• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。

今日もお伝えしていきますよ!

世の中は今日から3連休。でも市場は平常営業です。

平日の水曜日は、ほとんどお休みをいただくくせに、こういう3連休は、やっぱり羨ましい。

それでも、考え方はいろいろだけど、モリ介は、土曜日よりは、平日の水曜休みの方がうれしいかな。

やっぱり、お店が空いてるし。

駐車場に入るための渋滞とか、何か気の毒。

マウント取る感じですみません。

お店の真ん前とか、地下駐車場のエスカレーターのすぐそばのスペースなんか、どうやったら止められるの?とか、考えたことありません?

でも、平日だと、そんなに難しくないし。

渋滞や混雑が嫌い、という若者の皆さん、市場勤務なら、ばっちりですよん。

銀行も役所関係も、有給休暇や時間休を取らなくても大丈夫。

興味のある方は、盛岡水産の総務まで、とりあえず電話してみましょう。

さりげなく、というよりは、露骨にPRをしてみました。

ああ、時間が無いのに、また道草した。早速本題へ。

今朝見つけたのは、このマグロ。

ん? 海峡まぐろ? シールに寄ってみると…。

漁獲した船の名前と、重量、そして、金色のブランドシール。

見ずらいけど、北海道福島町、一本釣り、とある。

津軽海峡を漁場とする本マグロでは、超有名どころの一本釣りの大間や、はえ縄漁の戸井なんかが知られるところだけど、また別なブランドがあったんですね。

グリーンパーチをちょいと、めくらせていただいて、お顔を拝見…。

お顔にも、ブランドシールがべったり。

魚体は、本マグロとしては小さいけど、旨いんだろうな~。

ブランドを名乗るには、漁場や水揚げ地もそうだけど、漁獲方法や、魚体の処理の仕方なんかに、決められたルールがある。

鮮度の維持や、身に臭みを移さないために、色々を工夫をしてるんですね。

モリ介は、その辺詳しくないので、漁協さんのホームページや、日曜午後のテレビ番組なんかをチェックしてみてください。

そういえば、今週の月曜日に、この写真も撮ってあったんだ。

宮城県は塩釜の有名ブランド、「ひがしもの」です。

こちらは、本マグロではなく、メバチマグロ。

でも、堂々たる魚体、93キロです。

エラに打ち込んであるタグには、QRコードとシリアルナンバーがあり、この魚体の情報がトレースできるようになっています。

この「ひがしもの」、調べてみると、ただ塩釜で水揚げされただけではブランド認定されず、40キロオーバーだったり、時期だったり、漁獲方法だったり、色々条件があるみたい。

何よりすごいのは、現地の仲買人さんの、目利きを経ていること。

外れ無し、の、メバチマグロなんですね。

すみませんが、塩釜の「釜」の字、旧字体が正しいみたいだけど、PC入力していて、どれが正解なのか、判別できないので、略字にしています。

細かくて見えないよ。

斉藤さんの、「斉」の字もそうだよね。

固有名詞だから、正確でないとダメなんだけど、無理なものは無理なので、ご勘弁下さい。

まだ少し時間があるな。

昨日の冬メニューで、載せそびれた、この写真。

加工品の売場にあった、夏場には絶対見ることのない、中華まんの山。

メーカーの営業担当さんに、特別に中身を見せてもらいました。

豚まん、かぁ~。なんか「肉まん」より美味しそうに感じるよ。

聞くところによると、関西では、「肉まん」でなく「豚まん」と呼ぶのが普通らしい。

具はなんでもいいから、この季節は、ホカホカの中華まんを食すのがマスト。

ぜひ皆さんも、お店でお買い求め下さいませ。

でも、正直言うと、チェーンストアさんでは、メーカーさん直取引が普通。

だから、チェーンストアさんで購入いただいても、当社の売上にはならない。

だからと言って、「買うな」とは言えないよ。

ここは、業界全体の盛り上がりを、優先することと致しましょう。

これからの季節、小腹が空いたら「中華まん」!

冷蔵庫に一袋、是非ストックを!

ちょうどお時間となりました。きょうはここまで。

モリ介でした。