こんにちは。モリ介です。お盆直前の12日。本日もお送りしてまいります。
暑さは落ち着いているけど、お天気、はっきりしませんね。モリ介は昨日、いつもの腰の治療があって、午後、出かけたんだけど、玄関を出た時はパラパラの雨。もちろん傘をさして出かけましたよ。近くの信号を渡ったとたん、雨が土砂降りに。え?スニーカーなのに、どうすんべ。だけど予約時間も迫ってるし、戻るのにまた信号待ちしてる余裕はない。そのまま歩いて整骨院へ。見渡すと二か所ぐらいで、観光客でしょうか、雨宿りをしてる人も。モリ介はあまり濡れないで済みましたけどね。一時間後、施術が終わって建物の外に出ると、ガリガリの日差し。道路も隅の方以外は全然乾いてる。何ですかこの天気の変わりよう。あれはもはや、熱帯地方のスコールでないかと。
出ましたよ。何がって? 血ですよ、血。モリ介の夏恒例行事の血尿。今年は2月にもうっすら出てますけどね。この血尿、5年ほど前から夏になると毎年出る。結論から言うと、これ、結石のせいらしい。県内有数の名医と言われる、ある泌尿器科医の見立てですから間違いないかと。だって腎臓や膀胱からの出血だと、ある程度の期間は出血が続くけど、モリ介の場合は、ほぼ一回限り。予約を取って検査に行っても、尿には出血の痕跡が無いんだそう。つまり、どこかで出来た結石が尿として排出される時に、尿道を傷つけるらしい。尿が出終わったタイミングで鮮血が出てきて、指に付着したりするんだけど、内臓からの出血の場合、そんな感じにはならないんだとか。石が腎臓にあれば腎臓結石だし、その石が大きくなって膀胱に届く前の尿管に詰まれば尿管結石。膀胱から先の尿道で詰まれば尿道結石となる。詰まった時の痛みはとんでもないらしいですよね。モリ介は石が小さい内に排出されてるので、痛みとかは全然ない。石が出来るのは心配だけど、とりあえず助かってます。モリ介父の兄弟は、本人を含めて全員胆石経験者。石には気をつけろ、がモリ介父の口癖なんだけど、気を付けるって、どうすればいいの? 調べてみると、クエン酸が結石を予防するらしい。残念ながらモリ介はすっぱいのは苦手なんだよな~。
どうでもいい話はこの辺にして、今朝の卸売場へ。荷物は思ったよりも少なくない。もっと少ないのかと思ってました。だけど、売約済を表す、番号や店名が書かれたものが多数。早い時間にいらっしゃったお客さんも多かったようですね。そんな中で、お届けするのは、やっぱり商戦の時期だからこその高級食材。たしか先週も入荷してたはず。
どうもコンプレッサー付きの活もの、って、写真がうまく撮れない。泡がそもそも邪魔だし、照明の反射も気になる。判りますでしょうか。イセエビなんですけど。千葉県産の21尾入り、4.6キロでありました。あまり大きいサイズではないんでしょうかね。もっと大きなサイズなら欲しかった、とかいうお客さんの声もありましたよ。本来なら取り出して画像を押さえたいところですが、生きてるし動いてるし。取り出す時にあちこち折れたりしたらマズいじゃないですか。暴れられたら怖いのもあるかな。すでに1ケース注文が入っていて、写真を撮ってるうちに搬出されてました。どんなお料理になるんでしょうか。やっぱりお造りでしょうかね。う~ん、絶対旨いよ。お相伴にあずかりたい。
そして今朝の二ネタ目は、取材としてはだいぶ前。6月の下旬でしょうかね。たしか一回目の入札が終わって、買い付けた商品が入荷したタイミングだったはず。お盆の帰省時には、贅沢ではあるけど、絶対にコレを食べたい、という方は多いと思うんですが、の食材。
ご存じ重茂産の焼ウニです。市場にはこんなスタイルで入荷してきますね。30個入りの3合わせ、となってます。アップで見てみますと…。
冷凍流通の商品なので、凍ってて中身は良く見えません、悪しからず。これもどこかのお客さんの注文品なので、袋を開けるわけにもいかないし、解凍するわけにもいかない。これくらいの画で勘弁してね。他の産地の焼ウニもあるにはあるけど、やはりこれがトップブランド。モリ介の子供時代も、遠方から親戚が泊まりに来たりすると、朝食には必ずコレが。大根おろし、作らされたっけ。ほうれん草と和えても旨いんですよね。モリ介の前職時代、8月13日の早朝開店時の目玉商品も、必ず焼ウニが入る。ある年のこと。いつもの目玉商品である焼ウニが、開店早々品切れしそうになった。前年に仕入れすぎて残したので、その年は数量を減らしたらしい。さすがに30分で品切れはまずい、ということで、近場の店舗、数店舗から分けてもらうことに。そこで、店次長ほか各部門のチーフが集められて、手分けして店回り、となった。そんなチーフ不在時に限って、クレームが来たりする。モリ介はペーペー時代だったから直接の応対はしなかったけど、先輩のサブチーフが必死にお詫びする姿、今でも覚えてますね。全然関係ないけど、レジで注文した灯油がいつまでたっても届かない、というクレームが店に届いたこともあった。ちょっとぼんやりしたチェッカーさんが、伝票を業者に渡し損ねていたらしい。この手のクレーム出すヤツって、だいたい決まっていたりするんですよね。その日は店次長が公休。店長指示でモリ介が灯油を配達することに。売り物のポリタンクに店で使用するためのでっかい灯油タンクから灯油を汲んで、いざ出発。その時のモリ介は、新車のステーションワゴンを半年前に買ったばかり。俺もバカでしたよね。後部座席の足元に立てて置けばいいものを、なぜか荷室に置いたまま車を走らせた。お客さんからは、返金した上に灯油タンクのサービス付きで、30分も経たないうちに配達したものだから、とっても喜んでもらえたけど、ゲートを開けてみるとポリタンクが横倒しに。当たり前だよ。中身が足りなくなるほどこぼれたわけでは無かったけど、それからしばらく灯油臭い新車に載る羽目に。
商品の紹介より思い出話が長いって、どうなのかと思うけど、ついでだからもう少し。卸売場を見ると、明日以降の引き取りや、仲卸さんの配達、となっている商品が目立ちましたね。店舗経験者のモリ介が思うに、やっぱり商戦のピークは13日の早朝から午前中。なので、12日の納品は、13日販売分が多い事になる。休市となる14日以降分も一緒に納品されると、バックヤードや冷蔵庫が少々キツい。13日の準備が出来た後の納品だと、冷蔵庫にも余裕ができて楽なわけ。今年は13日から休市なので、そこのズレの部分は、物流部門や仲卸さんに負担がかかってくるんですよね。お疲れ様です。またまたちなみに、モリ介の店舗勤務時代は、13日の早朝開店、一番早いときは午前5時。それでも、目玉商品目当てに、レジには行列が出来てましたよ。大昔は、目玉品といえば一升瓶入りのサラダ油なんかもあった。ペットボトル入りなんて無い時代。お客さんにもドンくさい人がいて、必ず瓶を落とす人がいるんですよね。清掃担当の方が上がられた後は、店内放送で呼ばれて片づけるのがだいたいモリ介。その時に使うのがおがくず。おがくずを床に播いて、油を吸わせながらガラスと一緒に掃きとるんです。おがくずはどこから、って? 青森産の長芋は必ずおがくず入りなので、青果部門では絶対に捨てずに所定の場所に保管する決まりでしたね。技術の進歩で、売っている商品の形態も今と昔で全然違う。全く変わらないものもあるけど、想像もつかない形だったものもありますよね。例えば衣類用洗剤とか。こんな話って、クイズになるんじゃ?
さて、無駄話が多くて時間が過ぎてしまいました。お盆前のブログはこの辺で。次回は16日の土曜日が開市となりますので、その時まで、皆様お元気でお過ごしください。モリ介がお送りしました。