
色々と商品が並んでいましたよ。
まずは、これ。
写真に撮りたかった、生サンマの特大サイズ。北海道産の2キロ、13尾です。
遠近感によって、スケールを置いても、大きさがわかりずらいので、特別に、発泡スチロールのフタの上まで、ご足労頂きました。
例のごとく、スケールは20センチだから、魚体は30センチぐらいある。
昔なら普通のサイズですけどね。
売り場には無かったけど、わずかながら、2キロ11尾というサイズの入荷もあったんだとか。
価格はキロ当たり、ウン千円。
盛岡市場まで引き取りに来ていただく価格で、1尾千円では買えないことを、この場にご報告申し上げます。
末端価格では、2千円でも無理かも。
そして、画像は無いけど、カツオ。
急に水揚げが少なくなったらしい。
価格も高騰して、今朝の入荷は断念せざるを得なかったみたい。
なんか、シーズンはこのまま終了するっぽい雰囲気。
少しずつは入荷もあるかもしれないけど、流れとしては、来年の初ガツオに期待でしょうかね。
無いとなると、食べたくなるのが人情。
あ~、脂ばっちりのカツオ、もう一回喰っときゃ良かったよ。
お次は、これも何回も登場したかな? こちら。
でもですね、これは、山形県産の生スジコ、3キロ入りです。
見てくださいよ、この色、このツヤ。
わざわざほぐして、醤油イクラなんか作らなくてもいい。
このままスプーンでかき出して、炊き立てご飯にのっけて喰いたい。
生醤油を垂らしてさ、いや、塩でもいいか。
叶わぬ妄想はこの辺にして、担当者による情報ですが、北海道産の秋サケ漁は、10月に入って大失速。
日本海側と日高方面の水揚げが少なくなり、道東やオホーツク方面の水揚げが少々まとまっている、というのが現状らしいです。
例年の流れだと、北海道の漁は終盤である、というのが大方の見立て。
これからは、三陸や日本海方面の水揚げが主体になってくるけど、三陸も厳しい状況。
なので、生スジコや生イクラの相場は、かなり上昇してくるだろう、とのこと。
でも、近年の、バカ相場にはならない、とも言っていたよ。
なぜかと言えば、この間も記事に書いたけど、昨年の冷凍原料が、世の中に、まだ残っているから。
冷凍向けの原料としての、生スジコ、生イクラの需要が少ない、ということなんです。
だけど、生のスジコやイクラが欲しい方は、今すぐの手当てがおすすめですね。
”手当て”って、仕入れのことですよ。転じて購入のこと。
今すぐ買って、冷凍醤油イクラを作るべし。
その前に、ちょっと、生イクラ丼を食べましょうか。
モリ介は、去年の北海道産がやや豊漁だった時に、生イクラを買って、冷凍醤油イクラを作ったよ。
正月はそれを解凍して食べる予定。
一年もたって、大丈夫かって? 今年の夏にも食べたけど、全然大丈夫だったよ。
チェストフリーザーの一番底で保管してるからなんだけど、普通の冷蔵庫の冷凍室では厳しいかもしれないので、マネしないでくださいね。3ヶ月が目安かも。
そろそろ締め切りの時間がやって来ました。
今日の記事は以上です。モリ介がお送りしました。