• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

皆さん、こんにちは。モリ介です。

東京では、桜の開花宣言が出されたようですね。でも、去年と比較すれば、かなり遅いんだとか。3月にはいってから、結構寒かったですものね。何なら2月のほうが、暖かかったような気が。

仲卸の幹部社員さんの話だと、今月は業務関係のお客さん向けが、芳しくないんだとか。確かに雪も少なく、スキー場や温泉関係は厳しかったかもしれませんね。寒の戻りもあって、人出も今一つらしく、外食関係もぱっとしないらしいです。でも、間もなく桜も開花するでしょうし、行動しやすい気温にもなってくるでしょうから、ちょっとの辛抱でしょうかね。

市場では、美味しいお魚が色々と入荷しています。飲食店さんや小売店さんにぜひ、足をお運びくださいませ。

そして、今朝の卸売場。

春の味覚として名高い、富山県産ボイルホタルイカ。外箱はこんな感じ。

中身は、というと。

こんな感じのパッケージが、段ボール箱に4つ入っています。さらに横から見ると…。

半透明のプラスチックのカゴが横に3個つながっていて、これが1セット。さらに5段に積み重なって、青色のバンドがかかっています。小売店さんでは、3連のカゴをバラして、パック販売しているところもあるようです。本当は、青色バンドを切って、中身をお見せしたいところではありますが、生食用の食材ですので、衛生上の懸念もあり、露出はここまで。ケース越しでもなんとなく判りませんかね。すみません、あとはネットで調べてください。

担当者によれば、当初は漁獲も少なく、価格も高値に張り付いていたらしいですが、最近は、漁獲量も増えて、リーズナブルな価格になりつつあるようです。富山県産の価格が高い頃は、魚体が小さいながらも、単価の安い兵庫県産の引き合いが強かったらしいですが、価格が落ち着いてからは、魚体の大きい富山県産に人気が集中している、とのこと。

漁が途切れてしまわなければ、ゴールデンウイーク頃までは、取り扱いが続く見通しらしいです。でも、自然の物なので、突然獲れなくなることも無くはない。早いうちに、お店でぜひ手に取って頂きたいし、居酒屋さんなんかでも、日本酒のおつまみとして、味わっていただきたいですね。

忘れてました。要注意。ホタルイカの目の部分が硬いので気を付けてくださいね。モリ介は、奥歯でガリっとやって、歯の詰め物が取れたことがあります。めんどくさいけど、手で取り除いた方がいいですかね。あと、モリ介は気にならないけど、背骨?を気にする方もいますね。これには、ピンセットか毛抜きが必要かも。心配だったら、お店で食することをお勧めします。

ホタルイカの濃厚な味わいは、他の魚では味わえない唯一無二のものだと思います。魚好きならば、今シーズン1回は食すべし!

あ~、長くなったので、もう1ネタは来週へ繰り越し。ありがたい事に、ネタ渋滞中ですわ。ということで、来週も宜しくお願いします。モリ介でした。

追記 タイトルを入れ忘れたので、入力しました。