• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介(仮)です。今朝、卸売場に出てみると、

これから新物サンマが着荷するとの情報が。

しばらく待って、トラックから下ろしたところの写真をゲット。

1パレットだけの入荷だったけど、盛岡市場では初入荷となります。

少し前にお伝えした、イワシの箱と同じサイズの2キロ入り。

18とか20とかあるのは、入っている尾数。なので、20尾入りは

だいたい100グラムぐらい、ということ。担当者が、魚体を

検品するところを今度は横からパチリ。パチリって、写真を撮ったという

意味だけど、令和の時代でも分かるのかな?昭和の言葉かも。

う~ん。虫喰いもなくきれいな銀色だけど、細い、細すぎる。

ちなみにこの写真は18尾の大きいほう。言っちゃなんだけど、サヨリといい勝負。

水揚げもまだそんなにまとまっていないので、2キロ箱だけだったけど、

価格がこなれてくれば、4キロ箱が中心となってきます。

ここ数年だと、このぐらいのサイズからもうちょっと大きめがメインだけど、

今年もそうなっちゃうのかなー。

昔は、4キロ25尾なんてのが、スーパーさんの取り扱い中心サイズだったよ。

2キロ10尾とかいう超特大サイズもあった。入荷も多くて

卸売場に入りきらないなんてこともザラだったなー。

担当者によれば、この厚岸産新物サンマ、盛岡の今朝の売りに間に合わせるため、

北海道の空港から、一旦東京に空輸して、陸送で盛岡まで持ってきてる。

この方法が、一番時間がかからないのだとか。初物とはいえ、コストもかかってる。

明日は休市だから、今朝を逃すと月曜日売りになっちゃう。それはキツイ。

価格は聞きそびれたけど、そんなこともあって、そこそこお高いはず。

日が短くなってきて、でも少々汗をかきながら食す新物のサンマ、

というのが、モリ介(仮)としては、ひとつの原風景的なイメージ。

魚体のボリュームも、脂ののりも今一つかもしれないけど、

売場で見かけたら、ぜひお買い求めいただき、ご堪能くださいね。

というわけで、また来週。モリ介(仮)がお伝えしました。