モリ介です。こんにちは。休み明けの今日もお送りしていきますよ。
今年もあと一週間で終わり。言い古された言葉だけど、早いですね、月日が経つのは。週末日曜日は、市場は開市ですので、6日連続の営業、という事になります。しばらく前までは23日の祝日が最後で7連勤だったから、働く人間にとってはちょっとは良くなった、そんな感じですかね。
やっと終わりました。実家の神棚掃除。火曜日は仕事を早めに切り上げさせてもらって、モリ介父の施設に行く前に、紙垂(しで)を買いに量販店へ。紙垂って、しめ縄からぶら下がっているような、稲妻みたいなギザギザの紙のこと。普通は半紙で作ったりしますかね。モリ介は小学生の頃作らされていましたよ。鉛筆で線を引いて、そのあとカッターで切り取って。右側と左側があるので、折り方が違うんですよね。で、その紙垂、最初に寄った一件目の店で買えたんですよ。施設から帰って余裕で夕方までに終われる、そう思っていました。意気揚々と実家に向かうモリ介。今年は段取りが違うんだよね。買い物袋から紙垂を取り出すと、モリ介母の顔が曇った。ん?なんだ? 「アンタ、神棚に下がっている紙垂、見てみなさいよ」 脚立を登って見てみると、デカい、紙垂。モリ介が買った紙垂のおよそ3倍の大きさ。あ~、こんなにデカかったっけ。大きさなんで全然考えなかった。とりあえず、神棚からいろいろな物を下ろして掃除。紙垂、どうしよう。そのあと近くの商店街に歩いて行って、文房具店に寄ってみたけど出来上がった紙垂は扱っていないそう。念のため覗いた100円ショップにもなかったし。仕方なく一旦神棚を復旧して、翌日に持ち越し。
昨日は朝一で大きな紙垂を買ってきました。色々と品ぞろえを見ましたが、右と左の区別がない。どうやら、しめ縄に挟み込む紙垂には左右が無いようで、ご神体の後ろに飾るタイプは別に商品があるらしい。だけどその店では小さいのしかなかったんですよね。また小さい紙垂を買ったら、何を言われるかわからない。なに、折り方を逆にすれば反対向きの紙垂も作れるはず。紙垂は何とかなったけど、切った半紙を丸めて作ったコヨリ。これで紙垂を結びつけるんだけど、これがまたうまくいかない。落っこちないように強く引っ張るとちぎれちゃう。モリ介は左手指のしびれがひどくて何度やってもダメ。しょうがなく、コヨリは諦めて、タコ糸にしました。チャーシューを作るときに肉を縛るやつね。原理主義者様はグズグズ言っていたけど、もう無視。アンタだって、結べなかったじゃん。だいたい神棚を下から見上げたって、紙垂、見えないよ。紙垂の紙がズレないようにセロハンテープを小さく切って張り付けたのは、内緒ね。来年はもっと段取り良くできる自信、ありますけどね。
さてと卸売場へと行きましょうか。昨日はイブで今日はクリスマス。なんでクリスマスって、年末なんでしょうか。小売店では、クリスマスの売場から年末一色の売場へ変更しなきゃない。モリ介も小売店の店員時代は、12月の25日、超残業でしたよ。だって…。おっと、長くなるから、この話はまた今度にしましょう。荷物は…、多い。多いよ。この赤いテープは?もしかして?

宮古産のキンキです。大き目サイズから小さい物まで色々でした。一番大きかった3キロ7尾サイズを見てみますと…。

体長は尾っぽの先まで30センチちょっと。絶対に脂がのって旨いヤツ。一人で食べるにはちょっと大きいかも。担当者に話を聞くと、想定外に荷物がまとまってしまったよう。確かに高級魚ではあるけど、比較的お安め価格でご提供できるようですよ。ノドグロに大枚をはたくぐらいなら、キンキがおすすめでしょうかね。そして、売場の反対側を見ると、またまた壁が。

先日も載せましたが、またもやスケシラコウォールの登場。北海道は白老産の5キロ入り。今朝は、これだけじゃないですよ。

裏にももう一列ありましたね。この他にも別ブランドやパック入りがあって、全部で20パレットでは済まないほどの入荷が。どうすんの?この荷物。って、担当者には勝算があるんですよ、たぶんですけど。
商戦らしい様子の陰で、一箱だけ入荷してたのは、この食材。「超高級品があるよ」との声で駆けつけてみると…。

今年の春先以来の登場。超高級食材のブドウエビです。宮古産の38尾入り、1.9キロでありました。お値段は、当然高い。イクラよりもお高いかも。ちょこっと調べてみた通販サイトでは、60グラムのエビ、2尾で2万円超え。それも冷凍品で。以前も書きましたが、時間が経つと濃い紫色が退色して、赤っぽくなるそうで、チルド状態での通販は不可能らしい。いまさら冷凍に回すのも無理なので、今日明日中に食べてしまわないと。あ、ちなみに、色が退色しても刺身で十分食べられるそうですけど、せっかくのブドウエビですからね。ボタンエビと同じ見かけだと有難味がない。モリ介はもちろん食べた経験はありませんが、超甘いそうです。この場で醤油を付けて喰いてぇ~。せっかくだから、アップも撮りましたよ。

1尾に1万円出すぐらいなら、アマエビを箱で買って食べ放題にする方を選ぶかもね。甘い、甘い、と言ったって、そんなに変わらないと思うし。って、ただの負け惜しみでしょうか。
なんだかんだで結構取材ができた今日でした。これから天気も下り坂になりそうなので、入荷もどうなるんだか。とりあえずネタが確保できて安心してます。お店は今日でクリスマス商戦も終了。一気に年末商戦一色になります。ますます忙しさが増してきますが、体には十分に気を付けてほしいですね。モリ介の小売店店員時代は、とにかく、練り製品のレイアウト変更が大変でね。通路が狭いので、冷蔵平台陳列は不可能だったんですよ。売場の商品を全部いったん下げて、陳列し直し。今みたいに、冷蔵平台を後から設置出来たら、どれだけ楽だったことか。今は定番売場はそのままなので、雰囲気が出ない、といえばそうかも。これも時代の流れでしょうかね。思い出話はこのへんにして、今日のブログも閉じましょう。また明日お目にかかります。モリ介でした。