今週もお世話になります。モリ介です。よろしくお願いします。
朝晩は本当に涼しくなりましたね。モリ介実家は、もうエアコンはいらないみたい。モリ介ん家は、窓の外のアスファルトが熱いので、明るいうちはまだ必要ですかね。でも朝方は肌寒いくらい。昨日朝のウォーキングは、半袖で歩いたら、頭は汗まみれだけど、腕が冷たくなっちゃって。もう、のぼせる感じで歩くことも無いから、運動にもいい季節なんでしょうね。なんなら一年中、このくらいの気温でいいよ。ま、本当にそうなったら、飽きたとか文句を言うんでしょうがね。
先日、大慈寺の青龍水について、色々思い出して書いたんだけど、まだ書き足りないので、その続き。水を汲み始めて、何年か経った時でしたね。急に水の出が悪くなって。ドバドバっと出たか、と思えばチョロチョロとなって、空気だけ出たりして。20リッター汲むのに、以前の倍の時間がかかるように。証拠の無い話だから、話半分に聞いてほしいけど、そのころ、ちょこっと離れたところで、高めの建物の工事が始まってた。おそらくは、その建物の基礎工事が、関係してたんではないかと。建物が完成すると、しばらくしてチョロチョロは無くなりましたね。皆さん知ってます?青龍水って、自噴はしてなくて、ポンプで汲み上げてるんですよ。下の井戸の横に、ちっちゃな小屋がある。そこから、モーターの音がしてますもん。大慈清水の方はわかりませんが。確か、モーターの修理か交換で、水が止まったことがあったような記憶が。それに、震災の時、盛岡は2日ぐらい電気が止まりましたよね。モリ介ん家のように、3階以上の建物は、水道の水圧を利用することが出来ないので、電気が来ないと水も止まっちゃう。車で会社に出勤するついでに、青龍水を見に行った。もちろん早朝。多分出てないよな~、と思いながら。やっぱり止まってましたね。マンションか何かの住人の方でしょうか。水を汲みに来て、がっかりして帰られてた方もいらっしゃいましたね。仕方が無いので、その時は、モリ介の実家にて、水道水をタンクに汲んでました。モリ介ん家の上階の住人さんにも、実家の水をタンクで差し入れしたっけ。そのまただいぶ前だけど、2000年問題の時、コンピューターが誤作動して、電気とか水道が止まる、なんて噂もあった。12月の30日、ヘロヘロになって帰ってきて、31日の休市日、午前2時ぐらいに、念のため、ということで、水を汲みに行ったこともありましたね。そん時は、100リッター以上汲んだかな。結局何にも起きなかったけど。
青龍水を汲みに行く話をすると、近所の人からは、必ず言われる一言がありましたね。あの水はカルシウムたっぷりだよ、って。どうしてかというと、元々は、祇陀寺(ぎだじ、と読みます)さんの井戸の水を流してたそうで、その井戸はすでに枯れてしまったそうですが、周辺のお寺さんの墓地に降った雨水が地下水となってるから、ということらしいです。まあ、当たらずとも遠からず、ですかね。
先ほど、ポンプでくみ上げてる、と書きましたが、ということは、当然電気代がかかってます。照明もありますしね。それ以前は、どのようにお金を捻出していたかは知りませんが(浄財入れは昔からありました)、ある日突然、寄付を募る振込用紙が置かれるように。近くのお店の方が代表者でしたかね。なので、モリ介母は、毎年5千円ぐらいを振り込んでましたよ。モリ介は、当時それだけの量を汲んでて申し訳ないですけど、その年の最初に汲みに行った時に、五百円玉か、千円札を浄財入れに入れてました。今は、水も汲んでないし、経済的な余裕も無いので、寄付はしてませんけど、水を汲みに行かれる方にお願い、です。青龍水の運営には、コストがかかってます。わずかでも構いませんので、寄付をしていただけるとありがたいです。
さて、ここからは卸売場の話題。入荷量は、一服感はあるけど、大方の魚は揃っている感じ。ド素人のモリ介の感想ですが。そんな中、入荷してるのは分かってたけど、モリ介の目に留まってなかった商材がありました。おそらく入荷量が少なかったんだと思います。でも今日は写真を撮ることが出来ましたよ。その商材がこちら。
北海道は羅臼産の、生スジコです。3キロ入り。お値段は、というと、お高いです。まだ、走りの時期ですからね。相場の動向は、今後の漁次第ですので、なんとも…。大昔、秋サケがいっぱい獲れてた頃は、この生スジコの三分の一ぐらいの価格で、生イクラが買えてましたね。昔話をしても、仕方ないけど。もう少し経つと、生イクラも見かけるようになる、と思いますので、その時はまた、お伝えすることとします。せめて、お正月ぐらいは、ふんだんにイクラを食べたいものですね。モリ介は、ここ2~3年、イクラの高騰のせいで、味付けイクラ、作ってないな~。去年は、歩けなくなって、それどころじゃなかったけど。少しでもお安く買える相場になったら、生イクラから、味付けイクラを作りたいと思います。少しでもいいから、漁獲が増えてくれることを切に願います。
そして、もう一ネタは、土曜日の取材から。メスの秋サケから、生スジコが採れるなら、オスからは、当然これが採れるんです。そう、秋サケの白子です。ところで、この場合のとれる、の漢字、採れる、でいいんだっけ? なんか自信無いなぁ。
生スジコに比べると、華やかさが無い感じ。釧路産の5キロ入りです。昔は、全然安い食材で、猫マタギに近かったんですけどね。今では相場も、その頃の数倍になっちゃった。大出世の食材。その理由は、というと、健康食品や化粧品の原料として使われるようになったから。輸出にも、バンバン回ってるそうですよ。栄養成分としては、お肌の保湿に効果があるみたいなので、お店で見かけたら、ぜひお買い求めいただいて、しっとりのお肌、手に入れましょう。簡単な下ごしらえで、臭みも取れるようですので、お料理、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
それから、ついでに情報。宮城県産の生カツオ、見本を見たら、脂がたっぷりでしたよ。モリ介も、これならぜひ買いたい、と思いました。カツオのタタキ、買って食べたばかりだったんですが、このチャンス、逃したくないですね。あ、写真、撮ったんだった。あまり時間がないけど、載せちゃいます。
ね?美味しそうでしょ? それでは、今日の記事はこのへんでお終いとします。今週は、月曜日にお休みをいただきましたので、市場は、火曜日から土曜日まで通しで営業します。なので、水曜日ではありますが、明日は開市。もちろんブログもやりますよ。来週も、同じパターンでの営業となってます。では、また明日。モリ介でした。