• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です、こんにちは。

インフルエンザ、流行ってるみたいですね。モリ介の周りでは、あまり聞かないけど、教育現場では大変なよう。学級閉鎖とか。

モリ介も先日、インフルエンザの予防接種を受けてきました。費用は会社で負担してくれるので、ホントにありがたい。

モリ介母も接種を希望してて、モリ介嫁と一緒に、近場のかかりつけ医へ。

高齢のモリ介母は確か1500円だったみたいだけど、モリ介嫁の費用がなんと5000円オーバー。ちなみに、モリ介が受けた会社紹介のクリニックでは、4000円からお釣り。

値差が結構ありますね。ちょっとバカにならない金額。色々と値上がりで生活が厳しい昨今、情報を得てから接種を検討するのもありかも、と、思ったモリ介でありました。

今朝の卸売場だけど、引き続きサンマの入荷もあって、細いヤツや、やや大きめ、そしてすり身も入荷してる。だけど、季節外れ感も、正直否めない。漁はもうしばらく続くのかな~。ぼっこりお腹のマダラや、真白子なんかも存在感を増してる。真白子はぷっくりして、色もきれい。この間も記事にしたけど、写真映えするからいいかな~、なんて考えてると、後ろからお声がかかった。

「三陸のアワビ漁も始まったみたいです。」 え? そうなの? 火曜日にテレビでも報道があったんだとか。しまった!気が付かなかった。

早速、売場で写真を撮らせてもらいました。先週、北海道産をやったばかりだけどね。

写真は宮城県産。岩手県産はすでに売約済み。さすがにお客さんがお買い上げになった商品の、ビニール袋を開けて、というのはちょっと。見た目は岩手県産も宮城県産も変わらないですから。

特別に、外にも出てきていただきました。

100から120グラムぐらい、というサイズ。ぜいたくだけど、旨いに決まってるよ。刺身かな? ステーキかな? モリ介は、バター焼きが大好きだよ。

先週の記事では、かの国の輸入停止のあおりで、相場が下がりそう、とお伝えしましたけど、やはり、昨年より3割ぐらい安かったんだとか。

昨年は、少々お高かったせいもあったのか、前回冬に獲った在庫が、夏ぐらいまで残っていたみたいで、今後の展開次第では、今期、さらなる下げもあるかもしれない、との、担当者の観測でした。在庫といっても、水槽で活かしておくので、全然品質には関係ないんですけどね。

お客さんが積み込みをされる前に、岩手県産のシールを撮らせてもらいました。

なんと高級感溢れる、黄金のシール。宮城県産も似たような感じのシールでしたよ。

やはり、岩手のお客さんは地場の物を好まれるようで、岩手県産の人気が高いよう。

この間の記事では、量販店さんの年末特売には、韓国産養殖アワビが採用されがち、と書きましたが、もしかすると、三陸産のアワビが、100グラム前後のサイズで、980円ぐらいの価格設定にもなるんじゃないか、そんな予想も出ているようです。

誤解の無い様に書きますが、あくまでも特売価格ですよ。通常の値入では、ちょっと難しいかもしれませんが。

あまり相場が安いと、漁業者の方が大変だけど、逆にとらえると、地場物をお手軽に味わえるチャンスでもある、ということ。

年末、お正月には、ぜひ、三陸産のアワビ、堪能していただきたいですね。

そして、小売店のご主人様、量販店のバイヤー様、特売でのご採用を切にお願い申し上げまして、本日のブログを閉じさせていただきます。

お届けしたのは、モリ介でした。