• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

今日もモリ介がお送りします。こんにちは。

出勤時はそこそこの雨。でも雪でなくてよかった、と思うのはモリ介だけではないはず。もうちょっと気温が低かったらヤバかったんでない? 土曜日がお休みの会社は、今日が月末。ただでさえ忙しい日に、雪なんか積もった日にゃ。どうしても、初積雪の日って、大渋滞が避けられないですよね。なんなんですかね。夏タイヤの人がいるから? それともシーズン初で慣れなくて、スピードが抑え気味になるから? だいぶ前だけど、コロナワクチンの副反応が急にきて、会社を早退したことがあったんだけど、その日があいにく、初ドカ雪の日。幹線道路まではなんとかたどり着いたけど、そこから先が全然進まなくて、どんなにかかっても30分で帰れるところ、1時間半もかかった。熱がだんだん上がってきて、車が止まるたびにハンドルに突っ伏す、それの繰り返し。はたから見たら”ヤバいヤツが乗ってる”と思われただろうな、という話。前にも書いたか。

196キロ暴走男の判決、出たようですね。「危険運転」なのか「過失運転」なのか、法律の適用を巡って異例の展開を見せた事件でしたね。とんでもないスピードを出して走行したことが、果たして過失の域にとどまるのか、弁護側の主張も報道になってたけど、かなり苦しい展開かと。被告がまだ若いので、少しでも量刑を軽くしようとする意図はわかるし、そうしようと思えば、危険運転にあたらない、という一点で進むしかないでしょうかね。でも、自分の意志でかなりのスピードを出した点は、本人も認めてる。「自分の思い通りに直進できた」とか、「他の車の妨害をするつもりはなかった」という主張は、少々身勝手が過ぎるのではないかと、モリ介は思いますが。まっとうな社会人なら、「他人や他の車を巻き込むかも」と思えて当然。今回の事件とは関係ないけど、殺すつもりはなかったけど死んでも仕方ない、というのは、未必の故意による殺人罪が適用されることもあるんですよね。事故を起こすつもりは全くないけど、起きたら人命が失われる可能性が極めて高い、というのは、社会的に認知されている「過失」の解釈を大きく逸脱してる、と、モリ介は思うんですけど。被害者側も量刑については納得してないようだし、弁護側の主張が変わらないとすれば、双方から上級裁への上訴がなされるんではないでしょうかね。

さてと、今朝の卸売場。月末だけど、入荷は多め。サンマはそろそろ少なくなった来ましたね。カツオに至っては、ごくわずか。カツオはもう終わりなんでしょうかね。やっぱり冬の売場になりつつありますね。で、まず一発目のご紹介は、お正月にぜひ食べたい上物のコレ。

山形県産のイクラ、毎年ご紹介してますが、間違いのない上物。皮が柔らかく仕上がることで評価の高いメーカーさんの商材。作り方を間違えなければ、口の中で簡単に皮がはじける、おいしい醤油イクラがお正月の食卓を飾るはず。ここで悲報です。お値段は、というと、盛岡水産に入荷の時点でキロ当たり万越え、でありました。小売価格だと、どのくらいになっちゃうんでしょうか。イクラ無しの正月はキツいな~。今後相場がどうなるか、ですが、あまり期待はできないかも。

そして今日の二発目は、去年も今ぐらいにご紹介してる、この食材。

青森県産のマナマコ、3キロの樽入りです。樽ナマコって呼んでますね。盛岡あたりだと、ナマコって、お正月用という認識はあまりなくて、少々贅沢な刺身とか酢の物に登場する食材のイメージだけど、青森では違うみたい。どうやら、酢の物がお正月には欠かせないようですよ。正月料理のなますに相当するんでしょうかね。モリ介は、あんまり酢の物は得意じゃないんです。モリ介母があまり食べないので、自然と遠ざかった感じでしょうか。昨年は、かの国の輸入停止で相場が低迷し、漁業者さんはいろいろ苦労されたようですが、今年はどうなんでしょうかね。相場の低迷とは言いながら、簡単に手にできる価格でもないんで、そのあたりが難しいところ。でも、いずれ日本からの輸出は再開されるでしょうから、去年とか今年の相場で購入することは、今後難しくなるかも。お好きな方は、今のうちにご堪能されるのがいいのではないでしょうかね。

そんなこんなで、そろそろ時間となりました。なんか小寒い気がしますね。冬はまだまだこれからなんで、今ぐらいで音をあげてる場合じゃないんですが。あ~、タラの切り身でも買って帰ろうかな~。お酒は何にしようかな。まだ仕事中なのに、こんな感じじゃダメですね。モリ介でした。また明日。