• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。なんかすっきりしない天気ですね。予報によれば、ここ何日かは、晴れ間も望み薄。洗濯物の乾きも悪いんで、モリ介嫁も機嫌が悪くなりそう。天気に関係なく、洗濯物はたまるんで、その量に比例して、イライラ度も上昇カーブ。地雷を踏まないように気を付ける生活が、しばらく続きますな。

テレビのニュースでやってましたが、JRの切符が、裏が黒い磁気タイプのものから、QRコード付きに代わるようですね。子供の頃から自動改札に慣れてきたので、違和感がある、とのコメントもありました。モリ介が小学生ぐらいの時は、分厚い、いわゆる硬券といわれる切符で、改札にはもちろん人がいて、入場の際は、ハサミを入れてもらってましたよ。入ったハサミの跡で、どこの駅から入場したかも判る、っていう話も聞いたことがあります。

で、またもや昔話。モリ介が芦屋在住の頃は、すでに、私鉄はだいたい自動改札でしたね。モリ介最寄りの駅は、小さな駅だったので、改札に人がいましたけど、梅田とか、三宮なんかは、人もいたけど、多くが自動改札でした。もちろん切符の裏は黒いやつ。改札機に切符を入れると、続けざまに入れられないよう、二本指みたいなシャッターがすぐ閉まる。指が挟まれそうで、怖かった記憶がありますね。でも、JR(当時は国鉄)の方は、まだ自動改札は無くて人力でしたけど、驚いたのは、切符がペラッペラで、それも改札の人が、ずーっとハサミをカチャカチャ動かしてること。切符を受け取っても、受け取っていなくても、とにかくハサミを動かしてる。動いてるハサミに、タイミング良く、切符を滑り込ませる感じ。だから、改札のあたりって、騒々しかった記憶がありますね。今は、結構スイカが多いんでしょ? バスも使えるみたいだし、便利ですよね。でも、もっと進化して、顔認証なんかも実用化されるらしい。そのうち何にも持たずに、乗り物に乗れるようになるんですかね。

それでは、今朝の卸売場から。はっきり言って、完全に月末モード。配送センターでの作業で、普段あんまり顔を合わせない社員も、卸売場にちらほら。センターでの作業が早く終わってしまったみたい。でも、のんびりムードも今日まで。明日は月末で、棚卸もあるし、月初の段取りもあるし、で、結構忙しくなる。売場での商売は、少々期待薄ですがね。今日は、ネタ探し、苦しいかな~と思っていると、あ、何だコレ、の魚が。

最初は、黄色とピンクで、イトヨリか~、と思ったんだけど、よく見ると、全然違う。箱の横書きには、ヨコスジ、とある。ヨコスジ? 確かに黒い筋があるか~。でも、これって、魚にとっては、縦スジじゃね? 調べてみると、標準和名ヨコスジフエダイ。タイの仲間か~。刺身から、煮る、焼く、と何でも来いの魚。皮目をあぶってお造りにすると、これまた良い、とのこと。ちなみに、大分県産の4尾入り、3キロです。そして、本物?のイトヨリがそばにありましたので、こちらも併せてご紹介。

こちらも大分県産のイトヨリ、標準和名イトヨリダイです。こちらは、6尾入り3キロ。なんでも、似た魚もあるようで、見分け方としては、魚の目の後ろのあたりに、赤い斑紋があるのが、イトヨリダイなんだとか。見づらいけど、赤チョークでちょっと引いたような線がありますよね。それにしても、美しいですな。まるで貴婦人のドレスのようです。調理法も、美しい皮目を残す感じのものが多いようです。蒸し物なんて、ベストチョイスじゃないですかね。ワインなんかにも合いそうですな、モリ介はあまりワインはやらないけど。

ここまでご紹介した、大分の出荷者さんですけど、まだいくつか、珍しめの魚を届けてくださってました。明日、大型のネタが無いようでしたら、そちらをご紹介しますね。

今日もご覧いただきまして、ありがとうございました。また、明日お目にかかります。モリ介でした。