• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。また週末となりましたね。土曜日も元気に、か、どうかわからないけど、お送りしてまいります。

今朝も寒い。最低気温マイナス5℃とかいってたな~。でも、ここまで下がるのも今シーズン最後かも。となれば、これを乗り切れば春、ってことでしょうか。この時期、どうしようか迷うのが、タイヤ交換のタイミング。まだあとひと月ぐらいは待った方がいいですよね、いくら何でも3月中ってのは無いとは思うけど。モリ介も、きっちりしたいところはしたいけど、どうでもいい事は、だらしがない、っていうか…。タイヤ交換も、ゴールデンウイーク明け、とかもありましたね。冬タイヤ、もったいない、とか思うんですけど、なんか体が動かない。当時は若かったので、自分でやってたんですよ、タイヤ交換。重たいタイヤを持ち上げての中腰も平気だったんだけどな~。今はとんでもない。業者さんに依頼する料金の100倍ぐらい治療費がかかったりするんで。

春が近い、といえば、年度末も近い、ということ。そんなこんなで、色々とお忙しい方も多いと思います。モリ介も、やらなきゃならない事が山積みなんですが、急ぎ、といえば確定申告。モリ介は、一昨年末から今年の春にかけてお休みさせていただいたんですが、医療費がすごいことになってて。よっぽどでなければ、お給料も一か所からだけなんで、必要性もあまりないはずなんですが。でも、今回は、とりあえずやっておいた方がいいかと思ったんですよね。で、領収書とかレシートを計算してみた結果が、前述のとおりであった、という事なんです。四月半ばまでの医療費、およそ月20万円。トータルで130万円。そりゃそうだよ、休職中は週6日で治療に通い、それも2人分の時間と施術をしてもらい、健康保険のきかない電気治療が多い日で4種類。電極をいろいろ取り付けて施術する、5分で1500円の電気治療とか。回数制で前払いのヤツとか、現金とかカードとか、もう訳が分からない。でも金はかかったけど完全復帰が出来たんで、あのまま寝たきりに近い状態で残りの人生を過ごすことを考えれば、ラッキーかも。車も運転できないし、テレビやパソコンの前に長い事座るのも無理。右臀部が痛むので、右側を下に寝ることもできないし、仰向けでも痛い。左側を下に寝るんだけど、右足が前後に動くじゃないですか、寝相ってヤツで。寝返りは打てないんですよ、痛いんだもの。で、右足が前に出ると、骨盤が良くない方に歪む、って言われて。足を縛って、宙に浮いて寝るしかないんですが、そんなこと出来るわけねーし。とにかく治ってよかった。まだ油断はできないんですがね。

今でも上半身のゆがみが下に降りないように、電気治療は2種類継続中です。落ち着いてきたとはいえ、現在も月数万円はかかってますかね。正直、リタイヤ後の人生設計、大修整に迫られてます。80歳超えたあたりからは、なるようにしかならないかも。年金も当てになるんだかどうだか。あ~暗澹とした気分になってきた。切り替えて卸売場の話題へまいりましょうか。

今朝の卸売場、思ったほど荷物は多くない。九州も関東も日本海も風が強くて、漁も思うようにいかなかったらしいです。担当者も品物を集めるのに苦労したみたい。ま、こんな時のために、余分に取材をしてるんで、どうしようかな、とか思っていたんですが、あ、見つけた。

実は一旦、クロダイだと思って通り過ぎたんですが、少し後から、箱書きがヘダイと書かれてたのに気づいて、戻って来たんですよ。う~ん、クロダイと同じように見えるんだけど。お客さん曰く、黒さが違う、とのこと。あ、そうだ、少し前の取材で、クロダイ、写真撮ったんだ。それがこの写真。

たしか、ひなまつりの日に取材したはず。神奈川県産の5尾入り5キロでした。良く見れば、魚体の色も、濃淡があるしま模様なのがクロダイ。頭の形も、ヘダイが丸っこいのに対して、クロダイは少し鋭角的、ですかね。ヘダイの話に戻りますね。今朝のヘダイは、和歌山県産の4尾入り、4.5キロでした。調べてみると、ヘダイ、若い魚ほどしま模様がはっきりしてるんだとか。クロダイよりも黒光りもしてるように見えるし、なんか高級感がありますね。相場は日々のものなので、日にちが違えば、単純比較はできないんですが、聞いた価格は、ヘダイの方がお高い感じでしたね。え?クロダイって、関東では、不祝儀に使う魚なの? へ~、そんな地域があるんだ。縁起の悪い魚としてとらえる人もいて、近年相場は低迷中だそう。クロダイって、高級魚じゃなかったの? ヘダイはそろそろ産卵期を迎えるようですけど、体力の回復が早くて、年間通して味があまり落ちないんだそう。時期を選ばずお勧めできるお魚、ってことでしょうか。タイもいろいろあるけど、ずらっと並べて食べ比べをしてみたいです。モリ介は、おそらくだけど、区別がつかないと思いますが。

そして、お次のネタは、昨日の取材から。このお魚もしばらくぶりの登場です。去年の秋以来ですかね。

箱書きにはオニカブ、入荷案内にはオニカサゴの名前になってましたが、標準和名はイズカサゴであろうかと。長崎県産の6尾入り、4キロでした。調べてみると、オニカサゴという魚は別にいて、口の周りのトゲトゲとか、赤身がもう少し強かったりとか、とにかく派手な魚らしいです。市場流通では、オニカサゴの名前の場合は、このイズカサゴであることがほどんどのよう。本来のオニカサゴは非常に出回りが少ないことと、イズカサゴのトゲが鋭く、刺さると長く痛むことがある、という意味で、オニカサゴの名前が使われるようになった、との解説もありました。モリ介にとっては旨きゃどうでもいいんですけどね。ま、キンキほどの脂はなさそうだけど、頭と中骨を炙って出汁にしての、しゃぶしゃぶが美味しいんだとか。なんか贅沢~。お店で出会うことがあれば、ぜひお試しください。

さてと、そろそろ時間も迫ってきました。今週もお開きとしましょうかね。営業担当によれば、漁模様も今日ぐらいから回復しそう、とのこと。月曜日からは、また色々、入荷があるかと思いますので、その節は、よろしくお付き合いください。明日からのウォーキングは、スニーカーで大丈夫ですかね。冬靴もそろそろお役御免でしょう。でも、片づけると、途端に、というのがお決まりですから、しばらくはラインナップに置いておきましょうか。モリ介がお送りしました。また来週。