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モリ介です。今日もお届けしてまいります。宜しくお願いします。

お盆の終盤に、少々大き目の台風が三陸沖を通り過ぎてから、朝晩、ちょっとだけ涼しくなった気がしませんか。モリ介は、お盆期間中も、早朝のウォーキングを続けてたんで、そんな気がしました。特に思ったのが、15日までと、16日以降は、明らかに違うんではないかと。夜は虫も鳴いてますし、確実に秋は近づいてますな。ということは、冬も近づいている、ということ。防寒だ、タイヤ交換だ、雪かきだ、と、色々気にしなければならない季節が、またやって来ますね~。特にモリ介は、昨年の12月に、突然の歩行不能、という災厄に見舞われてる。今年は絶対にそういう事態は避けたいんですよね。

あまり外に出歩けなくなったモリ介父と母に代わり、数か所だけですが、盆の挨拶に出掛けた、と、そうお思い下さい。行く先々で、もう杖はつかなくて大丈夫か、と、その話ばかり。やっと杖をついて、短時間だけ外出が出来るようになった、今年の2月、近めの親戚かつ、ちょっとした著名人がお亡くなりになった。ご葬儀への参列は、失礼ながら、ご辞退申し上げたんだけど、お通夜前の葬祭場へ、ご本人にお別れのご挨拶をすべく、出かけたんですよ。もちろん、杖をつく、無様な姿ではあったけど、どうにもならなかったし。で、結局、その様子が、親戚中に広まった、というわけ。

今度の年末年始は、ほんのちょっとの贅沢を楽しみつつ、人並みに過ごしたいんですよね。だって、今年の年始は、ほぼ寝たきりで、買い物もしてないし、寿司も刺身も全くと言っていいほど食べてない。モリ介嫁が、スーパーでちょこっと買った分で、ほぼ終わり。回復してほぼ半年の今は、どうすれば、リスクを回避できるのか、研究中。腸腰筋への電気トレーニングは、継続中だし、腰や背中へのケアも続けてる。ウォーキングでの不安も、今の所無いし。あとは、冷えへの対策が必要なのかも。寒い中、歩かない方がいいのかな~。次、また同じような症状になったら、回復できる自信は、あんまり無い。勤労というシーンからは、引退することになるかも。生活、どうしようか。う~ん、悪い事ばかり考えても仕方ないか。とにかく、おかしな兆候を見逃さないようにするしかない。今取り組んでることを、信じるしかないですね。というわけで、秋もウォーキングは続けますよ。

卸売場でウロウロ歩くのも、そこそこの歩数にはなるんですけど、今朝はあんまり歩きようがない。だって、魚が少ない。カツオも少ないし、目立つのはブリ類ぐらいでしょうか。あと、釣り物のスルメイカが2~3パレット。お、このスルメイカ、バッキバキじゃないですか。というわけで、この時期、当たり前にある魚なんですが、青森県産のスルメイカをご紹介。

泊・白糠、とありましたので、下北半島の太平洋側で獲れたもののようですね。約5キロに25尾入ってます。正直言って、大きいわけでもないんですけど。お値段はお高いです。昔の感覚だと、標準サイズが20尾あたりでしたかね。ですから、25尾だと、やや小さめ、みたいな捉え方だったかと。でも、今は大きいものが全然ない。あとは、30尾とか、バライカとか。ここ何年かは、15尾サイズが入荷してくるのは、11月前後だったような記憶が。はるか昔は、夏イカの最盛期に向けて、5月・6月頃は、「一雨ごとに大きくなる」とか、言われてましたね。今なんか、雨もガンガン降るし、台風も来るけど、スルメイカは全然大きくなんないよ。別の山のスルメイカを開けてみると、こんな感じ。

うっすらと、スルメイカが白くなってる。何でかっていうと、冷凍品だから。白いものの正体は、霜。下氷のスルメイカをそのまま冷凍したものです。生鮮ものが無かったり、超高値だったりすると、このような商材に注文が来るんです。宮古産の約5キロ、40尾サイズです。さらに小さいサイズですかね。昔、モリ介が小売店にいた頃、鮮魚部門で下氷のスルメイカを解凍する様子を見たことがあって、確か、水を張った水槽に箱ごと投げ入れて、ちょっと緩んだら、すぐにトレイパックしてたような、そんな記憶があります。もちろん表示は、解凍、となるはずですね。

10年ぐらい前でしょうか。スルメイカの産地買付の話を、ある市場関係者に聞いたことがあります。買付担当の方は、水揚げの季節になると、とにかく漁港を回って歩くんだそうです。そして、情報を得ながら、何日ごろにどのくらいの水揚げがあるか目算を立て、大型トラックを手配し、買い付けては送り、をひたすら続けるんだそう。トラックのチャーターなんて、今日の明日の、というわけにはいかないので、ある種の賭け、みたいな感じになるんですが、ほぼ外れることは無かったのこと。ところが最近は、予想が立てづらくなって、大きな数量の買い付けが出来なくなった、という話。これが10年ほど前のこと。そのころにはすでに、海がおかしくなってたんでしょうか。

本当に困った時代になりましたね。市場もどこまで商売ができるのか、不安が一杯です。販売する魚の種類も、どんどん変わっていきそうだし。ま、とにかく、皆さんに入荷の様子をご覧いただき、興味を持ってもらうしかないですね。西の方の魚だって、美味しいものはたくさんあるはずですから。というわけで、本日のブログはこの辺で。また、いろいろとご紹介させていただきます。モリ介でした。