• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。早速お届けしていきますね。

モリ介ん家には、結婚当時からの家電がまだ2つ残ってる。つまりウン十年選手。一つは炊飯器。もう、色もさめちゃってるんだけど、ランプも点くし、アラーム音もする。嫁はたまに、新しいのに買い替えよう、という言うんだけど、正直どうすればいいかわからない。だって、高いヤツって十万以上するみたいだし、どの線を狙えばいいんだか。高いのを買っちゃったら、米もブランド米にしなきゃ、なんですかね。ますます米を喰って巨大化するんじゃないの? かと言って、なんかお安いのを買うのもね、なんだかね。結局壊れるのを待ってるような状態。

それは良いんですが、もう一つの家電が、冷凍庫。冷蔵庫は別にあるんですよ。え~と、今のが3台めでしょうかね。でも、冷凍庫は年代物で、上にパカッと扉が開くタイプ。宝石箱みたいなあんな感じ。これが先月ぐらいから、変な音がする。バキバキバキッ、まさにこんな音。冷媒かなんかが少なくなって、配管が悲鳴を上げてるんでしょうか。で、ついに先週、動かなくなった。壁面の霜が解けだしてるのに気が付いて、食材を冷蔵庫の冷凍室へ。入りきらない分は冷蔵庫に収納して、すぐに食べ切る段取りを組んで。アイスが2~3個犠牲になっちゃいましたけどね。

実は、今年の春先ぐらいから、そろそろ買い替え時、と考えてはいたんで、食材も満タンには入れてなかった。というのも、前にも書いたけど、据え付けのファンヒーターが、2月だったかにダウン。元々エラーが多発してたけど、ついに点火が出来なくなって。灯油の気化は出来るけど、火が点かない。部屋中が灯油臭くなってしまった。なんなら爆発の危険もあるよね。で、冷凍庫とファンヒーター、何の関係があるの?というと、本当に変な配置なんだけど、ファンヒーターの真横に冷凍庫が置いてあるので、この際、両方とも買い替えて、冷凍庫は物置スペースに移動することにした、というわけ。直接暖気が当たる訳じゃないけど、比較的暖かいスペースに置かれて、ウン十年よく頑張ってくれました、冷凍庫様。

先日、家電量販店で、購入と設置の予約をしてきました。こんどは、物置スペースの片づけと清掃をしなきゃないので、忙しいんですよ。モリ介は、少しずつやってるつもりなんですけど、嫁が全く動かない。とにかく何をやるにも2日前ぐらいにならないと、エンジンがかかんない。いますよね、こんな人。で、最後は諦めるんですよ。開き直って、半分書きかけの宿題帳を休み明けに持って行く小学生と同じ。で、先生にも親にも怒られて、休み明けの最初の日曜日に泣きながら、宿題帳をやる羽目になるんですよね。モリ介は、最後の3日間に泣きながら宿題を済ませてましたが、休み明けに繰り越したことは無いです。え~と、何の話だっけ。

くだらない話はこのへんにして、本題へ。やっぱり、気温がぐっと低くなったので、鍋関係商材の動きが良くなってるような。タラとかサケのフィーレとか。サンマも順調に入荷していますしね。どんどん値上がりしてる商材とかほっといて、魚を食べましょうよ。全体的に水産品が割高なのは分かってるけど、そのうち逆転現象もあるかもよ。水産売場は小まめにチェックしておきましょう。

さて、今日の一発目は、お正月には欠かせない、このお魚。

冬の大定番、ナメタガレイです。標準和名はババガレイ。当社の取り扱いとしては、圧倒的に北海道産が多いんですが、この写真は宮古産。3キロ4枚入り、でありました。12枚入りの小さなものまで、色々とサイズもありましたよ。一番大きかったのがこの4枚入れ。お客さんもみなさん見にいらしてましたね。担当者に値段を尋ねると、さすがにこのサイズでは1枚千円はムリ。もう少し小さ目だと、購入も可能かと。今は年末になっても比較的品物が手に入るけど、大昔の年末は、キロ当たり2万円とかの値段もついてましたね。仙台市場で一度、4万円とかあったんじゃなかったかな。とにかく、今は1ケタお安いですから。前にも書いたけど、お安いうちに煮魚を作っておいて、煮汁と一緒に冷凍すれば、お正月まで保存は可能です。むしろ、作ったらすぐ食べたくなっちゃう問題にどう向き合うか、が課題でしょうかね。

そして、もう一ネタは、ナメタが冬の魚ならば、もうシーズン終了のはずの、このお魚。写真は押さえたけど、果たしてお分かりいただけるかどうか…。

これは、一斗缶を45度斜めの方から中をのぞいています。中身は活きたドジョウ。右回りでぐるぐる回って泳いでました。これは青森県産。田んぼに水がある時期が盛漁期らしい。当社では、青森の他、茨城とか千葉あたりの取り扱いもあるそうだけど、10月のこの時期に、活ドジョウが入荷するのは珍しいんだとか。そういえば、ドジョウってスタミナ食材のイメージですかね。でも、冬に向かってもスタミナは必要ですよね。風邪予防とか。少々小さ目サイズなので、お客さんに引き取られた後、どんなお料理になるのか、興味があるなあ。有名なのは柳川鍋だけど、あれって開きにするんじゃなかったっけ。このサイズは、ちょっと開けないかも。柔らかく煮込めば、骨ごといけるんですかね。モリ介は、子供の頃に食べた事があったけど、すんなり食べられた記憶がありますね。確か、ゴボウの出汁が美味しかったんですよね。

さてさて、今日もそろそろお時間となりました。ブログもこれでおしまい。あ、一斗缶って書きましたけど、わかります? ドリフターズのコントで使う、あの四角い缶。モリ介が子供の頃は、灯油のポリタンクなるものはまだ無くて、取っ手が付いた一斗缶で配達されてましたよ。で、缶バッジみたいなフタが曲者で、親指で思いっきり押し込んで、へこませないとフタが外れない。寒い中イライラした記憶がありますね。すみません、昭和のあるあるでした。明日は恒例の水曜休市で、当ブログもお休み。また、木曜日にお目にかかります。モリ介がお送りしました。