• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。さあ今日もお送りしてまいりましょうか。

まだなんか、朝は寒い。でも日中は20℃越えでしょ? 少々厚手の長袖を着てきたけど、絶対に帰りは暑いですよね。車の中もひどそうだし。今日は途中で買い物をしなければならないんですが、これからは車の中に買った物を置いておく時間も短くしないと。融けたり、傷んだりもありますからね。

コメ問題も、所管大臣の更迭で大騒ぎになっちゃいましたね。ウケ狙いか何か知りませんが、どうして余計な事を口走るかな~。後任の大臣は一筋縄ではいかない人物。族議員や官僚は戦々恐々かも。一部報道にもありましたが、族議員の中には「余計なことは一切させない」とか息巻いていた人もいたようですね。そう思うなら堂々と顔を出して喋ればいいのに。選挙も近いし、今の空気じゃ無理か。早速新大臣、コメの価格破壊、とか口に出してましたけど、またこれが色々な人の神経を逆なでする。彼の得意分野ですな。父親とそっくり。

現状のところ、備蓄米の取り扱いに焦点が当たっているようだけど、それだけじゃ解決には至らないでしょ。取り崩した備蓄米は、いつの時期になるかは流動的だけど、新米をもって備蓄に回さなければならないわけで。まさか備蓄の制度をやめるわけではないでしょうから、そのあたり、どうするんでしょう。前にも書いたけど、コメ農家さんを守る、という名目で、異常な高値を放置するのは、ただの思考停止だと思いますがね。備蓄米の入札制度だって、高値入札が実現したところで、農家さんの手取りが増えるわけでもない。利ざやで国が儲かるだけだもの。今後は随意契約に移行するそうだけど、売り渡し相手の選定とか問題も多そう。新大臣のお手並み拝見といきましょうか。

さて、卸売場へとまいりましょうか。荷物はそれほど多くはないけど、動きも今一つですかね。バタバタ感はそれほど感じませんでした。そんな中出会ったのがこのお魚。実は先月ぐらいから頻繁に見かけてはいたんですが、2月にもご紹介してましたんで、今のタイミングになっちゃいました。

独特のフォルムですよね。普代産のウマヅラハギです。7尾入りの3キロでした。頭の後ろのキズは活締めのため。鮮度保持のためにひと手間掛けた証拠。それにしてもこの魚、手触りが独特。ザラザラがすごいですね。頭から尾に向かってだと、指で触ると滑らすことができますが、逆方向には指が引っかかって動かない。大根おろしも作れたりして。そして、この魚には皮が無いバージョンもあったりします。

皮が無いバージョン、と言ったって、皮無しで泳いでいるわけではないですよ。頭、皮、エラ、内臓を取り除いての商材もある、ということ。ウマズラの皮ハギです。こちらは宮城県は気仙沼産。4キロに3~40枚入っていたでしょうか。普代のウマズラよりも2回りぐらい小さいですかね。鮮度が良ければ刺身でしょうが、煮ものや焼き魚でも十分旨い。あ、から揚げも美味しいそうですよ。この時期は肝はあまり期待できないでしょうから、あっさり風の鍋なんかも良さそう。白菜がやっと値下がりしてきたけど、鍋という時期でもない?なんでそうなるかな~。しゃぶしゃぶなんか、夏でも食べるじゃないですか。どうして魚がダメで肉はOK? キムチ鍋なんか合うと思うんですが。

そして今朝の二ネタ目。明日の入荷も多くなさそうなので、今日取材のネタはいくつか置いておくことにします。次にご紹介する魚も、タイミングが合っただけの内容なんですが…。

不漁は不漁なんですが、別に珍しい魚でもないです。山田産のマサバとゴマサバ。でも一緒の箱で入荷してたんですよ。フタには「込」とありますでしょ。尾数が半端だった時に、こんな感じで入荷することがあります。だから、たま~に見かけるけど、数は絶対に多くないはず。水氷の中に沈んで魚が見えませんでしたので、箱の外に出てきてもらって、フタの表示とともに画像を押さえました。それにしても、マサバとゴマサバ、はっきり区別できるフォルムで良かった~。たまに腹の斑点が薄くて、ゴマにも見えるしマサバにも見える、みたいな魚の時もあるんですよね。サバって、ハイブリッド化する心配は無いんでしょうか。

さて、お時間も迫ってまいりましたよ。今日のブログもこのへんで。今日は間違いなく天気は良さそう。日差しも出てきましたね。でも土曜日から日曜日にかけて、またもや雨、との予報。またウォーキングに水を差すか~。そんなこともあろうかと、防水のスニーカーを手に入れましたんで、早速お披露目することにしましょう。まだ箱、開けてないんですがね。ほころびたスニーカーの代わりに、お安めの靴も別途通販で買ったんですが、素材が薄い。やっぱりそれなりかも。でも、かかとがスルンと入って、履くのが楽。夏場に向かうし、薄手でもいいか。とはいえ、冬までは持たないな、絶対。安物買いのナンチャラは、いくつになってもやめられないモリ介がお届けしました。高いのを買って、損した~、とか思うよりは、安い方がまだ我慢できますんで、いいですよ別に。また明日、お目にかかります。