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こんにちは。モリ介です。

徐々にではありますが、坐骨神経痛のほうも、回復に向かっております。昨日の休市日、ウォーキングをする予定でしたが、少々目まいがして、念のため断念。転んだりしたら、また面倒なことになりかねませんからね。

でも何だったんだろう、この目まい。薬こそ飲んておりますが、10日前の健診では、血圧は正常値。もしかして、右足に体重をかけないように、左側へ傾いて生活していたからでしょうかね。今もなんとなく、歩きながら、左に傾いているような気がするんですよね。あ、目まいの方は、今朝は何ともありませんので、ご心配なく。

それでは、今朝の売場から。で~っかいホタテ貝を発見。

北海道は根室産の、天然活ほたて貝です。貝の直径を計ったら、16センチありました。活きてますので、しばらくすると貝が開いてきました。ちょっと向きを変えて、貝の中身も撮ってみました。

少し見づらいですが、貝の幅が16センチですから、貝柱がでっかいのも、お判りいただけますよね。

モリ介のおぼろげながらの記憶では、昔は、このぐらいのサイズでも、小売価格で1枚350円ぐらいで買えたような。今では、そんな価格だと、市場の仕入値段にもなりません。普段の食卓には、なかなか、ですよね。でも、食べ応えはあるだろうな~。

「2選」と題しましたので、もう一つ、ほたて貝を。

北海道は、噴火湾産のほたて稚貝5キロ入りです。これは養殖物ですかね。

みそ汁やパスタなどで重宝する食材です。だしもかなり出ますよ。これも大昔の話ですが、盛岡市場が羽場に移転する前は(津志田時代です)、卸売業者は自前で社員食堂を構えてました。盛岡水産でも、食事を作る従業員さんがいて、ワンメニューではありましたが、毎日違うものを食べさせてもらってました。で、時期になると、たまに、この稚貝のみそ汁が出たりしてました。大鍋にキロ単位の稚貝が入っているもんだから、だしの味が凄い。生臭いの一歩手前ぐらいの感じでしたね。

5月初めぐらいまでは、取り扱いが続きそう、との担当者の弁。量販店さんからも引き合いが強く、結構売れているみたいです。春の味覚として、ぜひご購入いただきたいですね。

先の担当者の話だと、昔は、5キロ入りで、3ケタ価格で卸売できたようですが、今は、全然ムリ、とのこと。ホタテ自体が、輸出メインの食材になってしまいましたので、例の中国問題があるにせよ、昔のお安い価格で手に入れることは、今後も難しそうですね。

昔話→愚痴話のいつものパターンで、今日のこの記事もお終いです。「スルメイカ大量水揚げ。大型サイズの1パイ100円売りが復活!」みたいな、景気のいい話を書きたいものです。夢語りで、今日はここまで。モリ介でした。