• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは、モリ介です。今日もお送りしていきますよ。

めっきりと寒くなって、今週の天気予報には、雪マークも。あ~、手の甲が寒さで荒れてきそう。クリームを塗らねば。唇もこのままだと割れて、出血必至。

常々思うんですけど、腹にこんだけ脂肪がたまってるのに、何でクリームとかで、油分を補充しなければならないんでしょうか。腹の脂使えよ。

出掛けにせっせとリップクリームをヌリヌリ。初老のオヤジがリップクリームを塗ってる様って、絵にならねーなー。気の毒だよな、このリップも。こんなオヤジに使われて。モリ介がリップクリームだったら、絶対イヤだね。せめて女子にしてくれよ。白石麻衣や橋本環奈だったら最高。深キョンでもいいや。あ、妄想が過ぎましたね。早速本題へ。

昨日は、本州産の秋サケが見えない、と書きましたが、今日は、ありましたよ。山形県産と秋田県産の生スジコと生イクラ。数はわずかでしたけど。

そして、メインでのご紹介は、これは何でしょう?というクイズから。

箱だけじゃわからない? フタに品名のシールが貼ってますね。近づいてみると…。

「鮮とんぼ」とあるけど、この魚は?

筋肉ムキムキ系の超有名シンガーの、これまた、超有名曲とは何の関係もありません。花の都大東京ならぬ、宮城県産の……ビンチョウマグロでした~。中身はこんな感じ。

ロインという、縦に4分の1に割った形態で、上が腹の部分、下が背です。背の方なんか、60センチオーバーのサイズ。これで、9.9キロ。上下合わせて半身分ですから、頭とか尾びれがあることを考えると、1尾で結構な大きさであることがわかりますよね。ちなみに「トンボ」という別名は、長い胸ビレを持っているから、ということらしいです。

マグロの売場でも、ビンチョウのロインがありましたが、おなじ宮城県産でも…。

普通の表示でした~。

ビンチョウマグロについては、秋口こそ不安定な入荷だったみたいですが、11月に入って、コンスタントに入荷が続いています。担当者によれば、年末に向けて、入荷も徐々に増えてくるのではないか、ということです。

この機会に、マグロ担当者による年末の予想を記しますと、輸入のメバチマグロですが、主体はインドネシア産になる模様。ですが、円安が厳しい状態ですので、高値は避けられず、入荷も不安定になりそう、とのこと。適度な脂でさっぱりと食べられる生メバチマグロは、年末の赤身商材のメインだけど、売場に並んでいればラッキー、みたいな感じになってしまうんでしょうかね。

同様のことが、脂物(トロとか脂多めのやつ)でも言えそうで、輸入の養殖本マグロも、メキシコ、スペイン産のものが、アメリカ向け輸出が好調なため、円安の影響も加わり、2~3割の高値となる予想なんだとか。生マグロのトロも、厳しいのか~。

そうなると、トロや赤身はそこそこにしておいて、ビンチョウをがっつり、なんて展開になっちゃいそう。モリ介は何といっても量、なんで。

脂の少ないマグロでも、カルパッチョや刺身サラダなど、油系の調味料で、美味しく食べられますよ。特に、モリ介は、某業務系の量販店で売ってる、おろし生姜プラス油の調味料が大好き。何とかジャンっていう黄色いやつね。マグロにのっけたら止まんないよ。夏場は冷や奴でもばっちり。探して試してみてくださいね。

それでも、生は厳しくても、冷凍ものもあるんで、また後日、情報をお送りしますね。

ちょこっと時間があるんで、売場で見つけた商品をご紹介。と言ってもちょっと毛色が違うんですが。

コロナ開けの忘年会~クリスマスシーズン。何かと集まる機会も多くなりますよね。何が何でも刺身の皿盛りやオードブルじゃなきゃ、ってことでもない、小人数の集まりには重宝する、この類。もちろん、お正月にも、あるに越したことはない、かな?

刺身もオードブルも食べた。おせちも昨日たらふく、という、1月2日の午前中。駅伝の往路を見ながら、ビールをちょっと、という時は、まずこれでしょ。

モリ介も買いたかったけど、モリ介ん家では、嫁と二人そろって、血液検査の内容が…。今年は我慢しなきゃ、なんですよね。

市場では、このような商材も扱ってます。あくまでも、スポット的に、ですけどね。

さてと、ちょうどいい時間ですな。今週は、木曜日が祝日なので、明日の水曜日も営業となります。それではまた明日、モリ介でした。