こんにちは。モリ介です。夏祭り真っ盛りの盛岡からお届けしています。本日もよろしくお願いします。
あの~、暑すぎるんですけど。昨日の盛岡の最高気温は、観測史上タイの37℃2分、って、こんな言い方だと体温ですよね。前回が大正13年ってんだから、すごい。そんなに暑い時期もあったんですね、盛岡。だけどその頃の観測だから、正確かどうかは本当はわからないのかも。
出がけにスマホを見ると、あれ、今の今まで画面がオンになってたけど? ん?電源が落ちてる? ありゃ、どうなってんだ? しばらく電源ボタンを長押ししたら、息を吹き返した。お前、仮死状態だった? えーと、これって、スマホ故障の前触れなんでしょうか。たしかにバッテリーの減りは早くなってきたような気がするけど、ヤバい兆候? 早々の買い替えが必要なんでしょうか。誰か教えてちょ。
故障と言えば、先日の通販で買ったレコーダーの話の続き。保証書に書かれていた連絡先に電話をすると人が出た。チャットだの問い合わせフォームだので全然人の声を聴いていなかったので、ちょっと安心。状況を話すとやっぱり故障でないでしょうか、という。で、どうすればいいか尋ねると、もちろん無料で修理は出来そうだけど、販売店を通して工場へ送ってほしい、とのこと。そうでないと、初期不良の証拠が無いから送料や修理代がかかる、という。はぁ?初期設定中に動かなくなったのに、修理代と送料の負担?冗談じゃない。仮に市内のどこかの実店舗に持ち込んだ場合を聞いたけど、持ち込まれた店舗は今回の件には一切関係ないので、他に相応の手数料がかかるかもしれません、と言われた。不良品を送り付けられてるのに、どこの世界に、修理代とか送料とかを追加で払う馬鹿がいるんだよ。結局、やっぱり販売店に動いてもらうしかないんだよね。という訳で今は、ネット通販の販売先と再度交渉中。返品・返金をするか、引き取って修理をするか、別の商品と交換するか、この3つの選択肢しかないですよね。不良品に当たってしまったのは、販売店にとっても不運だけど、モリ介が取引したのはその販売店だもの。使えない商品を送って金を受け取ったことに対して責任は感じてほしいですよね。商品代金は軽く十万超えですから、泣き寝入りする金額でもないので、選択肢のいずれかが実現するまで徹底的にやろうと思います。ちなみに、その商品を作っている某メーカーだけど、レコーダーシリーズのこの手の不具合は結構多いみたい。モリ介がこれまで使ってたレコーダーは、問題はほとんどなかったですけどね。ネットの口コミでは、録画が全部パーになったとかの嘆きの声が上がってる。今回の件だけど、返金になろうが修理になろうが、別のメーカーのレコーダーを買おうと思ってます。いずれまた故障したら嫌だし。経済的には厳しいけど、年寄りにはテレビは必須ですからね。ところが、モリ介も予想だにしない結末が待ってまして、その先の話は、また今度。
週明けの卸売場へとまいりましょうか。荷物は案の定少なめ。カツオも見えないですかね。テレビでは異常な気温の高さと共に、海水温の上昇について解説してたけど、特に東日本から北日本の太平洋側の水温上昇が異常だ、と言ってました。もう5℃ぐらい高くなってるんだとか。それも表面だけでは無くて、水深30メートルぐらいまで高温になっていて、ちょっとやそっとの低気圧ぐらいでは撹拌できないレベルになっているらしい。これじゃ漁も簡単には出来ないわけだ。水産業は本当に厳しい時代になっちゃいましたね。
そんな中でのご紹介は、2ヶ月ほど前にもご紹介してるんですが、種類の違う魚を同時に載せたのは1年半以上前のこと。今回は仲卸さんに色々と教えて頂いて、判別しやすいような画像も押さえられた?ので、まずはそれを一発目、という事で。
長崎県産のホンカマスです。標準和名はアカカマス。5キロに23尾入ってました。うまそうだな、と思いながら入荷案内を見ると、お!ミズカマスの案内もある。あら、お隣のパレットに「水」と書かれたカマスがあるよ。という訳で、同じく長崎県産のミズカマス、標準和名ヤマトカマスの5キロ24尾サイズを、一尾とりだしてホンカマスと並べてみましたよ。
上がホンカマスで下がミズカマス。おいおい、ミズカマス氏、何か咥えてますね。お食事中に捕まってしまったよう。何の魚だ?
取り出してみるとマイワシでしたね。確か前にも同じような事があったはず。この手の魚、食いしん坊なんでしょうか。ここで、前述の仲卸さん登場。色合いも違う感じがするんですが、ホンカマスとミズカマス、ヒレの位置が違う、という事を教えていただきましたよ。今度はヒレを伸ばして写真を撮ってみました。違い、判るかな~。
う~む、バッチリ撮れたと思ったんだけどな~。今一つ判りにくいか。ヒレ本体と影との区別が難しいですかね。上がホンカマスで、背びれが腹びれよりもだいぶ前側に出てるんですが、ミズカマスは、ほぼ同じ位置ないし、背びれの方が前に出てたりするんです。プロの方が近くにいると、色々と勉強になりますね。
だいぶ尺を使いましたが、もうひとネタいきましょうか。先日、アキサケというべきか、トキサケというべきか迷う、というシロザケの入荷についてお伝えしましたが、今朝は、活締めトキサケ、と謳った商品が入荷してましたね。お客さんの中には、もうアキサケだろ、とおっしゃる方も居ましたが。で、その横にひっそりと、モリ介は今シーズン初めて見た商材がありましたので、その画像をば。
いわゆる生筋子。北海道は根室産の3キロ入りでありました。春から夏にかけて、トキコと呼ばれる筋子は何回か載せたこともありましたかね。今年はどうだったか忘れましたが、アキサケの卵、という判断のもと、今シーズンの初出し、という事にしておきます。粒もまだまだ小さくて、未熟な感じがありあり。人の指ほどの大きさのトキサケ子を珍重する地域もありますので、この生筋子、そこそこお高いお値段で引き取られていくんではないでしょうか。果たして今後の筋子、イクラの入荷はどうなることやら。
さてと、お時間も迫ってまいりました。本日のブログはここまでとしましょう。今日の気温予想は34℃。明日からはやや落ち着くみたいだし、水曜日以降は30℃には届かないとの予報も出てる。本当でしょうね。前日になったら、やっぱり36℃、とか無いでしょうね。お盆中も32℃前後、とか言ってるので、ほぼ例年通りの感じでしょうか。ここまでが極端に異常だった、ということ? 夜も暑いのでエアコンのお世話になりながら、しっかりとは寝られていると思うんですが、でも、なんか物足りない。やっぱり自然の風が恋しいんでしょうかね。これは年寄りの感覚? ま、年寄りなら年寄りでもいいや。何とか気温や漁獲が昔通りになってくれないか、祈る気持ちでいるモリ介がお送りしました。また明日火曜日にお目にかかります。お元気でお過ごしください。