• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。今日もお伝えしてまいります。

昨日も、休日限定の日課となったウォーキングへ。モリ介、どうしても一日6千歩歩きたい。出勤日は、卸売場を取材がてらウロウロしたり、作業に従事したりで、何とか近いところまでたどり着く。腰の治療にも歩いていくし、足りなきゃ、ちょこっと買い物したり、銀行のATMに行ったりして。でも、休日は厳しい。結構長い時間、片付けとか掃除とかしないと、無理じゃないですかね。じゃ、どうして6千歩歩きたいか、は、また今度説明しますね。

今回は、ちょっと離れた住宅街の方へ、ペタペタと歩くモリ介。モリ介が小さい頃は、この辺は田んぼか畑だったな~。決して広いとは言えない一本道が、ずっと続く感じだった。今は別なところに、広く新しい道路が、ズドンと通っている。やっぱり、新しめの一軒家が多い印象。でも、こんな時間(早朝)ににキョロキョロしてると、不審人物だよ。警ら中のパトカーなんかもよく見かけるしね。去年のことだけど、住宅地の角を曲がると、停車中のミニパトを発見。近くの交番からですかね。ある家の前に置かれた、不審物らしき物を、家主であろうオジサンと二人の警官が覗き込んでる。見た感じでは、落とし物っぽかったですけどね。仕事とはいえ、大変だな~、と足早に通り過ぎた。そしたら、半月ぐらい後に、全然別の場所だけど、ある家の玄関先で話し込む、これまた二名の警官。何があったかは全然わからないけど、傍らには、件のミニパト。こういう感じで、毎日なんだかんだ、通報、依頼が舞い込むんでしょうな。住民の生活のためとはいえ、お疲れ様でございます。モリ介、怪しまれないように気を付けながら、ウォーキングをさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしたくありませんので。

では、今朝の卸売場へまいりましょう。ぐるっと見渡すと、なんか懐かしい気がする箱を発見。このラベル。オレンジのテープ。カツオのタタキじゃん。近づくと、気仙沼産の、いつものやつ。あれ? カツオって、千葉の入荷が始まったばかりだよね? で、カツオの売場を見ると、ありました、これまた懐かしい箱。

気仙沼産の生鮮カツオ、4尾入り、です。入荷案内には、漁場は日立・鹿島沖で、巻網もの、とありました。担当者によれば、24日の火曜日に、気仙沼港で初水揚げがあったんだとか。いよいよ、本格シーズン突入ですね。お客さんが途切れたタイミングで、違う荷主さんの商品だけど、フタを開けさせてもらいました。うわ!氷がぎっしり。氷をよけてみると…。

急いだんで、光の当たり方がおかしな写真ばかりになっちゃった。すみません。まだ、初ガツオの時期だから、脂は少なめなんだろうな、と思っていたら、そばにいた、ベテランバイヤーさんが一言。「まだ脂は少ないね。」 身おろしの見本もないのに、なぜ?と思って、話を伺うと、皮の薄い所から、脂の白い部分が透けて見えるんだとか。この魚は、赤身が透けて見えるので、脂が少ない、と判断したそうです。モリ介、魚をよく見たけど、今一つ判りませんでした。長年魚を見続けているプロは違うもんだ、と感心した次第。

せっかくなので、カツオタタキの方も、ご紹介しますね。外箱はこんな感じで…。

中も見させてもらいました。

四半身タイプではなく、半身タイプの商品のようですね。しっかりタレ付きです。このタイプの商品は、生鮮カツオを身おろしして、タタキに加工し、真空パックしたもの。なので、解凍ものと違って、完全アニサキスフリーではありません。ですが、水揚げから身おろしまで、時間をかけずに商品化しています。アニサキスは、寄生した内臓から魚の筋肉まで移動するのに、時間がかかることが判明しています。つまり、丸のままで置く時間が短ければ短いほど、アニサキスの危険を回避できるんです。というわけで、生の風味が活きたタタキ商材ということで、とっても人気があるんです。しかしながら、リスクゼロ、ではありませんので、お店の方針や、消費者の皆様のご判断に、お任せせざるを得ない、というのが実際のところ。モリ介は、生のものがあるなら、生を選びますがね。

さて、もう一ネタいこうか、と思ったけど、撮った写真データの移動に時間がかかってしまって、今日は断念。USBメモリの不具合が頻発してきた。移動のタイミングで、ファイルが壊れるって、メモリの劣化ですかね。ドライブを修復せよ、って、毎回出るし。ネタに影響する前に、手を打つべきでしょうかね。というわけで、今日はここまで、とします。天気も一日良さそうだし、気温も上がりそう。お買い物に出られて、生のカツオ、タタキ、薬味たっぷりでお召し上がりになっては? モリ介でした。