みなさん、こんにちは。モリ介(仮)です。
この”(仮)”なんですけど、実はモリ介(仮)が、このブログを始めるにあたって、とりあえず勝手に決めた名前。ブログのタイトルもそうなんだけど、社内の会議かなんかであれこれ考えるのも、時間がかかる。「後で何とでも変えられるから、その時は言って下さい」みたいな感じでスタートしたんです。ブログがスタートして、そろそろ3ヶ月。(仮)も、もういいか、ということで、これ以降は(仮)無しで、進めていこうと思います。入力が、とにかくめんどくさいのよ。「モリ介」で宜しくね♪
今朝も冷え込んだ卸売場。冬の魚もスタンバイしてます。まずはこちら。
宮古産のドンコ。およそ6キロに8尾なので、700グラムはありますね。肝もたっぷり入ってそうなサイズ。市場が移転する前の、津志田にあった頃、社内の食堂でよく出されてました。ドンコ汁、本当に美味しかった。ぶつ切りだから、確かに骨はめんどくさいけど、ほくほくした身や、肝が溶けだしたおつゆなんか、忘れられない。前にも書いたけど、盛岡水産の食堂メニュー、ツボダイやアナゴの煮物なんかと並んで、思い出深い味でした。2、3のとんでもないメニューもあったけどね。そして、旨そうなこと、この上なし、と言っていいこの写真。
北海道は函館からの、真ホッケ、5キロ6尾です。ということは、1尾1キロ近い重量。そして何よりも、この腹の感じ! 普通の真ホッケはもう少しスリムなフォルム。仲卸のベテランさんも「こりゃ良いよ!」。担当も、「ちょっと無いサイズですよね~」と少々興奮気味。絶対に脂がすごいよ。輸入のシマホッケにも、勝るとも劣らないんではないでしょうか。ちなみに、干物でお馴染みのシマホッケ、ロシア辺りの冷凍原料を使ってる。当たり外れなく脂がのって、最高に旨いですよね。モリ介も大好き。でも、この真ホッケは、”生”ですから。これほどの物だと、少々価値観が違う。モリ介がそこら辺を回っている間に、この真ホッケ、卸売場から姿を消してました。この真ホッケを食したあなた、本当にラッキーですよ~♪
上の写真、丸い発泡スチロールのフタ。もちろん、下には箱があって、いわゆる樽状のスチロール容器なんだけど、上には”30”の刻印。宮古の業者さんからきた食材、いったい何が入ってるんでしょうか? 市場勤務の人間だけではなく、水産関係の人は、誰もが知ってるんだけどね。中身はこれ。
サンマが入っていたのでした~。昔は、この丸樽、宮古あたりからの入荷では、そんなに珍しいものでもなかった記憶があるけど。皆さんの中にも、このような丸いスチロールで、お店でばら売りされるサンマ、覚えておられる方も多いんではないでしょうか。容器代が少々高いので、四角い箱よりは、若干お高くなります。仲卸の営業さんによれば、この丸樽、木の丸い樽に入れられて流通していた、大昔の名残ではないか、とのこと。発泡スチロールが無い頃は、おそらく全部、木箱での入荷だったでしょうから、そうかもしれませんね。モリ介はもちろん、木箱入りの鮮魚品は、見たことがありません。ちなみに、今日のこのサンマ、宮古の業者さんからの入荷ですが、昨日は宮古でのサンマの水揚げは無し。大船渡での水揚げ後、宮古まで陸送されて、箱詰めされた物なんだとか。取引では、岩手県産の表示なので、何の問題もないですけどね。
今日の記事はこの辺にしますけど、前にお約束した、年末や冬商材の動向について、ブログに載せる件、当社営業担当からのレポートが届きました。うわ! 結構なボリューム! でも、無駄にするわけにもいかないので、再度まとめた上で、少しずつ掲載していきますね。あ、年末展示会のスナップもまだまだあった。こちらも少しずつ。そろそろ締め切りの時間となりましたので、以上にて。モリ介がお届けしました。