• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。今日もモリ介(仮)です。

出勤の運転中に、ん? 何か右腕がかゆいぞ? 会社に着いて明るい所で見たら、

やられた! 2ヶ所蚊に喰われた! 涼しくなって、奴らも産卵のために必死。

この時期は特にかゆい。ああ、赤くなってきた。でも、消毒用のアルコールで

だんだん収まってきたので、落ち着いて記事が書けそう。それでは、まずは…、

やっとキャッチした、大船渡産の生サンマ、4キロ30尾です。昨日のニュースでも

報道されていましたが、なんと200トンオーバーの水揚げだったとか。北海道産と

並んで、大船渡産も潤沢出回りとなりそうですね。でも、何回も書いている通り、

漁場はまだ公海上らしいので、水揚げ地が違うだけで、北海道産も大船渡産も

泳いでいるサンマは同じ。船が何日かかって戻ってくるかで、鮮度が違うことはあるけど。

どこに水揚げするかは、船が決める事なので、水揚げが集中して、価格が安くなりそうな

港を避けたりすることもあるらしい。ま、水揚げがたくさんあった時代の事だけど。

今は、漁港が船に対して、水揚げを働きかけたりもしてるんです。不漁が恒常化している今、

漁港同士も競争なんですよね。でも正直、腹の部分が痩せてるな~。この部分の脂も

美味しいのにな~。こんなこと言ってると、食べそびれる可能性大。価格も落ち着いてきたし

割り切って、生サンマ、食うべし! これからまた、大きいのが出回ったら、その時は

その時で食べればいいじゃん! 

そして、昨日の記事に関して、追加情報があります。養殖カキの話なんですが、

どうやら、出回りは11月に入りそう、とのこと。昨日担当者に届いた情報らしいです。

これは、担当者から聞いた話だけど、カキは、夏場に放卵、放精をして、その後、

消耗した体力を回復し、大きくなったタイミングで水揚げ、出荷となるんだそう。

ところが昨日も書いた通り、海水温が高くて放卵が遅れているとのことで、

11月ごろ、となったみたい。未放卵で出荷すると、その後の放卵によって、

容器内の水が白く濁るので見た目的にも致し方ない。

それに、関東以西では、まだまだ30℃越えだから、正直、需要も

盛り上がらないだろう、という思惑もあるみたい。カキ好きの皆様、

どうかもうしばらくお待ちいただきたく、それまでは、冷凍の商材にて

カキをお楽しみください。そういえばしばらく前、冷凍カキのハジキを

頂いた。選別の工程で、小さすぎたり、割れたりしたやつね。

小さいフライパンに多めのオリーブオイルを入れて、スライスニンニクや

鷹の爪なんかはあるわけもなく、チューブのおろしニンニクと一味で

アヒージョ(もどき)にして食べた。チョー旨かったですわ。

あ、そろそろ締め切りの時間。少々気になる

話題もあったんだけど、それはまた後日。モリ介でした!