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今日もモリ介です。よろしくお願いします。

今朝もいい天気。桜も間もなく開花宣言ですね。

世間で大騒ぎの、違法賭博問題。希代のスラッガー氏の、事件への関与が否定されましたね。良かった良かった。国内外で、「何か知ってるんじゃないか」みたいな、疑いの声もあったようだけど、この間の記者会見を見てモリ介は、絶対大丈夫だな、と思ったよ。複数の、それも連邦の捜査機関が動いてるのだから、普通じゃあり得ないであろうその手口も、いずれは明らかになる。嘘の釈明をすることが、どんな結果を生むかなんて、彼が理解できないはずがありませんからね。

それにしても、某通訳氏はどんなつもりで、スラッガー氏と付き合っていたのか。長い間、金づるだと思ってたような様々な行動が明らかになり、ショックも大きいですよね。まあ、支えてくれる新しい家族も出来て、本当に良かった。今シーズンの打者としての活躍、そして来シーズンの完全復活、期待したいですね。って、ワイドショーのコメンテーターかよ。

そして、今朝の卸売場ですが、休市前の土曜日、ということもあって、社員もお客さんも忙しそう。何枚かネタ候補の写真を撮って、はてどうしようか、と思っていたところ、後ろから、営業幹部氏からの声が。「サクラエビ入荷しましたよ。」 連れられて外に出てみると、東京便のトラックから、今まさに降ろされたサクラエビの箱。早速、中身を見せてもらいました。

どうしてもパッケージが光るなあ、ということで、特別にフタを外してもらうと…。

もうちょっときれいな色なんだけど、写真だとこんなもんですかね。産地では、3月末から漁が始まってたんで、もう少し早く紹介したかったんですが、モリ介は、なかなか会えずじまいだったもんで。

また大昔の話で恐縮なんだけど、モリ介が先輩の下で営業をしてた頃、釜揚げ(だったと思う)のサクラエビと、台湾産の小エビ(これも釜揚げだったような)の販売をしてたことがあった。薄手の木箱に1キロ(だったと思う)敷き詰められた商品は、透明フィルムに巻かれたような状態で、落としたり横倒しにするとアウトな、なんか厄介な存在だった。何回も怒られたっけ。今も扱いがあるのかな?

当時は、台湾産小エビは、サクラエビとは違う、ということで、絶対に「サクラエビ」の名前では販売しなかった。お客さんは、小さいほうのサクラエビ、と呼んでいましたがね。あ、大きさは全然違いましたね。小エビはサクラエビの半分ぐらい。

気になって調べてみると、駿河湾産も台湾産も同じ種類であることが判明してるんだとか。あ、台湾産サクラエビ、って載ってる。あれもサクラエビだったんだ。

ちなみに、岩手の春の風物詩であるイサダは、ツノナシオキアミというのが正式名称のようです。何となく、エビかな?という見た目ですが、エビではなく、プランクトンの仲間なんだとか。エビにあるヒゲがないので、見分けられる、とも。

駿河湾のサクラエビは、春と秋の2回の漁があるらしく、11月ぐらいにも出回るみたいですが、やっぱりサクラだけに、春に食べたい食材ですよね。春漁も、当初は高値だったようですが、今は価格も落ち着いてきた、とのこと。桜を愛でながら、サクラエビを食す、なんて、贅沢の極みですな。この贅沢を味わえるのは、本当に今だけ。おすすめですよ。

さて、今週の記事もここまで。また月曜日にお目にかかります。モリ介でした。