• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。今週もよろしくお願いします。

今朝のこと。空になった買い物バッグを車の荷室に積もうとして、ゲートのスイッチを触ったんだけど、反応なし。あれ? 車のキーの電池、少なくなった? しょうがない、回り込んで運転席のドアノブに指を差し込んだけど、これまた反応なし。ん? ドアノブをつかもうとして、ハタ、と気がついた。車のキー、持ってきてないじゃん。あっぶね~。これって、クラクションが大音量で何回も鳴り響くパターンですよね。モリ介は一回も経験が無いけど、そうですよね? モリ介は何回か、そういった場面を見かけたことがあるけど、だいたいが中年のご婦人であることが多いような。あ、これはモリ介の偏見かも、ですが。言う事を聞かない子供と、気が利かないダンナ、両方を抱えて考えることがいっぱいあるんですよね。カギを持ってない事なんか忘れますよね。気が利かない亭主を代表して、心よりお詫びを申し上げます。

日中、急に暑くなって、どうしたらいいかわからない。Tシャツ一枚になればいいのか、なんとなくまだ早いような気もして。だって、今からTシャツ一枚になってたら、7月8月どうすんの? 皮一枚剥けってか。日が陰るとすぐに肌寒くなって、あ~、めんどくさい。何か着なきゃ、だけど、何を? 半袖?長袖? めんどくさくてイライラする。一年中毛皮の動物さんたちは、もっとイライラしてるんでしょうな。

最近あるお店に頻繁に通ってる。それは、施設に入ったモリ介父に食べさせるためなんだけど、正直こういうたぐいの食べ物を好むとは全然知らなかった。元々一族の中で一番先に生まれたので、昔の事だから相当大事にされたんでしょうが、少々好き嫌いがあって。ほら、施設の食事って、栄養とコストが第一条件だから、気に入らない物も少なからずあるわけ。モリ介だと、お粥は嫌だけど、他のものは大概食べられるレベルだと思うけど、本人は日によってあまり食べなかったりする。なので、週に何回かは差し入れに行くんですよ。それは別にいいとして、そのお店、ちょっと目立たない住宅地の中にポツンと存在。でも割と流行ってるみたい。ところが、モリ介が訪れる時は、まあまあ品揃えが豊富。自分たちやモリ介母の分も買おうと思うと、そこそこの数になるわけ。日持ちがしない物なので、店頭の在庫もそんなに多くない。だから、モリ介が買ったあとは、店頭在庫はスカスカ。他に客もいないし、まあいいか、とも思うんだけど、車に戻るころには決まってお客が2、3人やってくる。ありゃ、買うものほとんど無いよ。悪いことしたかも。な~んか気まずい思いで、車で立ち去る事になるんですよね。店の中に他のお客がいれば、ちょっと遠慮するかもだけど、会計が終わって店を出た後だし、どうにもなりませんよね。お店のご主人、頑張って作業して、補充してくださいませ。

つまんない話が長くなっちゃいましたね、すみません。卸売場の話題へとまいりましょう。全体の数量は多くないけど、種類は色々とある感じ。その割には、末端の吸い込みは今一つでしょうかね。物価は何もかも高いし、年金の改革といったって、すでにもらってる人にはいい事は一つも無しでしょ。若い人たちにはいい話かもしれないけど、少子化の進行スピードが加速、というニュースなんかもあって、将来への不安感が増してるんじゃないかと。お金を使う気分にならないのは仕方ないですかね。でも、色々と種類があったんで、取材ネタには困りませんでしたよ。営業社員に感謝ですかね。そんな中でのご紹介一発目は、入荷自体はそんなに珍しい魚でもないんですが、タグを検索してみても、履歴が無い。え? 白いヤツは紹介してても、赤い普通のものは未掲載?のこのお魚。そういえば先日、お料理の値段を当てる例のバラエティー番組でも出てましたね。

ウロコが逆立ったお料理で、テレビ番組でもおなじみ、アマダイです。他にも福岡県産が入荷してたんですが、これは新潟県産。2尾入りの1.6キロでありました。体長は40センチほど。昨年の初冬にシロアマダイをご紹介してたんですが、写真の魚はアカアマダイ。前回の記事でも書きましたが、シロアマダイが希少なのに対して、アカはそうでもない。それでもお安くはありませんが。うろこが逆立つ料理は松笠焼きとか松笠揚げとか呼ぶらしいですね。いずれもバターとか油をたっぷり目に使うのがコツなんだとか。モリ介も何回か食したことがあるけど、ポテチの細かいのをまぶしたよう、って、貧弱な食レポですな。料理された魚もがっかりだよ。

さてとお次のネタとなる魚、珍しさはゼロ。養殖物が入荷しない日は無いし、天然ものも、シケない限りどこからかは入荷がありますね。取り上げた理由はとにかくデカかったから。市場勤務者としては、そこまでの驚きも無いけど、一般の方からすれば、「ホゥ」ぐらいは言っていただけるんではないかと。

青森県産のマダイです。もちろん天然もの。体長は60センチオーバーの5.7キロ。新横綱が後援会関係者を後ろに従えての写真撮影の際も、両手に5.7キロずつだったら、腕がプルプルきませんかね。モリ介だったら、「大きすぎる!」と文句を言うかも。ここまで大きいとさぞやお値段もお高いかも、と思って担当者に聞いてみましたが、存外高くない。10キロのコメ袋ぐらいあるのに? 数万円とかしないの? もしかして産卵前の脂のない個体だったりするからなんでしょうか。単価的には、養殖の方がずっと高いかも。難しいな~、魚の相場って。

お~っと時間が迫ってますね。ブログもお終い。今日も明日も暑いんでしょ? この間まで肌寒かったんで、夏の準備、全然進んでない。ファンヒーターも一旦しまいかけたけど、モリ介嫁から待ったがかかってそのまんま。何とか灯油を使い切ったから良かったけど、ここまで来ると作業がめんどくさい。扇風機とファンヒーターの両並びって、アホな場面はさすがにね。30℃越えになる前に、やっちまうか~。今週は遠方からの来客で、実家の網戸掃除も草取りもやらなきゃだよ。実は前から膝が痛いんですよね。しんどいな~、もう。また後で膝痛の愚痴を聞いてくださいね、のモリ介がお送りしました。また明日の火曜日に。