こんにちは。モリ介です。金曜日の今日もお送りしてまいります。
1月も今日で終わり。1年のうち12分の1が終了。ホントに早い、時が経つの。日も長くなってきたし、確実に春は近づいておりますな。夏はもうちょっと後でいいよ。冬が好き、とは絶対に言えないけど、夏の暑さは逃げ場がないんだよね。モリ介の年代だと、やっぱり冷房は罪悪感があるし。子供時代は身近には無かったから、なんとなく特別なんですよ。お年寄りが、エアコンがあるにもかかわらず、暑さで体調を崩す、って、なんとなく気持ちが分かるような。
昨日は数年ぶりに、眼科へ行ってきました。前は確か、はやり目で受診したはず。感染性結膜炎とかいうんだっけ? 今回はある検査が目的。結果異常は無かったんですが、少々ヒヤリとすることがありまして。仕事終わりの火曜の午後、ヤボ用で、ある片側二車線の幹線道路、右側車線を走っておりました。助手席はモリ介嫁。少々混んでまして、気を付けながら走行してたんですが、突然前の車の屋根から上が暗くなった。え?なに?目?片方ずつ一瞬目をつぶってみると、どうやら右目がおかしいみたい。そうこうしているうちに、車の屋根も見えなくなり、リアウィンドウも半分くらい隠れてきた。目の視野全体を、液晶画面を無数に積み上げたもの、と例えると、上の液晶からバタバタと次々電源が落ちていく感じ。いや、電源じゃない。電源が落ちると真っ暗だけど、黒くない。ライトグレー。映像信号が次々と途切れて、ブルーバックならぬグレーバックになっていく。モリ介にはこう見えましたね。あごを上げて目を下向きにして前を見ると、何とか車の全体は見渡せる。だけど、見える部分は少しずつ少なくなっていき、ここで隣の嫁が気が付いた。「何やってんの。」右目が見えなくなってきてることを話すと、「大丈夫?」 大丈夫なわけないし。
右目が見えなくなることを覚悟して、どうするかを考えるしかない。左側車線に移る隙はないので、この先の信号を右折するしかないか。確か病院の駐車場があるし、その先にはコンビニがあったはず。そこまで何とか運転して、そのあとは運転を替わってもらおう。そう考えつつ、信号渋滞でブレーキを踏んで停車。ん?目の前が明るくなってきた? グレーバックだった液晶画面に映像信号が戻ってきた。今度は下から上に、バタバタと明るさが戻っていく。信号が変わって、交差点に差し掛かるころには、すっかり視野は元通りに。この間およそ2分。何だったんだこれ? もしかして網膜剥離って、こんな感じなのかも。剥がれかかって、またくっついたみたいな。また目が見えなくなったら困るので、眼科を受診した、こういう事なんです。
休憩なしの早上がりをさせてもらって、午前中に検査をしてきました。暗い部屋で、目の奥を覗く機械で写真を何枚も撮って。眼科医の先生から説明を受けましたが、特に異常の所見は無いとのこと。人間の目は、何らかの疾患で視野が失われたり狭まったりした場合、自然に視野が回復することは無いんだとか。網膜剥離でも、剥がれた網膜が自然に元に戻って、見えるようなる事は絶対に無いとのこと。そう言われてみればそうか、シールじゃあるまいしね。なので、今回の事象は、眼球そのものではなく、眼球までの神経か、脳の内部に原因がある、と考えるのが相当、とおっしゃってました。思い出してみると、見えなくなる寸前に、ほんの一瞬、ごく軽い立ちくらみ、みたいな感覚があったかも。一時的に血流が途絶えたことが原因の可能性もありそうですかね。現状は何ら異常がないので、これ以上の検査は難しそう。やるとすれば脳ドックとか?金がかかるからいいや。なんか気持ち悪いけど、歳をとると色々な事がある。話のオチとしては、こんなところかと。
そろそろ本題に入らないと。月末の卸売場へまいりましょうか。荷物は…、少ないか。お客さんもやや少なめ。お店はどこも通常営業だけど、棚卸がありますもんね。普段はご注文分にプラスして色々お買い上げいただくんだけど、月末はそれがない。結果荷動きが悪い、と、こうなるんです。
ま、しょうがない。ネタも蔵出しにしようかな、とか思ったんですが、いやいや、こんな時こそ何か掘り出さないと、みたいな気持ちが湧いてきちゃって…。何とか探り当てた写真がこちら。
宮城県は気仙沼産のメバルです。5キロ21尾でした。体長はおよそ30センチ。黒いからクロメバルかな~、と思っていたら、調べてみるとなんか怪しい。そもそも流通上は、アカもシロもクロもなく、メバルでいいんだとか。なるほど、箱書きは「メバル」なわけだ。生物学上の分類であるシロメバルは、帯状の横紋が特徴、とある。あれ?写真の魚も帯状の模様がありますよね。もしかしたらシロメバルかも。ということで、正解はわかりません。だいたい、ソイと呼ばれる魚もメバルの仲間。種類が多くて、さっぱりわからない。胸ビレの筋の数が違う、とか言われてもね。売場でヒレの筋の数、数えてるヤツ、いないでしょ。モリ介に色々と教えてくださるバイヤーさん、早速このメバルに目をつけてお買い上げ。さすがお目が高い。
そして今朝の二ネタ目も、当日の取材から。特大、の文字に引き寄せられて、写真におさめました、のこのお魚。
途切れずにどこからか、年中入荷してるイメージがあります。これは千葉県産のタチウオ。6尾入りで5.3キロでした。トグロを巻くように入れられてたので、ほどいて表に出すと、しっぽの先までの体長はおよそ1メートル。大きいものはもっと大きいけど、めったに入荷はしませんね。細めの物であれば、目にすることは珍しくありません。モリ介には、夏の魚というイメージがあったんだけど、調べてみると、近年は漁場が北上して広がったことから、旬の時期は場所によってさまざまなんだとか。確かに三陸産のタチウオも並んでたことがあった。でも、なんか細くて貧弱に見えたんで、ネタにしたことはなかったかな~。モリ介は営業時代、冷凍原料を使ったしょうゆ漬け、販売してました。脂の感じはないけど、硬くもなくさっぱりと食べられた記憶がありますね。お刺身も美味しいらしいですよ。モリ介は食べたことがあると思うけど、記憶がない。嫌味の無い白身、そんなところだったかも。
そろそろお時間も近づいてきました。今朝のブログもこの辺でおしまい。日曜日ぐらいから気温の低い日が続きそうですね。10日間ぐらいは我慢でしょうか。あ、雪マークもある。この気温だと積もるかも。そんな簡単に春を迎えさせてくれるわけないか~。腰をいたわりつつ、粛々と雪かき、しましょうかね。モリ介がお送りしました。また明日、土曜日にお目にかかります。