こんにちは。モリ介です。本日もお付き合いください。
もう桜も終わりですね～。明日と明後日は、雨予報ですから、完全に終了でしょうかね。この間の日曜日、いつもの早朝ウォーキングで岩手公園にちょこっと寄ったんですけど、梅は完全に終わり。ただの木。上の方にある桜も、花の勢いは全然なし。葉っぱも出てるし。別の場所にある桜も、花は咲いてるけど、散った花びらが道を覆いつくす感じに。向かい側ににある駐車場に止めてある車。ボンネットやフロントガラスにはもちろん、タイヤにも踏んづけた花びらがべっとり。ここまでくると、風流では済まないかな。黄砂もひどいので、車の持ち主さん、ウンザリの季節かもしれませんね。花粉症とかもあるし、大雪と凍結の冬よりはましでしょうが、春はそこそこ迷惑、のケースもあるのかも。
また関西話で恐縮だけど、あちらでは、夏と冬でどちらが好き？の質問で、「夏」と答えるヤツは誰もいない。全員「冬」。真夏の日曜日、朝７時で３２度。セミもうるせぇし、寝てらんない。でも、冬も寒い時は４度ぐらいまでは下がるよ。それでも、冬の体育の授業は全員短パン。長ズボンは一人もいない。長袖も少なかったような。モリ介母が、モリ介妹の転校のため学校を訪問した時の事。体操着で長ズボンを注文したら、学校の先生に、「体のどこかが弱かったりしますか」と聞かれた。長ズボンは、虚弱体質の人用だったみたい。でもね、１月２月の校庭なんて、海風がビュービュー。寒いのなんの。長いの着りゃいいのに、こいつら馬鹿じゃねぇの、と、正直思いました。自分も半袖・短パンなんだけどね。
さてと、今朝の卸売場。北海道ものの入荷が少ないせいか、品物も多くない。昨日とは大違いです。そんな中、見つけたのが…。
北海道は厚岸産の生ガキ。もちろん生食可能です。１パックは３００グラム入り。裏貼りシールを見ると、「カキえもん」とある。調べてみると、名の通ったブランドみたい。今や厚岸は、生ガキの産地としても超有名ですもんね。何でも、一年中出荷が出来るんだとか。年月と手間暇をかけて育てたこの生ガキのお値段は、というと、さずがブランド、のお値段でした。モリ介は、生ガキは得意じゃないんだけど、火の通ったものは大好き。濃厚な甘味が特徴、とのことなので、ぜひ味わってみたい一品ではありますね。そして、県内産の殻付きカキもありましたよ。
山田産の殻付きカキ、２５個入りです。左側の紙はなんだ、というと、菌の検査証明書です。生食できますよ、という、お墨付きですな。これから、夏場に向かって、岩ガキなんかの入荷も多くなってきます。生ガキファンの方、お楽しみに。
そして、ビジュアル的にどうかな、と思うんですけど、この貝を。
石巻産の赤皿貝です。標準和名もアカザラガイ。貝殻にフジツボなんかがくっついていて、あまりきれいに見えないので、写真も小さめに。食べ方も、ホタテに準ずるようだけど、生食はちょっとねぇ。調べてみると、甘味は非常に強く、ホタテ貝にも匹敵する、とある。だけど、担当者やお客さんに聞いてみると、旨味はあまりないよ、とのこと。昔、業界では有名な学者の先生が、盛岡の市場にいらしたことがあって、「僕は九州の出身で、あっちは、アカザラのような、あんまり美味しくない貝しかない。ホタテのように美味しい貝を豊富に扱えることを、有難い事だと思った方がいい。」とご高説を賜りました。アカザラの味に関しては、その学者先生の個人的感想です。念のため。
少し時間があるので、欲張って、昨日の写真から。
北海道は斜里産のニシンです。メス、とあるので子持ち。アップにしてみますね。
なんときれいな魚体。ウロコが落ちやすいニシンにしては、完璧なビジュアル。しかもお腹、ぷっくり。あ～旨そう。モリ介はニシンが大好きです。腹の皮をめくって、卵が出てきた日にゃ、小躍りしますな。この魚と別のニシンが、これまた別の場所にあって、いつもは県内産の魚がある場所だったので、「もしかして、三陸産？」と聞いてみると、北海道産だった。三陸では獲れないよな～、と言うと、担当者が教えてくれた。聞くところによると、数は少ないけど、定置網に入ることもあるんだとか。でも高値で取引されるんで、市場に入荷することはほとんど無いらしい。貴重な前浜もの、ということで、楽しみにされている方もいらっしゃるようです。モリ介も、お店で買って帰りたいんだけど、ニシンって、身がやわらかいじゃないですか。焼ずらいっていうことで、モリ介嫁が嫌がるんだよね～。骨も細かいし、外れやすいし。そこそこの漁がありながら、あまりニーズが伸びてこないので、相場は少々お安め。っていうか、かなり安いのが現状らしい。
肉類は、結構値段が上がってますよね。リーズナブルな価格でご提供できる魚は、まだ色々ありますよ。今は、ニシンにチャンスあり、ってことで、お店でお買い上げくださいね。明日は、水曜日で休市。また、木曜日に。モリ介でした。