金曜日の本日もお送りしていきますよ。モリ介です。こんにちは。
現職総理が新人議員に商品券を配ったとかで、大騒ぎになってますね。ぼんやりとヒゲを剃りながら、ニュースを見ていたんで、「総理、商品券10万円を配る」 確かこんなテロップが出て、今度は1人10万円を国民に配ることにしたんだと、一瞬勘違い。0.5秒のぬか喜びでした。ま、そんなわけないよね。
新幹線の連結器分離問題、原因究明までは時間がかかりそうだけど、併結運転は明日から再開するんだとか。国土交通省の重大インシデントとかになっちゃったから、しばらくは併結はしないと思ってましたが、器具の装着で物理的に外れないようにするらしい。連結、分離の度に器具の装着、取り外しが行われるんで、作業も時間的にも大変かも。ところで、インシデントって、たまに聞くし、なんとなくわかるような気がするけど、どんな意味なんですかね。似た言葉でアクシデント、もあるけど、どう違うのか。調べてみると、アクシデントは事故で、発生してしまってるけど、インシデントは、事故までは至らないけど、事故につながりかねない障害のこと。人的、物的な被害が無い状態ですかね。今回の例でいえば、仮に連結器が分離、剥離して、それに乗り上げた列車が脱線した、とかであれば事故(アクシデント)になったと思われます。で、話を戻しますが、併結運転が当面行われないと考えて、東北新幹線の大混雑対策を考えてたんですが、余計なお世話だったかも。ニュースでもやってましたが、盛岡へ旅行するつもりが、電車に乗れなくて、新潟に行先を変更した、とか言ってる観光客の人、いましたよね。これから暖かくなって観光客も増える時期なのに、キャパの大幅減はまずいでしょ、って発想で。ま、とにかく考えてみました。
混雑の解消としては、一列車の定員を増やすか、本数を増やすしかない。本数の面では、大宮から東京まではダイヤがびっしりなので、大宮折り返しの列車設定がメインですかね。仙台や福島もアリでしょうか。あとは、12両編成のE7系をやまびこで投入するとか。E7系は上越新幹線とか北陸新幹線で走ってる車両。先頭の青いラインが特徴の。10両編成のE5系よりはましでしょ。はやぶさでなくやまびこで使うのは、最高時速が遅いから。320キロは出ないんです、E7系。北陸新幹線は、法律上、整備新幹線とされ、設計上の最高速度が260キロとされています。盛岡・新青森間の東北新幹線も整備新幹線ですが、今後速度は320キロに上がるみたいですけどね。問題は、ホームドアの寸法が合わない事でしょうか。でもホームドアと列車の間を通ることもできるし、何とかなりますよ。あと、在来線も活用しましょう。特急で使ってる車両を利用して、夜行の快速列車とかは? 盛岡発新宿行きとか品川行きとか、若い旅行者にウケそうなんだけど。モリ介も若くて腰が丈夫だったら、ぜひ乗りたいもん。保線作業の関係で、新幹線は終夜運転は出来ないけど、在来線だったら何とかなると思うんですが。新幹線の混雑関係無しで、臨時列車でいいから、検討してみてほしいな~。
さてと、卸売場の話題へまいりますか。今朝は気温もだけど風が強くて寒い。あ~手が冷てぇ~。また冬に逆戻りだよ。売場を見ると、今日の入荷もそこそこあったように感じました。カレイ類も目立ちますね。ナメタガレイはもちろんだけど、ムキセッタガレイにオイランガレイ、マガレイにクロガレイ、ミズガレイ、ソウハチガレイ。ざっと見ただけでこのぐらい。他にないかな~、と思っていると、一箱だけ違うカレイがありましたよ。モリ介は、あまり見た記憶が無いですかね。もちろんブログでも初出し。
これはアカガレイ。宮古産で、一箱にオス4尾メス4尾が入ってました。写真上がメス、真ん中と下がオスです。上のメスは、うっすらとだけど卵が透けて見えてますよね。赤い傷のような肌がなんか生々しい感じで、もしかしてあまり値段のつかない魚なのかな~、なんて勝手に思っていたら、お値段を聞くと、意外とお高め。岩手では、カレイの煮付けの高級品と言えばナメタガレイだけど、関東圏では、このアカガレイであることが多いらしい。おみそれしました、アカガレイ様。さらに調べてみると、魚体の赤みは鮮度のいい証拠なんだとか。ただし、水揚げ直後はまだ白いままらしい。少しずつ赤みが出てくる、とのこと。あるサイトによれば、カレイの刺身の最高峰、とも。全くクセがなく、旨味のあふれるお味らしいですよ。仲卸のベテランさんも、久しぶりに見た、とおっしゃってましたので、盛岡では珍しい部類に入るかも。お店で見かけたら、ぜひゲットしてください。
そして、今朝の二ネタ目は、というと、ちょっと迷ったんだけど、3月に漁が解禁となっていたはずのこの食材をご紹介。
富山県産のボイルホタルイカです。先月には兵庫県の浜坂産をご紹介しましたが、これは正真正銘の富山湾産。薄いプラスチックケースが5段重ねになっていますね。ボイル加工がしてあるので、表示のラベルも必要。それでは、お許しをいただいて中身を見てみましょうか。
ん? 先月の浜坂産に比べると、ちょっと少ないような。ラベルシールを良く見ると、350g入り、とある。たしか、モリ介の記憶だと、浜坂産は500gでなかったかな。ケース一枚当たりのお値段は、富山湾産は浜坂産の倍以上なので、キロ単価だと3倍越えですかね。これだけの価格差はどういうことかというと、この間も書きましたが、富山湾産は、産卵のために深海から浅いところに浮上した、メスのホタルイカを定置網で捕獲してるんですが、他県では、底引き網で一網打尽にしてるので、オスメス混じりになる。このあたりが理由のようです。富山湾産ホタルイカの超濃厚な味わい、この季節だけのものですので、ぜひ味わっていただきたいですね。食べる時は、目玉に気を付けましょう。モリ介は、奥歯の詰め物が欠けたりしないよう、いちいち目玉を取ってから食べてます。面倒ではあるけど、旨いんですよね。
おっと、日が射してきましたね。それでも気温は上がらなそう。予報によれば、一週間ぐらいは寒いみたいですよ。あ、日曜日は雪マークだ。またモリ介のウォーキングを邪魔する気なんですかね。来週はもう春彼岸。実家の年寄りの代わりに、また墓参りだよ。花も高いんだよな~。墓所が数か所あると、ウン千円はかかっちゃう。一輪挿し、ってわけにはいきませんからね。さて、どこをどう回るか、思案のしどころですな。駐車場待ち、ってのも効率悪いし。ウォーキングがてら、ってのもいいんだけど、花とか色々荷物もあるから、遠くへはちょっとね。ありがたいことに、今年は、春分の日の前日も休市になってる。連休ですね。この日を活用しない手はないですかね。休日はどうしても混雑するんで。出費の予定で今から頭が痛いモリ介がお送りしました。また明日の土曜日にお目にかかります。