• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。本日もよろしくお付き合いください。

今日は晴れて暖かくなりそうですね。でも今週は、明日ぐらいからまたはっきりしない天気が続きそう、とのこと。桜の花、週末まで持ちますかね。桜が終わると、暑くなってくるのかな~。う~、また汗の季節か。

ウォーキングは続けるけど、ダラダラの汗をかいて、真っ赤な顔をした太ったジジィが向こうからやってくる。気持ち悪くないですかね。せめて臭くならないように気を遣うとするか。難しいな~。

コメの値段、小売店ではいまだに下がってないんだそうですね。この間発表になった、値段が下がった、というのは何? 卸売段階の話? でも結局、我々が購入する時点での話では、下がってない、ってことか。コメの輸入の話、政府内でも話は出てるそうだけど、参院選の前で、保守の基盤である農家さんの反発は怖い、という事のようで、全然進まないみたい。コメの輸入イコール農家さんを苦しめる、という図式が成り立たないようにするのが政治の役割じゃないの? このままコメ不足で高騰が進み、結果コメ離れが起きる、こんなことが現実になって農家さんは困らないの? 輸入することと自由化は同じ意味ではないですよね。何の施策も打たないで、放ったらかしにするからダメなんでは? このままだと飼料米まで高騰して、肉も食べられなくなっちゃうよ。野党も何にも言わないよね。選挙前だと怖い? アンタら誰の方を向いて仕事をしてるんですかね。農家と消費者、両方が困らない政策を必死に考えるべし。コメを輸入したら、選挙では勝てない、と思うのは、政治家が信用されてない、という事とほぼ同義ではないですかね。

この間、コメ売り場で呆然としてしまって、ちょっと頭に血が上りました。すみません。でも、あまりにも無策ではないかと思いまして。選挙が終わるまで息を潜めるつもりなんでしょうか。今年の秋も同じような事が起きたら、ただでは済まないと思いますよ。国民を誤魔化してきたのはもうバレてますしね。

さて、気を取り直して卸売場へとまいりましょうか。北海道からの荷物が少ない火曜日ですので、全体的にも多くはないですが、昨日のような活発な動きは少々影を潜めた感じ。そんな中、まずご紹介するのは、昨秋以来の掲載ですかね。旬の時期も最終盤となるこのお魚。

和歌山県産のメジナ。箱には”活〆グレ”の文字が。3尾入り4キロでありました。実は先々週にも一旦は取材をしてまして、その時は保留の扱いだったんですが、やっと出番が回ってきました。断っておきますが、その時の古い魚ではないですよ。その後も断続的に入荷が続いてましたね。このメジナ、旬の時期は秋から春だそうですが、春になって卵を持っても、身の脂が少なくならないんだそう。なので春が一番旨い、と言われてるんだとか。刺身、焼き魚、煮魚と何でもいけるオールラウンドタイプ。ぜひお試しくださいね。そうそう、昨年の取材時に、目の色が特徴的、と分かったんだけど、写真を撮った後だったので、載せることができませんでしたが、今回は忘れずに画像を押さえましたよ。

目の色がコバルトブルーなんだそうですよ。写真でお判りいただけますかね。照明の関係もあって、判然としませんかね。薄い藤色にも見えるような、見えないような…。

そしてお次のネタは、というと、先日、宮城県産のブランドマサバを取り上げたんですが、ニュースで大不漁が取り上げられていた、静岡県産のゴマサバが入荷してましたので、こちらをご紹介。ちょっと大きかったんですよね。

静岡県は焼津産の5尾入り5キロです。1尾1キロの大物でした。この写真だと大きさが判りずらいので、ちょこっと発泡のフタの上にお出ましいただきました。

20センチスケールが右下にありますが、軽~く40センチ越えでしたよ。お客さんも「お~デカい」と感嘆の声。調べてみると、静岡ではゴマサバが名産品の一つのようで、秋に脂がのって旬を迎えるマサバに対して、夏場も脂が落ちないゴマサバは、夏が旬となるんだそう。ということは、これからがゴマサバが旨い季節、ということですかね。モリ介の頭の中では、ゴマサバはマサバに比べて脂ののりが今一つ、というイメージがあったんですが、季節によっても状況は違う、というのが真相のよう。そういえば、九州は福岡のゴマサバという名物料理、アニサキス食中毒の急増で、ピンチみたいですね。なんでも、海水温が高くなって、太平洋にいるタイプのアニサキスが日本海側でも増えてるらしい。お店でもかなり神経を使って、お料理を提供してるそうですよ。モリ介は、大昔にサバに当たったことがあるので、生はちょっと。技術が進歩してますんで、冷凍でも十分かと思ってます。あ、カツオは別ですかね。やっぱり生でないと。

お時間が近づいてきましたので、週前半のブログもこのあたりで締めさせていただきます。モリ介は終業後、モリ介父の施設に行って昼食にお付き合い。先日「何か食べたいものは無いか」と尋ねると、しばらく考えた後、「ステーキ」とのたまった。モリ介は牛肉の見立てはわからないし、焼き加減も自信がない。モリ介母と妹にお任せだな。その内「ホットプレートもって来い」と言い出しかねない。どこに施設の部屋で肉焼く入居者が居るんだよ。ここで皆さんにご忠告。色々と努力して、旨いものを探すのもいいですけど、あまりにも舌が肥えちゃうと大変ですよ。最後は食べるものに苦労します。その点モリ介はバカ舌なので大丈夫。給食だろうが全然平気。量が少ないのが気になるけど。今日はリクエストがあった温泉卵を買って届けます。こうやって家族が甘やかすから、ダメなんでしょうかね。明日は恒例の水曜休市でお休みです。また木曜日にお目にかかります。モリ介でした。