モリ介です。こんにちは。本日もよろしくお願いします。
モリ介の出勤時はさほどでもなかったけど、なんとなく冷える予感。予報も0℃だっけ。ここ数日は用心する必要がありそう。雨の後雪になってすぐ氷点下、って、道路ツルツルかも。まだ雪があった方がまし。アスファルトだと、濡れているんだか凍っているんだか、特に夜だと分かりづらいですからね。
先日大都市にあるローカル線のネット記事を見ました。人口も多いのに、乗り換えが不便なので乗客が少なく、一両編成のディーゼルカーが、通勤時間帯以外は1時間に1本。それも複線を走るんだとか。1時間に1本だったら、複線なんか必要ないでしょ。
こんな記事を読んでたら、関西在住の子供時代を思い出した。当時鉄ヲタのモリ介は、あちこち出歩いたんですが、印象深い鉄道路線の一つに和田岬線があります。国鉄の兵庫駅から、海沿いの和田岬駅までの、3キロ弱の鉄道路線。そういえば不思議なんですけど、神戸には兵庫駅も神戸駅もあるのに、中心は三ノ宮駅とか元町駅なんですよね。三ノ宮も「ノ」の字が入ったり入らなかったりで、良く分からない。話を戻して和田岬線ですが、昔は兵庫港に陸揚げされた貨物を運ぶための路線だったようですが、程なく旅客扱いも始めて、今では通勤専用の路線になってます。モリ介が乗ったのは、貨物の取り扱いが廃止になったあたりでしょうか。当時の記憶だと、平日(土曜日を含む)は朝夕中心にそこそこ運行本数があったはずですが、モリ介が訪れたのは日曜日。午前中は2本ぐらいしか走ってなかったはず。その内の1本に乗り込んだんですが…。電車全盛の大都会の中にあって、珍しい非電化路線。それもディーゼルカーですらなく、ディーゼル機関車けん引の旧型客車でした。そして驚いたのは、その客車、完全なロングシートだったんです。ロングシートとは、大都会の通勤電車によくある、窓に背を向けて座る長~い椅子のこと。平日だったら大混雑なんでしょうが、日曜日のその日はガラガラ。5~6両の客車を連ねながら、広い踏切を横切って、工場とかの密集地をのんびりと走る。モリ介のほかには1人ぐらいしか乗ってない客車は、カーブのところで結構揺れる。踏切では、多くの人が列車の通過を待ってるのに、この列車はほぼ空気を運搬中。子供心にも忘れられない光景でしたね。終点に着いた後は、切符を買ってそのまま折り返して帰ってきました。だって、その次の列車は半日後ですから。
この和田岬線、旧型客車が廃止になった後はディーゼルカーでの運用になり、その後電化されたそうです。京浜東北線でおなじみのスカイブルーの103系という電車での運行も、マニアには人気だったようですね。当時はすでに、オレンジ色が大阪環状線、東海道本線の鈍行がスカイブルーの103系の電車でした。以上が大都会のローカル線、和田岬線の思い出でした。和田岬線と呼んでますが、これはあくまでも通称。正式には山陽本線の支線です。今は地下鉄の駅も近くにできて、和田岬線は廃止が検討されてるらしい。お好きな方は、お早めに乗りに行かれたほうがいいと思いますよ。ほとんどの人はどうでもいい話でしょうけど。
さてと卸売場へとまいりましょうか。荷物もそこそこ。もう完全に冬の売場。幅を利かすのはやっぱりナメタガレイ。年末押し詰まってからのバカ相場も、この入荷の感じだと大丈夫そう。大昔はキロ3、4万円とかいう相場もありましたね。サンマも見えなかったので、もう終わりなんでしょうか、と思ったら、卸売場の外にありましたよ。数は多くないし、う~ん、サイズが小さい。4キロ42尾とかいう、サヨリみたいなサイズもありましたね。漁場が南下しても脂が少な目なんだとか。大型がバカスカ入っていた頃が一番旨かったのかも。それでもお客さんからはサンマを求める声も多いらしい。ありがたい事ですね。
そして今日最初のネタは、同じ産地から「白」と「黒」が入荷してたこのお魚です。

青森県はむつ産のアナゴです。上は白アナゴの文字があり、5尾入りの3.5キロ。下は黒アナゴの表記があり1尾で1.3キロの重さがありました。どちらも活締めがしてありますね。頭の部分をアップにすると…。

白アナゴというのはクロアナゴと区別するためかな、と思ったんですよ。ところが調べてみると、シロアナゴという種類がちゃんとある。え?そうなの? でも写真を検索してみると、やっぱりシロアナゴとは違うよう。最初の想像通り、マアナゴで間違いないかと。どちらも旬といわれる時期からは外れてるみたいだけど、特にクロアナゴは、夏場に見なかったような大型サイズが、気温が低くなってから散見されるようになってます。今日はどうかな、と思っていたら、ありましたよ、デカいの。

宮古産のクロアナゴ、2尾入りで6.6キロでした。体長は1メートルオーバーですかね。2尾で6.6キロ、という事は1尾でも3キロは間違いなくある。お顔を拝見しますか。

箱のふたの上に取り出したんだけど、重いしヌメリがすごいし、で大変。ツルっと滑って、作業着に尾っぽがドン。あ~臭っせ~。素手では掴めないから軍手をしたけど、ヌルヌルだ~。煮つけにしても天ぷらにしても、結構な人数前が出来そうですが、お店ではどんな感じで捌くんでしょうかね。だれか動画サイトにアップしてくれないかな~。
そしてお次のネタは、この魚も秋口から何度も取材してるヤツ。だけど地味だし小さいし、で、ストックに回ってたんですよね。でっかい魚を載せた後だから、小さくてもいいか、という事でどうぞ。

久慈産のウミタナゴです。箱にはタナゴ、とだけ書かれてました。生物学的にはタナゴ、という魚は淡水魚で、この魚とは別。大きさは真ん中上のやや大きい魚で20センチちょっと。マダイみたいに40センチとか50センチぐらいになるのかな、と思いきや、せいぜい25センチ程度らしい。この魚にしては普通サイズなのかも。丸々一尾を塩焼きにするなら、このぐらいがちょうどいいかもしれませんね。そんなに脂が期待できる魚でもないので、バターソテーなんかが逆に美味しいかも。だったら唐揚げにもチャレンジしないとね。
お時間も迫ってきました。火曜日のブログもここまでとします。休み明け木曜日の出勤時は緊張しそう。橋って路面が凍る事が多いじゃないですか。下が吹きさらしですからね。そして橋のたもとはだいたいが坂。大昔の事だけど、モリ介は路面が凍っていることに全然気が付かなくて、橋を渡り終わった所の交差点で、赤信号でブレーキを踏んだんですが、タイヤがロックしてしまって滑って止まれない。ABSも効いてるんだか効いてないんだか。交差点の真ん中あたりまで来てやっと止まった。早朝だったから周りには人も車も無くて事なきを得たんですが、本当に橋は要注意ポイント。ちょっとでも横に逸れてたら、橋の欄干と仲良くしてた可能性もありましたね。雪道に慣れないうちは、とにかくスピードを出さない事が大事でしょうか。慣れててもダメですがね。それではまた木曜日に。朝の大渋滞があるかもしれないので、早起きして早めにお出かけになった方がいいかも、ですよ。モリ介でした。