• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。お盆も明けて、8月も後半戦。今週もお届けしてまいります。

地震とか台風とか、色々とありましたね、このところ。日本国の首班も代わることになったし、岩手でいうと、現職議員の不祥事とか。10月ですか?補欠選挙。とにかく、岩手も日本も、そしてアメリカも落ち着かない。これから、どうなっていくんでしょうか。岩手の件で一つ言えるのは、地元を変な意味で、有名にしないで欲しい、ということ。フランス視察旅行から始まって、自身のスキャンダル、最後は刑法犯、ですからね。脇の甘さを指摘されるのは、免れないかと。これからは、ご自分のお仕事に、真摯に邁進されるのが良いですかね。教訓 悪いことは必ずバレますよ。も一度言うね。バレるよ、必ず。

話は戻って、日本国のトップの件。ベテランから若手まで、色々名前も出てるようですが、どうなりますかね? どの方も、小粒感は否めないか。でも、現職の方も、その前の方も、大物感ってありましたっけ? アメリカの女性候補も、なんか風格が出てきたようにも思えるし、立場が人を変えていくのは、真実だと思いますね。これだけは言いたい、というのは、派閥の論理で人を選ぶのはやめてほしい、ということ。派閥という存在のせいで、こんなことになったのだから、純粋に、経済政策や外交のあり方など、日本の未来に直結する論点に絞って、人選を進めてほしいですね。付け焼刃で色々やっても、化けの皮がはがれるのはすぐですよ。国民の目がより厳しくなることはあっても、節穴になることは、決してありませんので。

仮に、国民の支持が高い方が総理総裁になって、その政治に対する姿勢が受け入れられた場合、来年の任期切れを待たずに、衆議院の解散・総選挙、という流れも否定できないかと。アメリカの大統領選挙もあって、今年の後半から来年の年初にかけては、日本を含めた世界情勢の潮目が変わる、一つのポイントになる可能性が高いですね。注目していきましょう。

そして、今朝の卸売場。お盆明け、ということもあって、荷物は少ない。釣りもののスルメイカとカツオと、そして…。

遠くからでも判る、「秋刀魚」の文字。報道では、根室での水揚げが話題になってたし、間違いはないと思うけど、まさか、箱の使いまわしで中身がマイワシ、ってことはないだろうな、と恐る恐る中を見ると…。しっかり、中はサンマでした。根室での初水揚げの数量がそこそこまとまったこともあって、4キロ仕立て、での、盛岡初入荷でありましたよ。

上の写真は、4キロ43尾、という小さ目サイズ。割り算すれば判るけど、1尾100グラムを切る重量。ん~、細い! サヨリのサイズでしょうかね。もうちょっと、大きいサイズは? と探してみると、ありました。

こちらは、2キロで仕立てられた、サンマ箱。右端に17尾、と書かれた箱があって、モリ介が見た中では、一番大きなサイズ。中身がこちら。

聞いたところによれば、今日の一番大きなサイズは、15尾、というのがあったそう。数が少なく、すでに売り切れておりました。ま、写真で見ても、大きさの違いは判りずらい、とは思いますが。ほぼ同様のサイズで、4キロ35尾、というのもありましたよ。

担当者によれば、漁場は、片道2日ぐらいかかる場所、とのことで、価格も、けっして安くはないけど、漁獲がまとまったこともあって、大き目の15尾サイズでも、1尾千円オーバー、ということはないみたい。ただ、気になる話としては、今回の漁獲、餌を食べている状態の魚が多かった、とのことで、せっかく近い漁場で獲れたサンマ、だったにもかかわらず、鮮度劣化が少々早いかも、とのこと。サンマ、といえば、生鮮ものだけではなく、加工品の原料にもなるんですけど、今回のサンマの状態を嫌って、加工品関係の入札があまり入らなかった、というのが、相場が跳ね上がらなかった理由の一つ、でもあるようですよ。

いずれ、海水温も低下するでしょうから、これからの、漁獲のまとまりを期待したいですね。でも、この後の漁次第では、相場が逆に上がることも無くはないしな~。とりあえず、今回の新物サンマ、お試しになってみるのはアリかと。お買い求めになったら、時間を置かずに、お召し上がりくださいね。本音を言えば、もうちょっと大きいのが食べたいんですが、その機会はめぐってくるんでしょうか。続報をお待ちください。

本日もお読みくださいまして、ありがとうございました。また明日、お目にかかります。モリ介でした。