寒いっすね。こんにちは。モリ介です。今週もお付き合い、よろしくお願いします。
左薬指のしびれで、どうしても打ち込み、「モリ介で鵜」となっちゃう。「S」のキーに力が入らなくて。少しずつ症状がひどくなってきてるかも。歳とともに、色々と出てくるんでしょうか。
月が明けて2月。そろそろ季節の行事も忙しくなってきますよ。受験シーズンだし、盛岡では歳祝いもあるし、バレンタインもある。でも、何といっても節分でしょうかね、魚関係としては。実は土曜日に家に帰るまで知らなかったんですよ、今年の節分が2月2日なんて。モリ介ん家では、恵方巻、特に予約とかしなかったんで、気が向いたら今日、買って帰ろうかとか思ってた。なんだよ~、お店行ったって何にもないかも、ていうか無いよね。何でこうなるのか? 地球の公転周期の関係で、毎年6時間ほど足りないんだとか。ん?違う、余るんですね、6時間。それでも、うるう年があるので、だいたいは調節できるのが、何年かに一回はこうなるらしい。せっかく書こうと思っていた節分ネタ。見てやっておくんなまし。
先週のお店のチラシは節分一色。あたりまえですかね、この時期。恵方巻だけでなく、すしネタやちらし寿司商材も。ちらし寿司って関係あるの?同じ寿司くくりってこと? イワシ関連ではシラス干しや、小魚グループってことなのか、シシャモもあったり。「鬼喰う」でお肉の特売もある。素晴らしいワードセンス。で、モリ介はあまり聞いたことがなかったけど、「節分そば」の見出しで、日本そばの掲載もある。え?「節分そば」って何? モリ介は前職で、生麺、ゆで麺、乾麺のいずれも担当してたけど、節分で拡売した記憶はないですね。そこで調べてみました。そもそも新しい何かが始まる時にそばを食べる、っていうのはなんとなくわかりますよね。年越しそばであったり、引っ越しそばであったり。立春は、古くからの季節分類法である、二十四節季の一番最初。なので新しい年の始まり、とも考えることができるんです。ですから、年越しそばとして、古くから節分にそばを食べる風習があったらしい。ただ、太陽暦が導入されて、年越しそばが別の日に食べられることになって、別途節分そばの言葉が生まれたようです。当時は全国規模の風習だった節分のそばはすたれ、その後長野や島根で細々と続いていたようですが、近年節分の食習慣として脚光を浴びてきた、と、このような事みたいです。そういえば日本三大そばって、長野の戸隠と島根の出雲、盛岡のわんこそばですよね。盛岡だけ、節分の習慣とか、そば粉の産地と関係なくて、食べ方の話だけど。まあ岩手の県北も、そば粉の産地ではありますけどね。だけどわんこそばって、県内産のそば粉限定、ってありましたっけ? 海外産ってこともあったりするんでしょうか。食べるのに精いっぱいで、気にしたことなかったかも。節分は過ぎちゃったけど、生そばとか茹でて食べようかな。まず海老天はマストですかね。
それでは卸売場の話題へ。荷物は少ないですね。しばらく最強寒波来襲で、あまり期待できないかも。そんな中お届けするのは、少し前から売場に並んでいたのには気が付いていたけど、県内産が入荷してからでもいいのかな、とか思ってたこの食材。
ご存じの方も多いと思いますが、生のメカブです。いわゆる丸メカブといわれるもの。宮城県は南三陸産でした。一箱には3キロ入り。担当者に県内産の入荷を聞いてみたんですが、今はほとんどが宮城県産で、県内産は3月ごろに本格化するんだそう。まだもう少しかかりそうなので、とりあえず宮城県産をご紹介。大昔だけど、モリ介、刻みメカブが食べたくて、生の丸メカブを買って帰ったことがあった。刻んだ商品を買えばいいのにさ。軽く茹でて、さあ刻もうとしたら、忘れてた。ヌメリがすごいんですよね。モリ介母は何とか刻んだけど、モリ介はギブアップ。最後はぶつ切りで食べましたよ。モリ介母からは、生ナメタガレイと同じく「二度と買ってこないで」と言われましたね。腕に自信の無い方は、刻みメカブをお買い上げになった方がいいかも。
そして、今朝の二ネタ目は、というと、土曜日の取材から。魚として取り上げるのは初めてなんですが、魚全体としての入荷ではなくて、一部のみ、という、このお魚のこの部位。
「アカエイ ヒレ」と書かれてました。福島県は相馬産で3入り5.6キロでありました。つまり、ヒレの部分だけが3枚入っている、ということ。断面を見ると、北海道あたりから入荷する、皮なしのカスベとよく似てるので、カスベの皮つき版なのかな、と思ってました。ところが調べてみると、通常カスベとして入荷するドブカスベやメガネカスベと、アカエイは似てるけど違う種類。カスベは海のやや深いところで生息するのに対して、エイは浅瀬の砂地や干潟にもいたりするんだそう。毒針があって刺されると腫れて痛むので、注意が必要とのこと。ただ、市場流通の場面では、混同されることも多いんだとか。料理の写真を見ると、食べ方もほぼ同じですしね。ただ違うのは、カスベが皮無しでの入荷が多く、エイはほぼ皮つきで流通し、皮つきで調理されるということ。どっちでもいいけど、煮つけ、旨そうです。煮こごりもいいなあ。モリ介家の食卓には並んだことがないけど、チャレンジしてみたい食材ではありますね。どうなんですかね。煮すぎて身がバラバラになったりするといやだな~。カレイとかアカウオみたいにしっかりとまとまっててくれるといいけど。
さて、今朝もそろそろお時間となりました。ブログもこのへんで。さすがに盛岡も、最強寒波からは逃れようないですかね。今日午後から雪が降るみたい。問題は明日の夜からですかね。木曜日まで降り続きそう。気温もずっとマイナス予想だから積雪は確定。また水曜日に雪かきだよ。木曜日ももしかしてやらなきゃ、ですかね。腰の具合が良くなって本当に助かりました。先週の特別治療、効果絶大でしたよ。整体の先生方、ありがとうございました。降雪・積雪の被害、出なければいいですね。この寒波を乗り切れば春が近づく、ということで、頑張ってまいりましょう。モリ介でした。また明日に。