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こんにちは。本日もお送りするのはモリ介です。よろしくお願いします。

モリ介の出勤時、また雪だよ。もう降らないんじゃなかったっけ? 市場に着くと、車の気温計は0℃。雪は全然積もってなくて、道路は真っ黒だけどビシャビシャ。これから気温が下がると、路面、凍るじゃん。うわ~、一番おっかないパターン。地表面の温度や風の通り方で、ツルツルになるかも。交差点や一時停止の所だったら、とか考えると、鳥肌が立ちそう。早朝に運転される方、ご注意くださいね、って、ブログの公開時はもう融けてるか。

東北新幹線、ヤバい事になりましたね。半年も経たないのにまた、連結器の分離事故って。まあ、外れてもブレーキがかかって止まるだけだから、飛行機なんかとは違いますが、それでも300キロ以上のスピードで走るわけですからね。他にも何か起きないか、心配にはなっちゃう。脱線とかだったら大惨事だし。原因が究明できるまで、相当の時間がかかるかも。しばらくは秋田、山形新幹線の車両を連結しての直通運転を取りやめるそうだけど、盛岡や福島での乗り換えが必要になるから、東北新幹線自体が混雑しそうですね。

列車運行ダイヤをどうするかは、JR東日本がこれから検討すると思いますが、モリ介もちょっと考えてみました。こまちやつばさをただ折り返すと、前述のように混雑に拍車をかける。輸送力が低下するだけですからね。なので、秋田や新庄から、仙台や大宮あたりまでの単独での直通列車を設定したらどうですかね。JR東日本の新幹線のダイヤ上のボトルネックって、大宮から東京までの間。東京駅のホームで列車の折り返す様子、見たことある人も多いと思います。短い時間でとんでもない本数が折り返してる。まるでサーカスだよ。東北だけでなく上越や北陸も乗り入れてますからね。だけど大宮以北だったら、そこまでダイヤはきつくない。新幹線の全列車が東京乗り入れだから、厳しいんで、大宮折り返しだったら上越も北陸も関係ないでしょ。ま、問題は乗務員ですな。特に運転士が足りなくなるかも。車掌は大丈夫だと思いますが、だって、はやぶさとこまちが連結されてたって、車掌はそれぞれ乗務してますからね。だけど、運転士はそうはいかない。盛岡や福島から大宮までは、秋田や新庄から乗務した運転士は、そのまま東北新幹線を運転することはできないんです。それは、運転の免許が違うから。ミニ新幹線は規定上は在来線なので、新幹線の免許がなくても乗務できるけど、盛岡や福島から先はダメ、ということ。とにかくなんとか輸送力を確保してもらいたいですね。JRさんが、どうダイヤを調整するのか、注目したいです。とりあえず臨時列車を何本か設定したみたいだけど、これからの季節、全然足りないでしょうね。

さて今朝の卸売場へ。気温はそこまで下がってないけど、風が冷たい。体が春モードに切り替わっているのかな~。なんかキツいんですけど。ぼやきながらネタ探しに売場をうろつくモリ介。あ~、アジも、いつもの長崎県産の他に、高知からも来てる。その横には神奈川県産か~。特大アジだって。特とか特大と書かれてたって、獲った側の判断だし。そこまで大きくはない、というパターンも多いですからね。ま、とりあえず見てみっか。あら、本当に大きい。

神奈川県は横須賀産のマアジ、5キロに7尾入りでした。巻網もの、とのこと。大きな魚体の間に小さな魚体。これはお隣にあった高知県産の中アジ。20センチスケールを見ていただくとお分かりかと思いますが、この特大アジ、魚体は優に40センチはありましたよ。グラム数で計算してみると、中アジのざっと4倍。小アジではなく中アジですからね。青魚好きのモリ介にとっては、こんな大きさのアジでもってお造りとか出されたら、小躍りしちゃうかも。いくらまで出せるかな~、980円? お値段を聞いてみると、う~ん、ちょっと無理でしたね。

そして今朝の二ネタ目は、というと、このお魚は、先月も登場してたんですが、タイミングよく、比べてみることが出来たんですよ。何と何なんだか、は、まず写真を見てから。まずはこの写真。

釣り物のイサキです。高知県産の7尾4キロでありました。びっしりの氷の中から掘り出しました。旨味たっぷりの、いわゆる高級魚の範疇に入りますよね。そして、もう一枚の画像をどうぞ。

実はこれもイサキ。こちらは長崎県産の活締めもの、6尾4キロでありましたよ。上の魚よりは下の方が若干大きいですかね。この2尾のイサキを並べてみた画像がこちら。

あれ?かえって判らなくなっちゃった。まあいいか。この2尾のイサキの違いは、というと、天然と養殖。若干魚体が大きいせいもありますが、キロ単価、養殖物の方がずっと高かったです。脂ののりが違うんでしょうかね。あ、下が養殖で、上が天然です。担当者に、見分け方を聞いてみると、養殖物は腹の部分の黄色みが強いんだそう。すみません。単独で撮った写真の方が判りやすかったですね。特に養殖の表示に気が付いたわけではなかったですけど、この2つの魚を見て、もしかして、と感づいた次第。モリ介も、嗅覚、磨かれてきましたかね。というのはウソで、入荷案内にそれぞれ載ってたんで、使える、と閃いただけ。でも見分け方、勉強になりましたよ。

そろそろお時間も近づきました。ブログの記事もこの辺で。あ、日差しがのぞいてきましたね。しばらくは雪も雨も心配しなくてもいいんでしょうか。でも、早朝だけはアテにならないからな~。日曜日ぐらいから暖かい日が続きそうだけど、モリ介のウォーキングには雨雪がつきものですから。まだ雪靴はしまえないかも。日中はスニーカーで大丈夫そうですがね。大船渡の山火事は、その後、延焼はしてないようですが、鎮火どころか鎮圧の発表もまだないですからね。もうしばらくご苦労を掛けますが、関係者の皆様、よろしくお願いします。避難生活から、早く戻れるといいですね。モリ介でした。また明日の土曜日にお目にかかります。