• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。本当に寒くなってきましたね。モリ介(仮)です。

まずは、当ブログについて。モリ介(仮)はパソコンで入力や体裁を確認してるんだけど、これまでスマホでは確認したことがなかった。盛岡水産のホームページはスマホやケータイで見られるように、当初の仕様からそうなってるんだけど、ブログの記事をスマホで見て愕然。見づらっ! 文字が詰まった感じにならないように、いちいち改行を入れてたんだけど、だめだこりゃ。というわけで、改行仕様をやめて、普通に打ち込みます。ごちゃごちゃしたように見えるかな~。行間やフォントって、どこでどうやって変えるんだ? すみません。然るべく教えを乞うて、出直します。それまで、しばしお待ちください。

やっと本題。今日の卸売場だけど、品物は少なめ。だいたい火曜日って、北海道からの荷物が少ないんです。今日出荷して、翌日到着とはいかない。どうしても、もう一日かかってしまう。つまり、日曜日出荷が少なかったり、トラック便がなかったり、ということなんです。

そういえば、これも大昔だけど、サンマが豊漁だった頃、釧路あたりから、一日でサンマを到着させるプロジェクトもあった。あ、当社はそれには参加しなかったはずだけど、ドライバーさんに、休まず十何時間も運転させる、という過酷な労働を強いるものだったみたい。今なら大問題ですけどね。他社よりも、鮮度の良いサンマを取り扱おうという意図で始められたようですけど。

こまこまと改行を入れないのは、ホント楽。そして、今日は蔵出しということで、先日、担当から紹介されたサケのギフトをご紹介。もう間もなく、お歳暮の季節。リンゴの贈答品の予約も始まってる。水産の方でも、すでにお歳暮商戦がスタートしています。やっぱり水産のギフトと言えば、サケ。細長い箱に入った、サケの荒巻きなんががイメージされるけど、丸ごと一本というのも、このご時世、持て余しちゃいますよね。ということで、今はこんな感じ、というのをいくつかご紹介。

持て余す、と言っておきながら、初っぱなは、ロシア産塩ベニサケの一本もの。バキューム、とあるので、真空パックです。

2キロはあるサイズ。立派ですねー。お値段も立派で、おそらく末端価格は、諭吉センセイお一人では、賄えないかと。お次は…。

写真のブレが少々気になりますが、ロシア産塩ベニサケの、”姿切り”というんでしょうか、切身になった真空パックです。少し見づらいですが、シールには”莚(むしろ)巻き山漬”とありますね。担当者によると、むしろをはさんで、魚を塩漬けしたものなんだとか。魚体への塩分の入り具合がまろやかになる効果がある、とのこと。メーカーさんもいろいろ工夫して、差別化を考えてますね。この商品も、諭吉センセイお一人から、多少のお釣りが見込めるくらい、かと。そして、切身だけのバージョンも。

何と旨そうな切身なんでしょう。でも、野口センセイお一人では、一切も食べられません。さらに、今時?のこんな商品も。

天然ものが厳しいこのご時世。宮城県産の養殖塩銀サケ姿切り、真空パックです。白い段ボールの下に、この銀サケの下半身が収められています。塩漬けすることで、旨味を引き出しました、とありますね。岩手県でも、銀サケやトラウトサーモン、サクラマスなどの養殖が、これからもっと盛んになる。このような魚種のギフトが主流になっていくかも。ちなみに、この銀サケギフトも、諭吉センセイお一人分ぐらいと予想されます。

ところで、何かお気づきになりません? そうです。秋サケのギフトはどうなんだ?と。実は担当者によれば、北海道での秋サケ不漁により、ギフトも本当に少ないんだとか。やっぱり、銀毛の、多少脂のある魚でないと、贈り物にはなりませんからね。今後、目ぼしい秋サケギフトがあれば、ご紹介しますが、ちょっと厳しいかも。先日の報道にあったように、県内の秋サケ漁の序盤戦も、厳しい数字が出ています。でも、昨年の北海道のように、後半戦で盛り返す可能性もあるんで、何とか期待したいですね。いや、サケの神様、絶対にお願いします。

というわけで、今日のブログはおしまい。明日は休市で、そして木曜日も都合により、当ブログはお休み。また金曜日にお目にかかります。モリ介(仮)でした。