こんにちは。モリ介です。
昨日から、4ヶ月弱ぶりですかね、ウォーキングを再開したモリ介。1キロほど離れた食品スーパーさんへ。コンビニでも何でも、目的がないと、なんかやる気が起きないというか。あまり買いすぎないように、小さ目のリュックを背負って出かけました。違和感ゼロではないですが、特に痛みも出なかったので、作業への参加もゴーサインを出せそうです。
さて、昨日の食品スーパーさんでのこと。モリ介よりも少々お年を召したご婦人が、娘さんでしょうか、30代ぐらいの女性とお買い物中。すると鮮魚売場でそのご婦人が一言。「あら、北海道産!」その声につられて振り向くと、北海道産の塩タラコのパックが結構なスペースをとって販売中。件のご婦人はじっくりと品定め後、1パックをかごの中へ。う~ん、モリ介も何となくその場を離れがたく、1パックを購入。
いや、そんなに珍しい食材でもないはずだけど、なんでしょうかね。ご婦人の一言で、ものすごく価値ある物に感じられてしまって。「生原料を漬け込みました」みたいな食材ならば、価値もあるんでしょうが。ちなみに、生原料使用の商材について、担当の幹部社員に聞いてみると、生原料からの漬け込みは、生臭みが残ることと、原料選別の手間などから、行われていないようです。美味しくないんじゃ、そもそも商品になりませんよね。モリ介のバカ舌では、ロシア・アラスカ原料と、北海道産原料の違いは判らないと思いますが、とりあえず食べるのが楽しみです。
また、前置きが長くなった。でも水産商材に関係ある話だから、まあいいとしましょう。そして、今朝の卸売場。物量はそんなに多くありませんでしたが、シーズン入りしたばかりのこれ。
宮城県産の養殖銀サケです。金色のシールには「金華ぎん」とあります。石巻のブランド銀サケですね。パーチ(ビニール)をはがさせてもらうと…。
お~、素敵なオレンジ色。中骨もなく、フィーレ状態ですね。5キロ10枚入りなので、1枚当たり約500グラムです。お値段は、というと、まだ始まったばかりで、数量も少なく、少々お高めのよう。担当者によれば、7月ぐらいまでは出荷がありそう、とのことでしたが、水温が20℃を超えると魚が生きられないため、水揚げを前倒しすることもあるらしいです。なんにせよ、早いに越したことはありませんので、お店でお見掛けになったら、お求めくださいね。
ネタもたまってるので、そろそろ引き上げよう、と思っていたら、こんなものを見つけてしまいました。
熊本県産のマテ貝です。マテ貝って、あの、干潟で塩を振りかけると、ニョキっと飛び出してくる、あの貝ですよね。長さは11~12センチぐらい。担当者によれば、ありがたがるほど珍しくもなく、このサイズは小さ目なんだそう。モリ介は、実物は生まれて初めて見たんだけど、いかにぼんやりしているかの証左なんですかね。写真では判りずらいけど、貝殻が思ったより薄い。もっとがっちりしているかと思いきや、パキっと割れてしまいそう。調べてみると、砂を噛んでいることが多く、殻に縦に切り込みを入れて、貝を半分にし、水で洗わないといけないみたい。竹を縦にスパッと割ったイメージですかね。すっかり剥いてしまうと、何の食材か判りずらいので、殻を半分残し、身をのせた状態で調理するようですよ。
歓迎会シーズンですので、そのような場でマテ貝に出会われる方もいらっしゃるんではないでしょうか。モリ介もチャンスがあれば食してみたいけど、飲み歩く機会もないんで、このまま一生を終える可能性大ですな。
ちょっと長くなっちゃいましたね。もう一ネタいきたかったけど、めったに無い食材があると、後回しにもできないもんで。今日はこんな感じで、お開きにします。
また明日、お目にかかります。モリ介でした。