モリ介です。こんにちは。新しい週の始まり、お届けしてまいります。モリ介が出社したあたりの時間は、まだ雨模様で、南昌山方面もどんよりとした雲が、低く立ち込めてた。でも、この後は急速に回復してくるみたいで、日差しも期待できそう。でも湿気がヤバいかも。あんまり暑くならないといいですが。
すみません。またウォーキングネタなんですけど、昨日も草取りを1時間ちょっとやった後で、都心方面へ。本町付近で折り返そうと思ってたので、何となく大通りの裏、ディープなあたりを通った。朝6時を過ぎてるけど、帰路につく若者グループや、カップルがちらほらと。オールかよ。あれ? オールって言葉、今も使うんですよね。簡単に言えば、徹夜ですけど。その中で、女子2人と男子5人ぐらいのグループが、道路の反対側をこちらに向かってきた。別に何かがあったわけじゃないけど、とにかく、その女子2人の笑い声がスゴい。「ギャハハハハ。」 1ブロック先まで聞こえるぐらい。イケメンに囲まれて、最高の気分なんでしょうな。かと思えば、そのグループの50メートルぐらい後ろから歩いてくる、右手で顔を押え、左手でスマホ会話中の女の子。うゎ! 泣いてるじゃん! こちらは最悪な気分ですな。大通りを横切り、反対側の裏路地へ。ゴミ収集車も忙しそう。今度は、ビルの階段入り口で、水のペットボトルを右手にもったまま、うつ伏せで寝ているお兄さんを見かけた。水分補給もしてるし、寒くもないので、大丈夫そう。そのうち目が覚めるよ。ただ、顔には、床のタイル模様がくっきりとついてるだろうな~。
でも、何となくだけど、安心した。昔と比べて、生きていくのも大変な、この時代。それでも若者は、それなりに工夫して、人生を謳歌している。暮らしやすい世の中にしてあげられなくてスマンなぁ~、そんなことを思いながら、帰路についたモリ介でありました。
それでは、今日の卸売場へ。荷物は少なめ。天候不順だと、漁はもちろんダメだし、暑すぎても、魚が海の底へもぐって、漁獲が少なくなる。難しいものなんです。ネタはないか、と見ていると高級魚を発見。
みなさんもご存じかもしれません。この魚はクエ。長崎県産の、2尾、6.1キロです。体長は約60センチ。博多あたりのクエ鍋って、有名なんですよね。まあ、鍋の季節ではないので、煮付けなんかの料理になるんでしょうか。3キロオーバーのサイズですので、冬場だとキロ当たり万越えも普通みたいだけど、今日はそこまでは、高くないみたい。若い方はなじみが無いと思いますが、20年以上前は、みそ漬なんかで、普通に流通してましたよ。とか言っても、それは、このクエとは違う魚。あの当時「クエ」として、味付けで販売されていたのは、メロという魚です。標準和名は、マジェランアイナメ。南極に近い、チリ沖あたりで漁獲される魚だったんです。脂があって、骨も無いので、ものすごく重宝されてました。今でいえば、ギンタラに近い感じ。お安く手に入る、美味しい魚でしたね。モリ介も担当したことがあるけど、味付け魚では、主力に近い商材だった。今では、世界中で消費されるようになって、国内ではほとんど見かけなくなったみたい。昔は、法律もあいまいで、全然違う魚の名前が、通称みたいな形で使われてました。
そして、クエのお隣にあった魚は、クエほどではないにしても、やはり高級魚の範疇に入る、このお魚。
こちらも、長崎県産。オオモンハタ、4尾入り、6.2キロです。体長は、50センチ弱でしょうか。1尾で数千円するのは間違いのないところ。モリ介は、ハタって、よくわからない。調べてみると、刺身もいけるけど、クエと同じく、鍋とか煮付けがおすすめみたいですね。焼き魚にすると平凡、とも。どういうレベルで平凡なのかは、不明ですけど。ウロコが硬くて調理は大変みたいですが、クエと同じく、食べてみたい魚ではありますな。冷凍のカレイとか、赤魚なんかでも、充分旨いと思うモリ介。この間は、カレイの煮付けを作って食べたんで、今度は赤魚でも買って帰ろうかな。ちなみに、今日のモリ介家のメニューは、ツボ抜きイカと大根と人参の煮物です。モリ介が狙ってるのは、いかにしてモリ介嫁に隠れて、マヨネーズをかけて食すか、であります。冷凍イカだって、今日びそこそこのお値段。我が家では、贅沢の範疇に入ります。クエなんて、夢の夢ですな。最後はセコい話になってすみません。また、明日、お目にかかります。モリ介でした。