• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。今週もよろしくお願いします。

新しく週は始まったけど、月末~月初の週。9月が終わっていよいよ10月。4月から始まった今年度も半分が終わっちゃった。早いな~。これからは寒くなる一方か~。暑いのも大変だったけど、今度は寒さと雪だよ。雪、多いのかな~。こっちも歳だし。雪かきが厳しくなる一方だよ。西の方にお住いの方々は、猛暑だ、豪雨だ、台風だ、それなりにご苦労があるけど、こっちはこっちで雪があるんだよな~。車に乗る時も、歩いて出掛ける時も、雪が無きゃな~、と毎度思う、それが雪国。まだ、盛岡なんて雪は少ない方なんですけどね。

今日は雨。夕方近くまで降るんでしょうか。確実に夏は終わって秋ですな。テレビで長期予報について話が出ていたけど、11月ぐらいまで気温は高めで、12月に一気に下がる、と言ってましたね。全国的な傾向らしいけど、東北はどうなんでしょうか。どうせ寒くなるのはわかってるけど、正直、出来るだけ遅い方がいいに決まってる。11月の半ばぐらいに雪がちらついたりすると、もの悲しさが半端ない。数十年前の受験生時代、実家の庭の落ち葉と、舞い降りてきた雪を見上げながら、ため息をついた記憶がよみがえってくる。11月は追い込みで、日曜日だろうが祝日だろうが、学校に行って模擬試験を受けてましたね。今はネットがあるから、模擬試験の様子も様変わりなんでしょうな。当時の事だけど、学校によっては日程がズレたりするので、それを悪用して、前もって問題を入手する不正なんかもあった。模擬試験でそんな事をして、何のメリットがある? 確か、そこまで偏差値が高くない学校の生徒が、全国上位にランクインして、おかしい、となったんですよね。全国上位に名を連ねるには、少なくとも3科目、普通だと5科目から7科目いい点を取らなきゃない。覚える問題の量も半端じゃない。そんな事が出来る記憶力があるなら、勉強した方が良くない? 

今朝は暖かい朝だけど、昨日の朝は寒かったですね。いつものウォーキングに半袖で出掛けたけど、200メートルぐらい歩いたあたりで後悔。ちょっと寒いかも。いや、体より手が冷たい。モリ介は昔、営業冷蔵庫でヘルプ的に作業をしたことがあるんです。冷凍庫に入ると普通は耳が冷たくて耐えられなくなるらしいけど、モリ介は耳よりも手。他の人は耳当てが作業時には必須みたいでしたが、短時間だったら、モリ介は無くても平気でしたね。だけど手はダメ。軍手を二枚重ねにして、その上から防寒仕様のゴム手袋。ペンを使ってのチェック、みたいな細かい作業が全くできなかったです。高層階にのぼっての作業、冷凍機からの強風が直接当たると、頭が割れそうになったのを思い出します。体感だったら、マイナス50℃ぐらいだったんじゃないの?

さて、無駄話はこの辺にして、卸売場へ。サンマは県内産を中心に存在感がありましたね。でもサンマネタばかりじゃ飽きられちゃう。何か面白そうな魚、無いかな~。ん? なんだ? 聞いたことのない名前の貝があるよ。袋越しではありますが、画像をどうぞ。

色目はバラバラですね。濃いグレーの個体もあれば、碁石みたいに真っ白なものもある。モリ介は一瞬、石が入っているのかと思っちゃった。小さいアサリに見えなくもないけど、なんとなーく、貝に厚みが無い感じ。この貝の名前はナミノコガイ、だそうで、青森県は下北産の500グラム入り。名前をパソコンで変換したら、「並みの子飼い」と出た。無変換でいいので変換キーは押さなくてもいいのに。それにしても「並みの子飼い」って日本語、使った事のある人、いるのかな~。話を戻してナミノコガイだけど、仲卸さん何人かに聞いてみたけど、皆さん知らない、とおっしゃる。調べてみるしかないか。その結果、主に九州は鹿児島の一部地域でよく食べられている貝だという事が判明。その地域以外では、市場流通もめったにないらしい。そんな貝が青森で獲れたりするの? これも温暖化のせい? 砂噛みが多いかどうかは不明でしたが、貝殻は薄くて、意外と身が大きいらしい。出汁も良く出るそうだから、めったにお目にかかれないこの商材、お店で見かけたら、トライするのもありかと。潮干狩りでも、今後バンバン獲れるようになるんでしょうかね。

そして今朝のもう一ネタ。忘れた頃に入荷があるこの商材。前回は昨年末なので、9ヶ月ぶりの掲載ですかね。天然の活ものはほとんどお目にかかれなくて、通常手に入れやすいのは冷凍品となりますね。

活のクルマエビです。養殖もので、それが証拠に型が揃ってますよね。左下の黄緑色の機械は、空気を送るコンプレッサー。どうしても湧き上がる泡を除けながらの撮影になります。雲がかかって見えずらい衛星画像みたいな感じでしょうか。鹿児島県産の40尾入り、2.5キロでありました。なぜクルマエビと呼ぶようになったか、というと、横しまの模様で体が丸まると、車輪のように見えるから、という事らしい。大八車のイメージなんでしょうかね。もうしばらくすると、おせち料理の中のエビを見かけるようになりますが、加熱すると濃い朱色が鮮やかに出るラックタイガーと比べると、クルマエビは桜色。エビに関していうと、控えめな色の方が、高級素材だったりします。でっかいブラックタイガーだって、十分に高級食材ですがね。

来年のおせちについて、モリ介の両親に聞いてみると、揃って「別にいらない」と言う。モリ介母は軟らかい素材でないと食べられないし、モリ介父に関しても、いちいち持ち込みが必要。早々に来年は、モリ介家は無し、が決定。お重で取り寄せても、手にあまるし。少しずつパックものを買う、としましょうかね。ごく近い親戚で起きた事故のせいで、モリ介嫁は餅も食べたくない、と言う。去年の余りもあるのにどうすんだよ。餅に興味がないモリ介が片づけるの? アンコの缶詰やきな粉も在庫があるし。食材を廃棄するのが大っ嫌いなモリ介。傷んでなければ喰うしかないか~。なんとなくだけど、モリ介家の全ての事において、モリ介にしわ寄せがきてるように思えて、仕方ない。被害妄想ですかね。今度ブログで愚痴を聞いてもらおうかな。皆さんにご迷惑をおかけしないように、「今日は愚痴の巻です」と宣言しますので、お嫌いな方は飛ばして読んでね。ブログの私物化が止まらないモリ介がお送りしました。そのうち怒られるかも。また明日、じゃない。明日は都合でお休みでした、このブログ。皆様とはまた木曜日にお目にかかります。ほいたらね。