• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。今日もよろしくお願いします。

先週は、色々とイベントがあったんですかね。先週の木曜日だったか金曜日だったか忘れたけど(木曜日でした)、会社帰りの道路で、やたらと観光バスを見かけた。同じ会社のバスだったら修学旅行とかかな~、とか思うんだけど、全部違う会社のバス。インバウンドのツアーも、ここまで盛んになったのかな、とか思っていたら、市内の小学校の球技大会だったみたい。モリ介の小学校時代、そんなのあったっけ?陸上記録会とかはあったよ。ま、いずれにしても運動オンチのモリ介には、お呼びがかかる訳もなく。そういえば、クラスの男子に、走り高跳びで1メートル60とか飛べるヤツがいたな~。学生時代にもてるヤツってこんなタイプだよね。モリ介にはかかわりの無い話でござんす。

そして日曜日。雨が降ったりやんだりの中、墓参りに行ったんだけど、風向きなんですかね。やたら、蒸気機関車の汽笛の音が。寺でも聞こえたし、家に帰ってからも聞こえる。長かったり短かったり色々。2~3時間聞こえてたような。通常の業務や運行だったら、絶対あり得ないですよね。イベントで一般の人が鳴らしてるよ、きっと。調べてみると、JRで、SL入替体験ツアーなるものをやってたみたい。乗車、走行体験、転車台操作体験だって。凄いな~。転車台なんて動かしたことのある人って、今の世の中、ほとんどいないはず。転車台って、SLなんかの方向を変えるやつね。簡単に言えば機関車を載せてぐるっと方向転換をする、ちょっと大掛かりな装置のこと。昔は、大きな駅には必ずあったんですよね。あれって、動力はなんですかね、モーターかな。田舎の駅では、昔は人力だったはずだけど。なかなかの内容ですな、この体験会。参加費は、というと…。やっぱりね。お一人様6万円。人手も経費も掛かりそうなイベントで、儲かりそうな感じはしないけど、6万はなかなか。今は、SLのナンバープレートも、数十万円は最低でもするらしい。モリ介が子供の頃は、ちょうど蒸気機関車が廃止になっていく頃。国鉄時代の盛岡鉄道管理局でも、10月14日の鉄道記念日にイベントをやってたんだけど、SLの部品なんかの即売会もあって、3万円ぐらいでナンバープレートが買えたんですよ。行きたかったんだけど、日曜日に当たらないと行けない。当時は土曜日も学校があったんでね。なんだかんだで、行けたことはなかったですよ。借金して100枚ぐらい、ナンバープレート買えばよかった。今頃一財産だよ。小学生が300万円借りられるはずがないか。

そして、今朝の卸売場。ネタの不安を解消できたんでしょうか。結論から言うと、撮れ高はまずまず。サンマもブリも少しまとまっての入荷。多くはないけど、カツオも秋サケもありましたよ。昨日お伝えしたカンパチも岩手、宮城から入荷がありました。まずは、サンマのネタ。実は、大船渡産以外の岩手県産サンマの入荷って、お伝えできていませんでした。釜石産の入荷は少ないながらも何回かあったそうなんですが、今朝は数パレットの商品が売場にありましたので、この写真をば。

まあ、写真では、岩手県産も北海道産も同じなんですけどね。釜石産サンマの初取材、ということでお許しくださいまし。どうやら釜石では、まとまった水揚げがあったようですね。あとは、宮古産サンマを待つばかり。あ、断っておきますが、箱を写さないのは、宮古の業者さんが出荷してくれたので、箱には宮古の文字があるから。釜石で水揚げしたサンマをトラックで陸送して、宮古の工場で仕立てて出荷した、ということのようです。法律では、水揚げ地の県名があればいいので、岩手県産の表示だけでオーケー。箱の「宮古」の文字も、業者さんの住所が載っているだけで、宮古産とは書かれていないので、これも問題なし。なんだけど、モリ介の記事、とりあえず箱やパーチに書かれている情報で、産地、としているんで、もしかすると、正確性を欠く場合があります。悪しからず。いちいち担当者に確認すればいいけど、忙しい時はそうもいかないんでね。県名が違ったりすることは、まず無い、と思いますんで、この程度でご勘弁を。

そして、もう一ネタは、これもしばらくぶりに取り上げた、このお魚。

秋田県は八郎潟産のシラウオ、です。この発泡スチロール入りで、1キロ。もちろん生ですよ。しかし、いつも思うけど、どうしてこのブログの写真、黄色っぽくなっちゃうんだろう。実物は、もっと白いんですけどね。カツオ売場用の、電球色のLEDの光が当たってるせいもあるのかな。前にも書いたかもしれませんが、マグロの部署と、鮮魚売場のカツオが並ぶあたり、その2ヶ所は、特別に電球色のLEDを使ってます。魚の赤身が薄く見えないようにするためなんです。白いLEDの光が魚の赤身に当たると、どうしても色がさめて見えちゃうんですよね。話を戻してこのシラウオ、漢字だと「白魚」と書きますが、シロウオと読むと、べつの魚になりますよ。形は似た感じだけど、シロウオの魚体はもう少し飴色っぽい。漁獲は少なくてほとんど産地で消費されるようです。市場に入ることはまずないでしょうかね。モリ介も実物を見たことはないかな。この八郎潟産シラウオ、近場からの入荷とあって、鮮度も抜群。そのまま刺身でもいけるけど、モリ介が好きなのは、卵でとじたおつゆ。白魚がふんわり、卵もふんわりのダブルふんわり、が、たまらないんですよね。今どきは、夕方過ぎにはちょっとばかりひんやり。温かいおつゆで、短い秋を楽しむのもいいんではないでしょうかね。

あ、時間がヤバいので、今日はこのへんにしましょう。え~、今週はまだあと2日もあるよ。今朝の取材では、モリ介が見た事のない魚の写真も撮れました。近いうちにご紹介しますね。それではまた明日。モリ介でした。