• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。今日も今日とてお送りしていきますよ。ん? どんな意味? いつもと変わらず、という意味らしいです。では、スタート。

だいぶ前、先月でしたかね。早めの食事を終えて、モリ介嫁と録画した番組を見ながらまったり。ではなく、嫁は嫁で、テレビを見てるんだか、スマホゲームをしてるんだか、わからない。ゲームをしながらでも、テレビからの情報は、そこそこ入ってくるんだとか。本当かよ。まあ、こっちはこっちで、パソコンを開きっぱなし。ニュース記事を読んだり、メールを見たり、ウェブのくじ引きなんかをしてみたり。新聞なんかも、WEB版だったりする。ちなみにそれって、現物がたまらないから片付けは楽だけど、読み忘れにも気が付かない。習慣づけが必要かも。

話を戻して、モリ介だけど、テレビの方がメインだから、パソコンの方は、全然進まない。聖徳太子じゃあるまいし、両方なんて無理だよ。で、そろそろ寝る準備、となって、あれ?と思い立った。薬飲んだっけ? 血圧とか、コレステロールの薬をご多分に漏れず、処方されてるんです、モリ介は。飲んだかどうか思い出せない。しょうがないから、捨てたはずの、薬の包装をさがして、ゴミ箱をゴソゴソ。そこに、嫁が一言。「歯、磨いた?」「あ、まだ。」とモリ介。「歯磨き粉のチューブの新しいの、あったっけ?」と嫁。「引き出しに1個あったはず。」と答えたら、ゴミ箱を抱えながら「オレ、何やってたんだっけ?」となった。歳はとりたくないな~。1分前が思い出せない。そしたら、しばらくして人気の芸人さんが、おんなじ事、ブログだか何だか忘れたけど、書いてたみたい。モリ介より相当若いはず。何となく安心したよ。でも加齢には抗えませんね。ま、イライラしないでやっていきましょう。

今朝の卸売場。荷物も少ない。お客さんも少ない。やっぱり月末。明日は月初。明日納品の注文品の山が、余計目立つ感じ。ネタに関しては、期待薄だな~。昨日取材のネタにしようかな、と思っていたら、まだ取り上げてなかった魚があったので、それをまずご紹介。

福島県産のマトウダイ、3尾入り、4キロです。体長は、尾っぽの先まで約40センチ。旬は夏を過ぎたあたりかららしいけど、すっきりとした味わいが、特に日本海側で評価が高いらしい。モリ介は、たしかニュージーランド産冷凍原料を使った西京漬を担当して、販売したことがあったけど、あんまり売れなかった記憶が。当時は、アカウオとかホッケとかギンタラみたいな、脂を感じられる漬魚製品が全盛だったので、消費者の方々も、ピンと来なかったんでしょうね。

そして、お約束通り、昨日取材の大分県産、少々珍しめの魚をご紹介。実は、これらも全部タイの仲間でありました。

まずは、ハマフエフキ、2.6キロです。あ、これから紹介するのは、全部大分県産です。どちらかというと熱帯系の魚で、特に沖縄あたりでは、人気らしいですよ。口先のとがった感じが、いかにも熱帯魚っぽい。そして…。

こちらは、コショウダイ。2.3キロです。関東以南が主な生息地らしい。ただし、少々大きめの寄生虫が付いていることが多く、食べても危険はないものの、煮ても焼いても痕跡が残る事が多いので、なかなか価値が高まらないんだそうです。また、温暖化の影響で、生息地が北上中とのこと。東北でも、たまに漁獲されることがあるんだとか。そして最後にもう一発。

トリをとるのは、コロダイ、2.6キロです。全身にちらばる斑点が特徴的ですね。これも南の魚ですが、認知度は低いものの、関東あたりでも、確実に増えてきてるらしいです。

これらのお魚。どれも上質の白身が味わえますよ。お店で見かける機会も増えてくるかもしれません。その時は、ぜひお試しいただきたいですね。今回は、地味な絵ヅラが4連発でした。明日は、どんな魚に出合えますかね。お楽しみに。モリ介でした。