こんにちは。週末&月末の土曜日、お届けしてまいります。
台風、まだ関西あたりなんですか? でも、だいぶ勢力は衰えたみたいで、中心気圧も高くなってきた。低気圧になって、風は治まるとして、雨はどうなんでしょうかね。まだ九州にも上陸してないのに、盛岡だの静岡だのがとんでもない雨だったでしょ。天気予報によれば、火曜日からは日差しも出そうなので、今日を入れて3日、我慢することにしましょう。
先日のお盆休みに入る前の日曜日、世間的には連休の中日ですかね。昼飯の最中に、口の中で、ガリッと音が。もちろん食感もある。なんか噛んだよ。何度も経験があるけど、いやな予感。おそるおそる、その噛んだものを口の中から取り出すと、あぁ、やっぱり。歯の詰め物が取れてました。舌で探ってみると、右上の奥歯にぽっかりと穴が(あるような感触)。なんだよ~、こんな時に。下手したら1週間、歯医者は休みだし。痛み出したらどうしよう。ということで、それからは、物を食べた後は、穴を軽くほじって、歯を磨いて、うがい薬で消毒して、の繰り返し。やっと盆休み明けに、行きつけの歯医者に連絡したら、予約が多くて金曜日なら、という。しょうがないか。
金曜日、こちらとしては、外れたものをくっつけてもらうイメージだった。実際に、ものの15分ぐらいで治ったこともあったし。診療台に座って口を開ける。あぁ~、と歯医者の先生。見てください、と手鏡を渡された。「歯の、ここの部分が欠けてますね。」 見ても、どの歯かすら、分からないんですけどね。「作り直さないと無理ですね。次回は麻酔をかけますので。1時間かかります。」 ガ~ン。表現が昭和ですみません。だって、脳の中が鳴ったんですから。麻酔かよ~。苦手だよ~。というのも…。長くなりそうなので、また今度にしますね。
そして、今日の卸売場。台風だし、月末だし、入荷はどうかな~、と思って中に入ると…。まず、目に入ったのは、サンマの山。
おぉ~、月末とか言って、期待してなかったモリ介がバカでありました。担当者によれば、今回、三陸と北海道を合わせて、数百トンの水揚げがあったそう。三陸ものは引き合いが強く、すでに卸売場にはありませんでした。手前の青テープの箱は、4キロ45尾入りです。45の数字が見えますよね。そして、もう少し大き目サイズの2キロ箱もありました。
16の数字は、2キロに16尾入ってます、ということ。漁場は、やはり片道1日半ぐらいのあたりらしい。本当に品物が無かった数年前は、片道3日とか4日とかが、当たり前だったので、その頃に比べればまだまし、といったところでしょうか。とはいえ、大きさもまだ物足りないし、なんといっても価格がまだ高い。2キロ15尾近辺の、100グラムを優に超えるサイズは、小売価格でワンコインは、まだ難しそう。4キロ45尾の90グラムを割り込むサイズで、1尾150円で買えるかどうか。干物や缶詰などの、加工原料としてのニーズも、相場には大きく影響するんで、まだ、何とも言えないんですがね。生鮮ものとしての需要が一旦落ち着くと、浜値も下がりだすかもしれません、とのこと。下がるのを待つのもアリかもしれませんが、漁が続く保証もありませんからね。まだ食されてない方は、一旦ここでお召し上がりになったほうがいい、と、モリ介は思いますが。という本人も、まだ食べてないんですけどね。
そして、今朝は、サバの入荷も多かったんですよ。取材もしたんですが、それはまた来週に。お次のネタは、木曜日のもの。今日は入荷が少なかったんですけど、この魚の写真を。
特に珍しい魚でもありません。何のことはない、イワシです。上の2尾がマイワシ、釧路産。下の大き目の魚が宮古産のウルメイワシです。ウルメを以前にご紹介した時は、ウルウルした目が特徴って言ったけど、マイワシもウルウルしてるような気がする。決定的に違うのは、マイワシは、尾びれに向かって黒い斑点が並んでるんですよね。魚によって濃淡はあるけど、七つ並んでいるから七つ星の別名があります。とここまで書いて、確認のため調べてみることに。ありゃ、7個とは限らなくて、斑点が多い魚もあるらしい。2列や3列の魚や、斑点が全くない魚もある、って、斑点が無かったら、モリ介にはもはや判別不能。ま、モリ介が判別しなければならない場面っていうのは、あり得ないので、食べて旨けりゃいいか、ということにしときましょうや。テキトーだな~。高田純次よりテキトーだよ。言葉では、梅雨イワシとか、入梅イワシなどというのがありますけど、産地によって獲れる時期がバラバラらしいので、そこで獲れてる事実こそが「旬」である、そんな魚かと思われます。ということは、鮮魚売場にあったら、買って喰らうべし、ですな。
そろそろお時間がやってきましたね。今週の、そして今月のブログもここでおしまい。台風や、多かった雨のせいで、海の状況も少しは変わったんじゃないですかね。トロール漁も解禁だし、色々な魚がたくさん入荷になることを期待しましょう。また来週。モリ介でした。