• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。ブログ管理人のモリ介(仮)です。

けさは、いい感じでネタが拾えてるな~と思っていたら、

卸売場でさんまを発見!(そのネタはまた後日に)

なんて事はない、ただの”解凍さんま”でした。

わざとらしい導入ですみません。

先週の新聞各紙によれば、今年もさんまの魚群は日本近海には寄らず、

はるか沖合が漁場となり、サイズも110グラムから120グラムの

小さめなものが主体となりそう、とのこと。

上の写真の規格が、まさにそのあたりの大きさ。

モリ介(仮)の記憶では、10年前の7月下旬といえば、

そこそこの物量の”生さんま”が、卸売場に並んでいたはず。

35尾サイズなんていう、小さい魚もありませんでしたよ。

担当者の情報によれば、台湾船がはるか沖合の公海上で、

さんま漁で成果をあげている、とのこと。

彼らは、洋上で冷凍処理をして、冷凍品として

水揚げをしているらしい。

生の状態での購入が当たり前の日本人には、

漁場が遠すぎて手が出せない、ということみたい。

日本に近づいてくるさんまが少なくならないか、少し心配。

明るい話題としては、ロシア排他的経済水域内での

さんま漁が、今年の9月中旬から10月末まで行えそうだ、ということ。

う~ん。やっぱり9月、10月か~。

それまでは、解凍ものでがまんするしかないか。

とにかく”予測に反して”の豊漁を期待したいですね。

またお目にかかります!